2月7日は久々に海へ行ってきました。お世話になっています「カヤックコウノトリ」のツアーで友が島へ。ここは初心者の頃、高く複雑な波に翻弄されて逃げ帰ってきた場所。そのうちまた漕ぎに行こうと思っていたものの、今まで行かないでいました。丁度ツアーがあるという事で参加させていただきました。参加者の艇を聞いて、やはりリジット艇が多いとのことなので、四号艇カサラノがベストの選択といいたいところですが、難所「友が島」へカサラノで行く腕は今の僕にはありません。ということでドック入りから戻ってきた壱号艇シーショアで参加。スピードの出るタイワープパドルを持っていくことに。そしてラダー・・・・悩んだんですが、組み立て撤収手順増えるし「まあいいっか」と思いもって行きませんでしたが、これが大失敗。それはともかく書いてみます。
今回のツアーはTSさんも参加されると言うことで、家の近くで拾ってもらい、一路出撃場所へ。TSさんは今回はカフナである。「こういう場所こそラダー要りますよ」というTSさんの言葉に早くも後悔気味の僕。そして車酔い大丈夫ですかとの優しい言葉。この間の死にかけた車酔いを気にしていただいている。あれは本当につらかった。山道でなければ問題なしだ。そもそも今回は4時間眠れたので大丈夫。
出撃場所のには予定よりずいぶん早く着いた。一番乗り。準備している間にもどんどん参加者が集まってくる。皆さん早い。今回は諸般の事情により、シーショアを河野さんにカートップしてもらい、持ってきていただいた。気分はリジットユーザーである。やはり楽だ。
艇はリジットが多く、ファルトは僕のシーショア、TSさんのカフナ、それ以外はエルズミア480、スペリオ400、クレッパーのタンデムと5艇。記念に並べて撮影。やはりファルトは見ごたえがあるなあ。しかし全艇を見渡してみても「緑」系の色は無い。緑系はめずらしいのだな。そう考えるとフェザークラフトのティール色がなくなるのは残念だ。
参加者と艇を見て。総合的に勘案するともっとも遅いのは僕ということが決定。艇としては4mと短めのスペリオ400が一番遅いだろうが、乗り手が「漕げる」と河野さんがいう今回のメンバーでも随一のKさんとの事なので、私がドンけつが決定したのだ。まあ最近はちょい漕ぎばかりなので、丁度いいかもしれない。
準備完了後、予定より早く出撃。出撃場所を出てすぐに波が高くなる。久々の高めの波はなかなか楽しい。シーショアはやはり穏やかな状況より、波のある状況で実力を発揮できる艇だ。

加太ノ瀬戸にさしかかると、波は逆に穏やかに。まあ要するに浅いのと返し波の影響もあり、陸地近くでは高かったというところだろう。瀬戸を無事通過して、地の島につくと、北よりのうねりが島に当たり、その返し波の影響もあり、波が高くなる。その波をいろんな方向から受けてシーショアを試してみる。なかなか面白い。そして他の艇を見つつ、参加者と時に談笑。
さすがはクレッパーのタンデム、余裕の安定感。シーショアは今回のツアー参加艇では2番目に安定感が高いが、その比ではない安定感。そしてリジットのシーカヤックをみると明らかに余裕の流し漕ぎ。僕にとってはいつもより速いペースだが、リジットのシーカヤックにとっては遅めのペースだろう。6km弱くらいの巡航速度か?写真を撮るたびに、一番最後尾あたりに来てしまい、また漕いで着いていくのは結構大変だが、ブログ作成者の宿命と割り切り、そしてトレーニングと割り切れば問題は無い。がウェザーコッキングは別だ。特に潮流の強いところはダッシュ漕ぎが要求されるが、ラダーを持ってきてなかったので、トップスピードになったと思ったら、進行方向からずれてしまい、そのたびに修正、減速と、まさに修行の展開。いらいら感は募る?ばかり。精神的に結構な苦痛である。
地の島の北側の端に来て、ついに今回のメインイベントとも言うべき中ノ瀬戸だ。河野さんのリードで中ノ瀬戸を渡る。最強の場所を避けて、北寄りに。単純な波高ではここがこの日一番高かった。シーショアの安定性を試すにはばっちりだ。無事中の瀬戸を渡り、虎島を、回りこんで少し行ったところの浜で休憩上陸。
そこでクレッパーに試乗させてもらう。スターンは河野さん、僕はバウに。まず深い!とにかくデッキが高いのだ。その分荷物は結構載るだろう。そして足元が相当広いので、長時間漕ぎが非常に楽そうだ。で噂のシートであるが、これはファルトのシートとしては恐らく最高レベル。実際、所有者のHさんに聞いてみたが、長時間乗っても腰も尻も痛くないとの事だ。さすがはクレッパー、遠征を視野に入れているメーカーだ。あまり書きにくいことだが、シートに関しては国産より外国製のファルトメーカーが上だな。
十数分位だったかな?休憩すぐ横の沖ノ島を時計回りに回って行くことに。
遅ればせながら、咲洲キャナル漕ぎの後、カヤックコウノトリでの事について書いてみます。
エルズミア570について
エルズミア570
艇長570cm 幅82cm 重量27.3kg(ラダー込み)
道頓堀や武庫川でご一緒したKさんとエルズミア570について話してみた。このサイズにしては驚異的な軽さだ。そしてザックに収まった状態をみてそのコンパクトさに驚かされる。重量的にはともかくコンパクトさは「電車行」に有利だ。ちなみにオプションのスプレーカバーは、2人用しか設定が無いということからも分かるようにこの艇は完全なタンデム艇である。まあこれくらい長ければあたりまえではあるが。
今回は諸般の事情で艇を組み上げることはできなかったが、フレームはオーソドックスなアルミフレームとのこと。リブもアルミで特にキールやリブが二重管では無いとのこと。リブは一枚だけハーフリブ(上が開いているタイプのリブ、クローズド?タイプに比べて強度は落ちる)その他は全てクローズドタイプ。このことからこの艇は恐らく「荷物を積んでタンデムで長期のツーリング」を狙える艇ではあるが、相当の波高が予想される「極地遠征」や「外洋の連続した島渡り」をねらった艇ではないと思われる。
例えば我が六号艇の「K2エクスぺディション」であれば、ガンネルとキールは頑丈な角のダブルフレームとなっており、リブはアルミより強度の強い樹脂製でかつリブによっては補強で金属パーツがネジ止めされているとかなり強化されている。どうでもいいが、最近K2のフレームの「ごつさ」が僕のお気に入りだ。それはともかく、エルズミア570は、特に強化されているわけではないオーソドックスなアルミフレームを採用している時点で、ハードな遠征目的というより「このサイズにしてこの軽さ」という点が売りのファルトであると思われる。
実際その軽さと長さ故、相当スピードが出てカヤックマラソンでも活躍しているとか。僕ならやはりこの軽さを生かせて電車で持って行き、誰かと漕ぐだろう。ちなみにこれくらいの重量の艇は電車行に慣れている人でもしんどいが完全なタンデム艇である。ゆえに、集合地点までいけばパートナーにある程度荷物を持ってもらえば、後は楽である。それとも前もって半分パーツを預けておくという手もある。そうすれば重量は一人当たり14kg以下となり、アルピナ2−430より楽ということになる。
仮にパートナーが女性の場合。そりゃあなたの男を見せる時だ。そのたくましさに相手が嫁なら惚れ直すかも、彼女ならより二人の仲が深くなるかも。女友達なら絶大なチャンス!?やせ我慢も時には男には必要ということか。ま僕みたいに女性を誘うこと6度、全て断られている(前の彼女も含む)者にとっては行くだけも羨ましい限りさ。
そしてパートナーが非協力的な場合。実はその可能性は低い。いままで非協力的なカヤック乗りを見たことはないのでご安心を。そんな人がいたとして、その人とタンデムを漕ぐということがそもそもの失敗である。
まあ実際乗ってみないと分からないが、この艇はなかなか良さそうだ。そもそも以前は僕も購入を検討していたくらいだ。しかしこのサイズのシーカヤックファルトであるので、どうしても売れ数がボイジャー等に比べて上少ないだろうから、もっている人の絶対数が少なくなる。所有している人がもっとブログにでも書いてくれれば、より情報が得られやすくなるのだが。日本人が所有している数ではK2よりもエルズミア570が多いだろうが、ネットで出ている情報ではK2が多い(といっても情報量は少ないこと少ない。頑張って?僕もK2について書くことにしよう)。
個人的に言うとフレームを強化したEXバージョンなんかも出て欲しいが、まあそれは難しいだろう。
その内機会があれば乗ってみて、インプレを書いてみるとしよう。
この写真はエルズミア570所有者のつるきちさんによる船体布の天日干し。そのでかさがよく分かる。なかなか面白い光景だ。近所の方の感想をお聞きしたいものである。しかしファルトのアピールになっているのでなかなか良いことであると思われる。
麻薬の如く
カヤックにはまるといろんな艇が欲しくなる。僕もすでに8艇だ。これで打ち止め・・・しかしカヤック乗りのこの言葉ほど信じちゃいけない言葉もないくらいだ。そういえばこの日いろいろ話させていただいたKさんもダッキーやファルト合わせて僕以上に所持されていた・・・・。因みにファルトはフジタカヌーではシーショア、アルピナ2−460、アルピナ310そしてアルフェックアリュート。それ以外もただ今検討中とか。
TSさんはフェザークラフトのカフナを手に入れ、その少し前にナノックのマナティを手に入れすでに4艇。次はノア470ですか?その前にマナティの進水式ですね。それはそうと僕もイナゾーン220、いつ進水式するのだろう?
よくご一緒いただくウィスパー乗りのKさんもそういえば結構所持されている。その内、ウィスパー2艇持っていたところに、ウィスパーEXを手に入れられて、ウィスパー3艇と。個人所有でウィスパー3艇は日本ではただ一人か?おまけに最初で最後のウィスパーXP「ライトスキン」。ライトスキン仕様のウィスパーXPは取り扱いは不可である。
そういえばあの伝説の「カサラノサミット」参加者でロール狂のナオさん(カサラノ三兄弟の三弟)も気が付けばレーシ艇やウォーターフィールドの「スパルタンナイト」なんか持っていたりして、すでに6艇目くらいか。
そんな話を聞いていたところに。ギリシャ財政不安とかでユーロが急落、円高に。うっかりノーティレイの「レーシング」ファルトを個人輸入してしまいそうになった。「これで打ち止め」「これで最後」「当分は買わないよ」というカヤック乗りの言葉は信じてはいけないのだ。
1月31日はカヤックコウノトリのイベントで咲洲キャナルを漕いできました。ここはATCの目の前にある水路。無断で漕いではいけない場所ということで、丁度いい機会なので参加。艇はレンタル、当日は雨模様、漕ぎ時間10数分程度でしたが、意外な面白さがありました。それでは簡単に書いてみます。
10時頃に現地到着。参加者はすでに集まっていて準備は完了していた。僕が一番最後かな。艇はリジット、ファルト、ダッキーと様々。後先決め手2組に分かれて乗ることに。僕はアルピナ2−430。Kさんとタンデムで乗る。乗れる艇を見て、これかそれとも「POINT65」のレクレーション?艇かどちらかに乗りたいなと思っていたので丁度良い。
段差はあるものの先に浮かんだ方のサポート等もあり皆スムーズに乗船。ちなみにアルピナ2−430なら1m位の段差なら問題なく乗れる。
出発場所は水質がもうひとつだったものの、少し行くと意外と水質が良くなってきた。のんびりATCなんかを眺めながら、他の方々と談笑。皆さん、それぞれ勝手知ったる仲どうしということで、はしゃぎまくる。大の大人が子供のようになるのはカヤックのいいところか。相変わらず?ファルトの優しい柔らかな乗り心地のよさを少しの時間ながら満喫する。意外とここはいいところだ。
河野さんもたまにここでこういったちょい乗りイベントをやろうかなと言っていた。家族連れなんか非常にいいのではないだろうか。
先発組みの僕は上がってから写真撮ったり、他のメンバーと話したりして過ごす。天気は晴朗ならずとも、波は無し(当たり前か!)、心は安らかといったところ。水路の向かい側に会社員の方がこちらを見ている。歩道を歩いている人も注目している。ここでやると目立つしかし、もう少し人通りが多ければカヤックのアピールとしてはいいんだけどな。
終了後は片付けしてからカヤックコウノトリへ。短い時間ではあったがなかなかどうしていいものであった。それはそうと今月は3回目の出撃、しかし総合漕行時間4時間半程度。まあでも僕は漕ぐ距離や時間はどうでもいい。その目的を達すればそれで満足するタイプだ。といいつつそろそろ30km程度は漕ぎたいなと思っていたりもする。人間心理というものは複雑怪奇であるなあ。
と簡単にまとめてみました。次はカヤックコウノトリ店舗で聞いた話や思ったことを何本か書いてみます。
今週は週初から体調もうひとつで、昨日は仕事するのも大変でしたが、なんとか立ち直りました。しかし今日は春先の様な気候で、いい天気でした。気が付けば午後5時過ぎでもそんなに暗くは無い時期になりました。電車行という最も時間制約のきつい方法をとっている僕にとっては、これから段々やる気の出てくる季節になってくると言えます。
それはそうとドライスーツも帰ってきたということもあり、2月からは海に行きます。
今日は七号艇「イナゾーン220」のフィッテングパーツ取り外しをしていました。大体とったので大分コクピット乗り込み柄苦になりました。それでもこれ以上窮屈なのは勘弁して欲しい状態ですが。僕はどうやらフリースタイル競技者にはなれそうもありません。
さてどうでもいいことですが、とある方から「ツーリング記録を2回に分けてよく書けるね」と聞かれましたので、その辺を少し 。当方、何度か書いているのですが、ツーリング記録を書くのは苦手です。自分が本の少し前に体験したことを書く、その退屈さはいかばかりか。まさに日記といったところ。他の方々が書いた記録はもちろん楽しく読ませてもらっていますが・・。
しかしツーリング記録はカヤックブログの基本とも言うべきであり、義務?的なところのあるので書いています。本当は2ヶ月くらい経ってから書いたほうが楽しいのですが。まあしかし2ヶ月たったら結構忘れているかもしれませんが。
ということでしんどい思いをして書いているので、力尽きるような感じで途中まで書いてアップ(前編)、そして残りを投げやりな感じで(笑)アップ(後編)となっているわけです。けっして好きで前後編に分けて書いているわけではありません。ただキャンプツーリングなんかはあえて分けていますが。
ほんとツーリング記録がすいすい書ける人が羨ましい?です。
FRP工場で聴いた話の中で特筆すべきは、3.4mのA−1(FRPのリジット艇)。小学校の授業にカヤックが採用され、子供でも持てる軽いカヤックがあればということで作ったとのことだが、もちろん大人でも乗れる。12kgだったかな。川や湖のちょいこぎならこれで十分か。そのうち一度乗せてもらいたいものだ。後はすでに生産中止になっているB−1(写真右)。一言で言うと「おしゃれなシットオンタイプのカヤック。シットオンにハーフカバーが付いたタイプで「妙にかっこいい」のだ。これそこそこ需要がありそうな気がするのだが・・・・。
次は船体布加工場所へ。まさに反物屋かいな?と思うほどの様々な色の船体布が所狭しと並んでいる。カヤックの船体布だけでなく、スプレーカバーなんかも様々な色を作れるので(ちょっと料金プラスだがしれている)、気分転換にアルピナ2−430のスプレーカバーを作ってもらうかと検討中。パールシルバーの船体布色にコーラルピンクかそれとも、思いっきり合わなさそうなパープル。そういえばスプレースカートも出来るんだったかな?これは確認してみよう。
その後は恒例の焼印押し。上手な方、もう一つの方、成功しても失敗してもわいわいがやがややりながら、各自好みのもの(キーホルダー、コーミングフレーム、ネームプレート状のもの)に押していく。僕は今回出来上がっていたキーホルダーをいただいた。3年前にいただいたキーホルダーが大分摺れてきたのでもう一つもらっておこうと思ったからだ。このキーホルダー結構渋い。
すでに昼をまわっているので、食事の時間。各々適当な場所に座り弁当をいただく。TSさんと2月に行く場所の打ち合わせ(やっとカサラノ新ペダルが試せるな)やその他もろもろ話をする。左隣に座られた方がシーショアユーザーであったのでまた話させてもらう。そして僕が座った場所には藤田清氏もいらっしゃったのでTSさんがいろいろ質問されていた。そして食事後、河野さんが藤田さんとのツーショットを取ってくれることに。なんか結構照れました。私はまあまあシャイなのです。
その後、木津川ツアー参加の方はツアーに、で僕は友達2人と今回は参加せず、温泉に行くことに。参加者に別れを告げ、3人で温泉まで歩く。非常にのどかな景色を見ながら、やはり想いを馳せるのはこういう場所で海に近いところ。ああ、ほんと移住したい。都会は「ヒマ」なのだ、仕事は今年はなかなか忙しいけど、心が「ヒマ」なのだ。しかし本当にのどかで癒される景色だ。一人なら一時間くらい適当にほっつき歩きそうだ。
笠置の「わかさぎ温泉」にのんびりつかってから、笠置駅まで歩いて行き、電車の時間までぶらぶらして後、ホームに行くと、木津川にはカヤックの集団が。丁度ツアーの一行と時間が合った。えらい楽しそうではないか!工場見学メインの僕だが、やはり来年はツアーも参加することにしよう。まあ正直に言うと、今年は天気がえらい良すぎるのだ。毎年工場見学の日は雪や曇りで寒い日が多かったからなあ。
というわけで当方の「オープニングイベント」とも言うべきフジタカヌー工場見学に行ってきました。相変わらず楽しいものだなと改めて思います。アルフェック乗りやフェザークラフト乗り、パックボート乗りにかかわらず結構楽しめると思うので、三叉かれたことの無い方は、 所有艇のメーカーにかかわらず一度参加されることをお勧めいたします。







