以前に参号艇「クイーングース」を譲る話をしましたが、それから別にたいした理由がないのですが、伸び伸びになってました。でついに別れの時に。その前に念のため、点検をかねて屋上で組み立ててみました。まあ致命的な問題点は無し。そのままツーリングにすぐに出れる状態でした。まあちょっとほっとしましたね。
フジタカヌー製なのでやはり組み立ては簡単。四号艇アルピナ2−430よりもやや簡単といったところでしょう。組み立て時間は15分切る位かな。それはそうとしかしウッドフレームってのはやはり味がありますね。一言で言うと「優しい」といったところでしょうか。これに妙に合ってるのがチャインの「塩ビパイプフレーム」。強度は強くないので組み立て注意ですが。
さて新所有者の元でどのような人生ならぬ舟生を送るのでしょうか?まあしっかり使われて欲しいものです。押入れに眠ったままのファルトはやはり可哀想です。
これにて当方はファルト6艇所有。
壱号艇シーショア
弐号艇SS−1
参号艇アルピナ2−430
四号艇カサラノ
五号艇パフィンスポーツ
六号艇K2Expedition
となります。まあどれが何号艇なんて、僕以外誰も気にされていないと思いますが(笑)。
ウィスパーXP(エクスぺディション)
艇長4.75m 幅58.75cm 重量18kg
インプレッションを書く前に、この艇が発表されたとき、多くのフェザークラフトユーザーが思ったであろう事。それは「ウィスパーにラダーつけちゃうの?」。もともとウィスパーとカフナを比較して艇を検討される方が多いのだが、ウィスパーとカフナのもっとも分かりやすい違いはラダーが装着できるかどうかだった。形状的にウィスパーはラダーを付けることが出来ない。がユーザーの「ウィスパーにラダー装着できるようにしてよ」という要望が多かったらしく、ついにエクスペディション(XP)が出来たということらしい。
さて基本的な事を。フェザークラフト社製の名艇「ウィスパー」のエクスペディションタイプ。内容が重複するが、ノーマルとの違いはラダーが付いて、スターンの形状が違い、デッキバーに沿って補強されている。
試乗インプレ。当日は波は殆どなく、風はそれなりにある琵琶湖で乗った。穏やかな湖上での乗り味はウィスパーと変わらない。スピード速く、操作しやすい。乗っていてかなり楽しい。風に対して強いのもノーマル譲り。そしてラダーを落としてみる。ほんと面白いくらいにラダーが効く。右に左に蛇行しつつ漕いで遊んでみた。操作性の高いウィスパーとラダーの相性はばっちりだ。ラダー嫌いなKさんもつい「ラダーいいかも」とこぼしてしまったくらい。僕もついつい「こいつはたまらん」と口走ってしまったくらい。ラダーの効き具合もあるが新ペダルの効果も大きい。かかとを踏ん張りながらラダー操作出来るのは素晴らしい。
スターンの形状がノーマルはそりあがっているのに対し、XPは比較的真っ直ぐであるので、大きな追い波の中では違いが見えてくるのかもしれない。一度荒れ気味な海で乗ってみたいものだ。
試乗艇はセーリング用のホールも開いていた(オプション対応)。ウィスパーXPは将来的にセーリングも対応とのこと。
さて総括。もともとかなり次元の高いバランスの取れた艇であるウィスパーにラダーが付いちゃったということで「ちょっと反則じゃないですか」といった感じを受けた。性能や安定性、重量等を勘案するとファルトのシーカヤック中最高レベルではないかと思えてしまう総合性能を持った艇だと個人的に感じた。そう隙が無いのだ。
ノーマルのシンプルなウィスパーかそれともXPか、もしくはカフナか。フェザークラフト艇を検討される方の悩みがまた増えてしまうだろなあ。
車道から少し上がった場所にグランストリーム新店舗があった。古民家をリフォームした母屋と渋めの蔵が見える。いい雰囲気だ。蔵を見せてもらうと中にはフェザークラフト艇がずらり・・・手前からウィスパーXP、ウィスパー、カサラノ、カフナ、そしてあのジェットストリーム。そしてフィッシング用のボート、一番左手はK2。まさに試乗艇の艇庫となっている。フェザークラフトのシットイン(要するに普通のカヤック)タイプ、デッキ色の「ティール」が今回廃止されることになったのだが、実はフェザークラフト社が採用をやめるのではなく、生地を作っている会社が作るのをやめるとの事だ。まあ仕方ないとはいえ残念だ。
その後着替えを屋内でさせてもらった後、戸を開けて屋外にでると、丁度そこにはKライトをこよなく愛するFKさんが見えられた。ちなみにカフナとシットオンタイプのジェミニも所有されているが、Kライトが一番好きとのことだ。丁度ドライブがてら、奥さんと寄ってみたとのこと。
それから店に初入店。大瀬さんの奥さんにコーヒーをいれていただき、一息つきつつもじっくり見せてもらう。古民家ということでなかなか渋い内部だ。写真は撮っていないが、天井との間、梁を利用して屋根裏部屋も作れそうだ。いろいろとリフォームしていけそうなところも面白い。そしてこの家とそこにずらりと並ぶカヤック用品が結構マッチしている。その中でカヤック談義。大瀬さんはペダルの加工をしたりユーザーの質問に答えたりと忙しい。
それから家の敷地裏もみせてもらうことに。独特の雰囲気ある庭園、そこを抜けて短い坂を上がるとテントが沢山張れそうな平地、木立もあって「ヘネシーハンモックテント」を張るのに良さそうだ。この辺の山は猪や鹿、猿が駆け回っていてたまに降りてくるとか。いやほんとワイルドな環境だ。
その後は引き続き作業だったりフォワードストローク講座が始まったりといろいろ楽しみつつ時間を過ごす。ペダルの改造が済んだ後は、ラダーケーブルの調整、そして分解。すでにその頃は外は真っ暗。家の明かり等で「ハーフブラインド」状態の分解。ヘッドランプ持ってくるの忘れたぞ。やはり今の時期、ヘッドランプは必要だ。がまあ何とか手伝っていただきながら分解を完了し、店舗の中にもどってカヤック談義再開。
パドルの話、ドライスーツやレイブンパンツ等の装備の話、その他いろいろ話しつつ時を過ごす。相変わらずレイブンパンツは人気があるみたいだ。カヤック乗りだけでなく釣り人が購入するとか。足が濡れないってのは、寒い季節快適だからなあ。僕もそろそろこいつをはきはじめるとするか。
ドライスーツのガスケット修理についても相談させてもらった。当方所有のパーム「スティキーキャニオン」は古いタイプなので足首がガスケットタイプ。これをソックスに変更、そしてネックのガスケットを交換。何故か手首のガスケットはまだ使える。ドライがあればカサラノを冬場漕げる。ロールは・・・・・どうしようかな?
楽しいときの経つのは早いもので、すでに6時30分をまわっていた。KさんはFKさんに送ってもらい、僕とFさんはマキノ駅まで大瀬さんに送っていただき帰宅の途に。えらい充実した濃い一日であったなあ。
11月3日はお世話になっているグランストリームにカサラノペダル改造に伺いました。その前にちょいと奥琵琶湖を漕ごうということで、こちらもグランストリームに用事のあった関東にお住まいのウィスパー乗りKさん、そして今日はKライトを持ってきたFさんと私3人でちょい漕ぎしてきました。出撃艇はもちろん五号艇カサラノ。それではまずツーリングを書いて、その次にグランストリーム訪問記を書いてみます。
前日、天気を調べるとやはり悪い。これはKさん用事を今度にして見えられないんじゃないかと思い、メールする。
「ウィスパー郵便局止めでおくっちゃったよ」
やる気まんまんだ。本当に漕ぐんですか!北風強めでかなり寒く、一番まずいのは雨が降ること。
当日JRの湖西線近江舞子駅にて偶然Fさんと遭う(リンクさせていただいているmusakichi Canoe製作者)。カヤックを収めるには小さめのザックに、本体及び装備の全部が入っているのには驚いた。Kライトはコンパクトだ。そのままマキノへ。マキノ駅にてKさんとも遭い聞いてみるとやはり漕ぐき満々だ。さすがだ。僕もその敢闘精神的なところを見習わなくては・とりあえずコンビニに寄って昼食を買い、マキノにて組み立て出撃となった。組み立て途中で何度も天気がかわり、時に小雨や突風気味の風が吹く。下手に沖に出ない方がよさそうだ。
しかしFさんのKライトは15年経っているとは思えないほど綺麗である。コクピットコーミングがアルミなのも面白い。 Kさんのウィスパーライトスキンは今回リブを8枚付けている。ウィスパーは4枚リブだったのが、これからは6枚リブとなり剛性がアップすることになった。4枚から6枚に改造もしてもらえるのだが、4枚リブのうち1番と4番は使わなくなる。がそれを漬けようと思えば付けることが出来るので、8枚リブウィスパーとしても使えるのだ。剛性大幅アップだ。
それからKさんがとある方にお願いしている3Pのグリーンランドパドルの試作品をお借りして試すのも今回のツーリング目的のひとつであった。陸上で持ってみるとやや重い。しかしなかなか面白い構造をしている。さてどんなものか?
さてそろそろ12時近い、出撃だ。一旦湖面に出ると、さっきのやる気のなさは陰を潜めて俄然やる気が出てくる。カヤックはやはり楽しいものだ。紅葉はまだまだの景色を眺めつつ、岸沿いに海津に向かう。こんな天気なので湖上には誰もいないかと思いきや、海津に近づくとフェザークラフト艇が3艇。そのうち未確認フォールディングカヤック発見、あいつは何者???
Kさん「ウィスパーのエクスぺディションですよ」
おおっとこんなところで出くわすとは。グランストリームの試乗かもしくはツアーであった。しかしウィスパーXPの試乗艇がすでに来てたのね。
とりあえずお客さんに挨拶をしたあと僕は海津の浜辺に向かい上陸。そうあいつを試すときがきた。それは「インターバル撮影」。こいつを使えばソロ漕ぎでも乗艇時自画像が取れる。でカメラセット、撮影スタート。下の写真4枚がそれ。しまった逆光だ。ただこの撮影モードを使う前に一枚べきであったな。
その後、大瀬さんに挨拶し予定の3時まで時間がまだまだあるのでこの辺をもう少し漕いだ後海津大崎に向かおうと思っていると、大瀬さんが「ウィスパーXP」適当に乗ってもらってもいいですよ」とのありがたいお言葉。もちろん遠慮なく乗らせていただくとしよう。
さてその前にリブが増えたKさんのウィスパーに試乗させてもらう。このリブ増加は大体のウィスパーユーザに好評をもって迎えられているが、中にはあまり変わらないという方もいる。果たしてどうか。で乗ってみると、まず思ったのは操作性がよりクイックになったような感じがするといこと。リーンを思いっきりかけて外傾ターンで回ってみると分かった。これいいんじゃないか?Kさんのは8枚といのもあったのかもしれないが。後で大瀬さんに聞いてみると、やはり波のある中では分かりやすいとの事だ。それから体重の重い方や荷物を多く積んで漕いだりすると違いが分かりやすい。あとスタンダードスキンよりライトスキンが分かりやすいとの事。
さて次にウィスパーXPにいよいよ試乗。前から乗ってみたかったんだよね。で書くと長くなるのでインプレッションとしてまたそのうち書くとしよう。簡単に言うと「これ反則じゃないんですか?」といったところか。ちなみにペダルは、今度カサラノにつけてもらうペダルと同じ「ピポット式」ペダルである。このペダル、以前のペダルより遥かに使いやすくラダー操作もしやすい。一発で気に入ってしまった。まあこれもそのうち書いてみます。本当にとブログのネタがどんどん増えていく・・・・。
僕はウィスパーのXP、FさんはKさんのウィスパーをお借りし、Kさんは僕のカサラノで大崎に向かう。時々やや強めの追い風が吹くが、問題なく大崎のいつも上がる浜で上陸。
その後引き返すときに、カサラノとウィスパーXPを交換して海津のグランストリーム近くの浜に向かう。カサラノとウィスパーの違った乗り味を十分楽しんで、海津のグランストリーム近くの浜で上がる。
そして肝心の3PのGパドル試作品はやはりやや重めなのだが、漕いだ感じは悪くないので、これが軽くなるとかなり良さそうだ。Gパドルの1Pに興味を持ち始めている私だが、3Pの軽い奴なんて作ってもらえるなら・・・。やはり分割できるのは魅力だ。といいつつ1Pの軽さも捨てがたい。あと1Pあると車でカヤックに行く気にもなるだろうし。3PのGパドルについてはこれ以上は書けないので聞かないでください(笑)。

浜に到着後、3時頃までのんびりした後、大瀬さんに案内してもらい、いよいよグランストリーム訪問となった。
この連休中に、ついにやって来ました、「冬将軍の露払い」が。以前も書きましたが、もう少し経つと多くのカヤック乗りが冬眠に入りますが(といっても冬場は他のアウトドアスポーツをされているアクティブな方が多いです)、僕にとってはシーズンインとなります。出撃回数は少なくなりますが、場所を選び装備を整えれば、冬は風を読みやすいのでそんなに問題ないんですが。といっても誰にでもお勧めできるわけではありません。
それはそうと、お世話になっている「バイエルン」の河野店長が、このたびAOKIカヌーワークスを退社され独立されることになりました。今年12月中に新しい店をオープンされる予定です。大阪市内と聞いてますが、さて何処なんでしょう?ひそかに三宮あたりだったらいいなとは思っていましたが、さすがにそれは無かったですね。なにはともあれ、さらに独自色の出るショップになることは間違いなしでしょう。強烈なというよりも奇天烈なツアー展開?は必至かな?
気が付けば、当ブログも平成20年4月25日以来アクセス集計してから、来訪者数がついに10万件突破!途中比較的まともなブログから脱線し始めてから、アクセスが落ちると思っていたら、逆に上がってしまったという、嬉しいやら面白いやらです。これからもちょくちょく更新しますので、暇な時間にでも見てやってください。

















