ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 さてとえらい遅くなってしまった。慣れたとはいえ毎度この時期は「あれ」があるので疲れるなあ。


 エアリスインフレータブル

 艇長 330cm 幅 79cm 重量 9kg(名称、サイズ関係は要確認)


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 カヤックコウノトリの河野さんに、「オルカヤック」に試乗させていただいたときにもう一艇試乗させていただいたのがこれである。はよ「書け」と突っ込まれそうである。一言でいうと、SUPみたいなインフレータブルシットオンのカヤックである。

 
 ハイボード採用しているので、剛性高く、ダッキーらしからぬスピードが特徴。そしてダッキー故のコンパクト収納および軽さが魅力。オルカヤックも大概楽だが(組立分解)こっちはなんといってもコンパクトさでは勝る。まあダッキーですし。


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 乗った感じもなかなかよい。速いのもいいが、シットオンのあののんびりした感じがよいものだ。安定性は良いが、普通のダッキー程ではない。これは素材故でしょう。ハイボードってのはやはりすごいもんだ。ダッキーなのに海で使える点が素晴らしい(まあのんびり穏やかな時にだが)。実際動画もアップされているので、確認されたし。

 ハイボード(ハイプレッシャーボード?)といえば私がカヤックを始めてそんなに経ってない時期に「カタマラン(双胴船)」タイプが出るという話を「大阪アウトドアフェスティバル」(今年は3月7日と8日、ちょいと行ってきます)で聞いて心待ちにしていたのだが、結局発売されず仕舞い。あれを手に入れていたら、当方のラインナップも結構変わっていただろう。

 しかしいろいろと変わったカヤックが出てきているが、「際物」どころか十分戦力になるのがいいところである。

 さて次はフジタカヌーの」アルピナ450ハイブリッド「本気海漕ぎバージョン」についてちょっと書いてみます。

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さてインプレッションである。実は仕事もあって試乗時間は15分あるかないか。なので簡潔に書いてみる。

 
 安定性

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 エアチューブがなく、形もはっきり出ている艇なので、安定性が低いと思いきや

 一時安定性 まあまあ。普通のファルトよりは無いが、問題ないレベル。
 二時安定性 予想以上に良い。抜群。しっかり粘れる安心感。

 乗り味


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 ファルトというよりもリジットに近い乗り味。結構新鮮。

 

 操作性その他


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 直進性よし。リーンは膝をかけるところがないので、太ももでかけるとは河野さん談。膝でかけてた私には練習。掛けると結構曲がるかな。スピードは結構速い。これも素材ゆえか。
 
 


 感想その他


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 ファルト乗りの私にはファルトの乗り味がベストだが、これはこれでなかなかいいかな。
 シートが簡潔なので、個人個人で工夫が必要か。もう一枚下に引くなりしたほうが、長い時間乗るのはよいかと。スプレースカートは標準装備ではないが、つけることができる。シーソックもおそらく。エアチューブが無いのでシーソックはどうしても欲しいところ。

 折り目の耐久性はどうなんだろう?まあその辺もテストして販売しているはずなので問題はないだろう。

 この艇のもう一つの特徴はナイトパドリング時にある。プロモーションビデオがユーチューブにあるので、検索してみてほしい。まさに必殺技である。これは楽しい。

 値段が比較的リーズナブルなのも良い。

 とにかく工夫の塊というべきかシンプルの極みというべきか。まあほんとよくつくったよなあ。
 なんといっても日本の折り紙を参考にした、ある意味和魂洋才カヤック。

 その他参考までにカヌーの日記 鸛にて。ポリプロピレン2層構造なんだなあ。
 
 フォールディングカヤック、すなわち「折りたためるカヤック」。
 それゆえにいろんな場所へ持っていける、電車で行ける、宅配便で送れる、保管も場所をとらない、とまあ組立や分解の手間がかかるが、やはり魅力的なカヤックである。カヤック界ナンバーワンである。

 それはともかく、フレームと船体布、主にこの2つで主要部分が成り立っている、まさにファルトの標準といったところ。がその常識を覆すファルトが日本に上陸した。それが「オルカヤック」。まあカヤック関係の雑誌に載っていたりするので、ご存じの方もそこそこいるだろう。ちなみに取り扱ってるのはモンベルである。

 
 オルカヤック 艇長370cm 重量 12.0kg 幅 62cm

 あれこれ書く前に、写真を見ていただこう。これだ。

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 そう、本当に折り紙のように折りたたまれているカヤック。そしてこの船体布一枚で形はほぼ成り立っている。一応リブが2枚だけついているが・・・・。フレームさんどこいったの?というところか。

 この「オルカヤック」の「オル」ってのは日本語の「折る」なのだろうか?そもそも製作者は日本の折り紙にヒントを得てこのファルトを作ったとのことだ。そして「オル」は「織る」とも読める。「織る」は「紡ぐ」にも通ずる。まさか「あなただけの旅を紡ぎだす」なんてロマンティックな考えてつけた名前でもあるまい。単に「オル」さんのカヤックだったりして。

 しかし考えてみると、これほど「フォールディングカヤック」という意味にふさわしい艇もないのかもしれない。
 

 しかし折りたたんだ状態はちょっとおしゃれな芸術系?ってところだ。 

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 重量が11キロなので余裕だ。


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 と長々と書いたが、このカヤックをカヤックコウノトリの河野さんより試乗させていただくことになったのだ。そして香櫨園の御前浜に行ってきたわけである。実は腰をちと痛めていたのだが、そんなことは言ってられないのである。そして実は初漕ぎだったりする・・・・・。最初は一回で書こうかと思っていたが、もったいないので2回に分けて書くとする。実は組立以外にもこのファルトならではの「必殺技」があったりするのだ。
 さてインプレの続きといこう。

 ジェットストリーム

   

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 残念ながら生産中止である。生産中止艇のインプレをブログで載せる必要性があるのか?といえばそうなんだが、強烈な艇であるので書くとしよう。まああと私たちの世代で「ジェットストリーム」という名前なら載せねばなるまいな。

 フェザークラフトエアラインシリーズで最長最速、いやスピードはフェザークラフト艇随一を誇る、サーフカヤックである。もう丸太なのだ。ちょっとかっこいい「エア丸太」。一時安定性の低さはカサラノどころではなく、レギュラーカサラノのエア無未満で、ついでに試乗艇には膝にかける紐(だったかな)がついてなかったので、膝でのバランスは不可能。まさにユーザーが乗って沈することにより、ギャラリーの笑いを誘うような位置づけか?と思えるほどだ。

 そのあまりにも強烈な個性故に、売れ行きは芳しくなかったようだ。そもそもダグ社長がグランストリームに試乗艇があるとは思っていなかったみたいだ。

 当初乗る予定はなかったものの、勇敢なる戦士たちが何名か乗っているうちに、カサラノライダーのKさんにも煽られて、乗ってみることにした。しっかりと戦士たちのアドバイスを心に刻み(服装が今の琵琶湖にそぐわないので、沈すると厳しいのだ)、沈してもすぐに上がれるように、岸沿いを2往復。

 一時安定は予想通り低く、重心が少しでも動くと、しっかり反応。遠くを見て漕がないと、うっかり水の中にはいりそう。しかし速く、かなり面白い艇だ。ほんと丸太だ、丸太。かつて丸太を舟に仕立てて海を渡った先人たちの気持ち、興奮が少しわかったような。非常にきつい日々の中、丸太舟を漕ぐときは、それは相当の癒しになったんじゃないかなんて思ったものだ。

 まあでも静水でこれだから波の中では大変だろうな・・・。しかし乗った人は「面白い」を連発。強烈な印象的なカヤックである。でも生産中止・・・。


 
 
 

 K2、ウィスパー、カフナ等をまとめて

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 このままではフェザークラフトミーティングネタでその10くらいになりそうである。ので一気に?行くことに。

 艇の長さに因る長所短所である。

 長いほど艤装、オプションがつけやすく、大きいほど荷物も積める。これは言うまでもない。
 しかし小さな艇に比べて大きな艇は強度を出すのが大変だとのこと。まあこれも想像できる。

 一番人気のあるウィスパーは艇長470cmちょっとであるが、この長さは艇に「ロッカー」をつける場合、これくらいは欲しいという長さらしい。ロッカー(反り)がつくことにより直進性は低くなるものの、波に強くなり回転性は上がる。470cmくらいあれば、直進性も保ちつつ、その他の能力も保てるという絶妙な長さなのだろう。ウィスパーの絶妙な操作性や気持ちよさなどはこの辺りにもその因があるのだろう。

 K2はファルト界最大級のカヤックであるが、海外では遠征に活躍しているというのは聞いている。いやまあ国内でも活躍しているが。この艇の潔さは、完全ダブル艇であることか。コクピットがオープンではなく、2つにしっかり分かれているので、「2人で乗れよ」という事だ。それはまあともかく、

 海外では「クイーンメリー」と呼ばれているとか。そういえばクイーンメリーってなんだろう。聞くのを忘れていた。
 まさか「女王羊?」そんなわけないか。まあそういう愛称みたいなのがついているという事は、活躍しているのだろうな。頼もしさは素晴らしいものがある。カヤックだけでなく、セーリングカヤックとしても活躍している。まあ一番の問題は、2人で行く艇なので、なかなか日本人的には使いどころが難しい点だろう。当方のK2も年に1度くらいしか出てない。

 それはともかく、ロマンのある艇である。

 カフナはもともと誰でも乗れる、エントリー艇として、小さなK1として開発されたとか。ということは大きなKライトという事でもあるか。450cmにしては結構どっしりしていて、そのくせ操作性も良いオールマイティーな艇である。まあこれかウィスパーあれば、普通のツーリングからキャンプツーリングまでこなせるので、どれか一艇フェザークラフトをとなるとどちらかってことになるのだな。
 カフナで結構ハードなツーリングもこなしている方も見かけられる。この450cmから後半くらいのサイズの艇は、いろんな意味でちょうどいいのだろう。 

 と考えると、カサラノとヘロンなんかはまあ突き抜けている艇なのか。まあカサラノは実際突き抜けていると思うが。

 その4へさて次で終われるかどうか、ちと難しいか
 まあしかし、いい感じでファルト熱が高まってきた。が今週末は天気わろし。
 それはともかく、ダグ社長によるカヤックのインプレッションである。それに私が思っていること等を加える。ということで以前書いたこととだぶることも。容赦されたし。ちょいと聞き間違え、私の解釈があやしかったりするかもしれないが、まあこのブログ自体怪しいもんなのでこれまた容赦されたし。

 当方が気になった艇、インプレ時間の長かった艇をメインに順不同で書くとする。
また箇条書的?に書いてみる。ということで自艇が出てこなかった方には申し訳ない。

ちなみに各艇のデータなんかは「はしょる」ことにする。




 ヘロンエクスペディション

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ヘロンだけの写真を撮り忘れた・・・・というわけでコースタルクルーザー(ヘロンのプロトタイプ)を載せておく。見た目は瓜二つ、性格は結構違う。

  K1の遠征力、ウィスパーの操作性と走波性?、カサラノのスピードを併せ持たせた遠征艇。
 ファルト界最強のシングルカヤックかもしれない。

 シングル艇としてロングトリップするのに最適のカヤック。まあソロで行くのにもロングには最適であろう。
 やはり狙うはハードな遠征か。しかしそもそも車で運ぶ分には大きかろうが、重かろうが問題なし。なのでデイツーリングでもどうといくことはない。これはファルトのシングル全般に言えることであるが。

 バウは鳥の「鷺」をイメージしたとのこと。バウのカーブを出すために(手作業)2か月かかる。これはダグ社長しかできない技。曲げる個所は8箇所。匠の技といったところ。

 そういえば、結構日本でも見かける。厳しめのツーリングにも使われている。乗り手の信頼を勝ち得ている模様。

 競合艇?ともいうべきK1との売れ行き差はどんなものだろうか?そういえば今年、寄らせてもらったグランストリームの試乗会にて、新艇のK1を見た。まだまだ最強のシングル艇の称号は譲れんという、何か熱いものを見たような見なかったような。
 
 ダグ社長は相当この「ヘロン」を気に入っているとのことだった。というより遠征艇としての集大成的なカヤックというイメージを話を聞いて受けたがどうだろうか?

 私が復活して、パワーアップして、休みが増えて、お金が増えて、うっかりヘロンを手に入れて、沖縄から奄美あたりの島々をソロで渡るという妄想を実は何度かしている。まあそういう妄想を掻き立てる何かがこの艇にはあるな。

 

 
 カサラノ

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 そういえば、今年乗ってない!
 日生辺りに久々に行ってみよう。カリスタもカサラノで試していないし。

 それはともかく、フェザークラフト社を立ち上げた大きな目的が「美しいカヤックを作る」というものだったとのこと。
 その点については「カサラノ」を作った時点で達成されたのだろうと思う。私はいまだにこれより美しいカヤックを見たことはない。

 ハンティングカヤック故にスピードがいる。という事でグリーンランドカヤックはこういう形になったらしい。
 しかしグリーンランダー?達はより安定性の高いカヤックを作ろうと思わなかったのだろうか。そのほうが猟はしやすいとは思うのだが。確かにスピードは重要だろうが。あの形が作りやすかった、呪術的な何かがある?とか他の理由もあるのかな。まあ沈しなければ、してもロールで上がれればOKという事か。

 オリジナルのグリーランドカヤックからカサラノを作るとき、ツーリングカヤックとして作り変える部分がなかなかむつかしかったとのこと。スターン側デッキはそういえば、オリジナルより荷物が積みやすいように上がっているな。オリジナルに近づけたいそんなあなたに「ローリングリブ」を。たまに普通のツーリングで使っていたりする私。

 本場の人たちとダグ社長が漕いだことがあるとのことだったのだが、オリジナルは結構回転するらしい。ラダーがオリジナルについていれば、喜んで使っているんじゃないかな?とのこと。

 ヘロンが出てきて、スピードでの優位性において、分かりやすく言うと「カヤックマラソン」で勝つため若しくは「速い」にカサラノを手に入れるという人が減って、ある意味純粋に「グリーンランドスタイル」「カサラノのカッコよさ」で欲しいという理由で手に入れる人が増えてきそうな。いやそもそもカサラノとヘロンはどちらが速いんだ。べた凪ならカサラノ、波があるならヘロンなのか?

 思っていたより長くなったのでここでその3へ
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