ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます


 電車で行く場合の道具と注意点について書きます。
 
  カヤック本体及び全装備を担いでいく方法もありますが、体力温存等を考えると荷物は増えるもののカート使用が良いと思われます。 


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 カートはその辺のホームセンターで買ってきたキャリーカートを使用してます。タイヤのサイズについては、大サイズは陸上移動が楽ですが、艇の大きさによって艇内に入れることが出来なくてデッキに積まなくてはならない場合があります。小サイズはその逆。
 ちなみに僕の場合ですが、デッキ上に物を置くのは風の影響及びバランスを考えるとあまりよくありませんので、陸上移動の快適性を少し犠牲にしても小サイズのカートで行く事が多いです。タンデム艇のように幅広で積載量が多い艇の場合は大サイズがいいでしょう。まあ個人の好みということで。


 カートには基本的に重量のあるカヤック本体を乗せて、ベルトで固定しています。ベルトは今では写真と違って長さ調節が簡単にできるタイプを使用しています。


 カートに本体を乗せる時は、写真のように背面をカートのフレームのある方向に向けてのせると、階段を上がる時に背負えるので楽です。


 初めは特に陸上移動でバランスを崩しそうになって、カートをこかしたり、タイヤが地面のでこぼこに引っかかったりで、ちょっと苦戦しましたが、慣れればどうって事は無いです。



 さて次は電車の選び方です。


 込まない電車を選ぶということです。あのでかい荷物を車内に持ち込むので、込んでる電車では気が引けますので。 
 
 行きはできるだけ早朝の電車で。そうそう混む事は無いでしょうし、カヤックを漕ぐ時間や準備時間を考える上でも重要な事です。


 帰りは速い電車は出来るだけ避けるほうが吉です。当方JR西日本を常に利用していますが、たとえば琵琶湖のマキノから変える場合、最速の在来線「新快速」でもマキノから京都までは普通に乗れますが、京都で多くの乗客が乗ってくるので、混みます。ですからいつもここで下りて、次に速い「快速」に乗り換えます。


 ユーザーの方のお住まいにより電車等の種類、込み具合等は違いますがまあだいだい速い電車が混みやすいでしょうし、ポイントとなる駅(乗降客が多い駅)というのも何度か行けばわかると思います。


 後は駅と出艇地間の距離が近い場所を選ぶ(当たり前ですね)事ですが、近いがあまり出艇しにくい場所の場合、バス等でより条件のいい場所から行く方法もあります。このあいだ赤穂をこいだ時、駅からバスで終点まで行って、その場所から出艇しました。以前は赤穂の千種川におりる細いコンクリートの階段を強引にカヤック担いで下りてましたが、足が滑ったらそのまま「どぼん」でした。


 思いつくままに書いてみましたが、どうでしょう、「電車でカヤック」未経験の方、簡単でしょ?こいつしつこいなあ、なんて思われてそうですが、やはりファルトの本領発揮は「行きっぱなしの旅」にあると思います。


 いつかフェザークラフトのK2エクスぺディション(39kg)と個人装備を持って電車でカヤックやってみたいものです。
 さすがにきついかな?というよりそもそも持っていないのですが。

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 今度のGWは、慶良間島を漕ぐ事になりました。島で荷物を預かってもらう予定の「ネイチャーランドカヤックス」さんにキャンプ場まで送ってもらう予定。ここまでしてもらって、1000円は安い!


 初めて行く場所は念のため、大概「シーショア」で行くのですが、今回はアルピナ2-430で出撃することにしました。
この艇では初めてのキャンプツーリングです。
 
 そのうち所有艇に関しては詳しいインプレッションを書こうと思っていますが、とりあえず簡単に。


 
 この艇の特徴は、軽さ、回転性操作性が良い、セミオープン故の荷物の積み込み易さ、サイズの割には積載量があり、組み立ても簡単。川も湖も海もそこそこはいけるというところです。手軽な感じがする割に、性能は侮れないファルトです。フジタカヌー研究所の遊び心と何気ない凄さが分かる艇かなと思います。


 海を行くには正直ファルトのシーカヤックには勝てませんが、陸所移動の取り回しやその手軽さ、今回は距離は漕がないで気軽に慶良間の海を堪能する為に行く事、ということでこの艇に決定。もちろん安全には気をつけて装備も整え危ないと思ったらリーフ内でちょび漕ぎ、またファルトらしく折りたたんでとっとと撤収します。シュノーケリングもついでに楽しんで、カヤックというより海遊びをしに行こうかと思っています。

  さて購入検討しているカサラノについてです。カフナに乗った後に乗ってみました。敬語表記を止めて、漕行記のように書いてみます。


 Khatsalano (カサラノ) 


艇長 5.45m 幅 56cm 重量 20.25kg(ラダーjはオプション設定)


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 曰く「シーカヤックマラソン・ファルト部門の反則艇」、曰く「(顔に微笑をうかべて)あれいいけど大変だよ」、曰く「下手なリジットなら抜いちゃうよ」などなど、ファルトボート中これほど極端な噂を聞く艇があっただろうか、またこれほど試乗前に緊張した艇があっただろうか。


 念の為に大瀬さんに艇を押さえてもらってから乗り込み出艇。幅が56cmなのでカヤックとの一体感が非常にあり身体動作が的確に艇に伝えられる、しかしそのわりに窮屈間があまりないのはやはりファルトのやわらかさ故にか?


 とりあえず沖に向かってまっすぐ漕ぐ。最初は「確かに速いけど噂ほどのもんか」と思ったものの、チラッと後ろを見たら何時のまにか結構な距離を漕いでいた!(緊張していたので気づかなかった、やっぱり速いんだな)。


 まあ曲がる時だけ気をつけてれば沈はしなさそうなので、気を落ち着けて漕いでみる。パドルを漕ぐ力がほとんどロス無しに艇の推進力に変わっている感じがする。パドル一掻きで進む距離が明らかに従来のファルトとは違う。伸びるのだ。速いという印象も勿論受けるが伸びるのだ!スーッと。


 どんどんスピード上げてみる。カヤックを漕いでる方は分かると思うが、ある程度スピードを上げたらある時点でパドルを漕ぐ力が艇の推進力に効率よく伝わりにくくなってきて、労力のわりに進まなくなってくる(造波抵抗によるもの)。その限界が従来のファルトであれば70パーセント台とすると、大瀬さん曰く「カサラノは95パーセント位いくんじゃないですか」とのこと。なるほど反則という噂が分かった気がする。やはり次元が違っていたのだ。最高速度の違いだけでなく効率良く、漕ぐ力を推進力に転化できるのだから。


 浜の近くを行ったりきたりしながらターンをしていたが、ちょっと位はリーンしても大丈夫なもののある程度傾けたらグラット来たのでターンはスイーブ何度もしながら大回りしてやっていた。キールがしっかりと出ているのと艇長のため、直進性が高いのは想像がついていたが、スーッと曲がる為にはリーンをしっかりかけてやらないと。シーショアなら安心してリーンをかけて外傾ターンしているが、カサラノは怖かったので出来なかった。リーンがかけ易すぎるのだ、というより操作性が恐ろしいほど良すぎるのだ、以前試乗会で乗ったアリュートタイプのリジット艇よりも。これはファルトなのか?


 カサラノの試乗を20分近くさせてもらった後に上陸、他の艇と試乗時間はそんなに変わらないはずであったが、体感時間は倍ぐらい感じた。その日琵琶湖は雨はふってるものの風も弱く、波もほとんどない状況。この状況でもし2回沈したら、この艇はあきらめようと思っていたが、それは大丈夫だった。しかしカサラノは何もかも他のファルトとは違っていた・・・。


 さてと試乗インプレッションはこの辺にして、これからは自分が感じたままにカサラノについて書いてみます。ちょっと分かりにくいですが。


 ウィスパーがファルトの領域を越えるパフォーマンスを見せる艇というのを大瀬さんからお聞きしましたが、それはある程度乗り手の技量と経験が必要かなと思われます。カサラノは乗り手の経験技量など何の関係も無く初めからファルトの領域を超えています。
 
 つまりウィスパーが乗り手と艇の性能がプラスされてファルトの領域を超えるとするとカサラノはすでに艇の性能だけでファルトの領域を超えてしまっていると感じました。


 またカフナ、ウィスパー、カサラノの3艇を比べれば、カフナとウィスパーが同軸上にあるとすれば、カサラノはまったく違った場所に位置するという感じです。


 ウィスパーで普通にそんなにきつくない場所をツーリングする場合において、乗り手に求める最低技量がそれほど高くない(要するにファルトをある程度乗っている方にとって結構扱いやすい)と思えましたが、カサラノを自由に扱う為には乗り手に求める技量が高く、僕の様な下手には修練が求められる感じを受けました。ファルトボートとしては敷居は高いです。それだけに乗りこなせれば楽しいだろうと思います。



 ということは僕は一つの間違いを犯していたことになります。比べるべきはカサラノとエルズミア480ではなく、ウィスパーとエルズミア480であって、カサラノはまったく違ったタイプのファルトということになります。同じグリーンランドタイプのファルトというだけで比べていました。
 


 まあこの艇の購入検討如何にかかわらず、ファルトボート乗りの方、一度試乗会に参加されて試乗してみて欲しいと思います。違うんですね、何もかも。こんなファルトもあったのねと思われること必然です。


 カサラノは、僕の所有する主力艇、操作性を損なわない範囲で「極限まで安定性」を高めたフジタカヌーのシーショアとは非常に対照的でした。


 フェザークラフト艇について3艇試乗させていただきましたが、吊り下げ式のシートは噂以上によかったです。長時間乗ってても快適です。あとラダーのスムーズさ。シーソックの上からでもストレス無く楽々操作できました。シーソックの厚みは丁度よい位。
 
 さて最後に大瀬さんにカサラノに乗ってもらった時に写した写真を掲載します。見事なパドル捌きや身体動作で生き物のようにカサラノが踊り?ましたよ!ファルトでこういうことが出来るんですね。ちなみに今の僕がこんな事したら湖底とご対面です。


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 リジットのパフォーマンスとファルトのやわらかさを兼ね備えた艇ですよ、カサラノは。

 さて22日の日曜日、マキノでグランストリーム主催のフェザークラフト艇試乗会に行ってきました。
 小雨の降る天気の中にもかかわらず、試乗会に参加された方、ユーザーの方、ブログを見られた方など訪れ、
いろいろと話せたりしまた3種類のファルトボートに試乗出来たので、なかなか有意義な一日を過ごせました。


 目当てのカサラノとカフナ、ウィスパーに乗ってきました。風が弱い穏やかな状況でのインプレッションです。あくまでも僕自身が各艇を10数分ほど乗った印象なので、ツーリングに使ってみるとまた違った印象をうけるかもしれません。


 Kahuna Expedition(カフナ エクスペディション)   


  艇長4.5m 幅63.5cm 重量 18kg(ラダー標準装備)


   


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 組み立て簡単でコンパクトなシーカヤックとしてフェザークラフト艇で一ニを争う人気艇とのこと。最初に乗ってみました。
 まず意外と速いのに驚きました。艇長4.5mというのはシーカヤックとしては短めでスピードはもう一つなのかなと思っていましたが、なかなかどうして。船体のデザイン等に秘密があるとか。


 非常に安定性のあるシーショアに乗っている僕なので、最初はちと怖かったものの、安定性もなかなか良い、リーンもかかりやすく、ターンも容易。直進性も良くシーカヤックらしい乗り味といったところ。
 
 横波を受けてみたが、少し傾いたあとそこから粘るという感じを受けた。そうそうこれなら沈はしないでしょう。またこれが操作性の良さ(リーンのかけ易さ、しいてはターンのし易さ)の原因かな。


 で動力船の起こした引き波に乗ってみたら結構簡単に乗れた。リジットで波に乗るように簡単に・・。ちょっとこれはびっくり。
ファルトってこんなに簡単に乗れたのか?これも船体のデザインがつくるマジックかな?


 性能が想像以上に良いです。人気がある理由が分かった気がします。


 


 Wisper(ウィスパー)


 艇長4.75m 幅58.75cm 重量15kg(ライトウェイトスキンタイプ)


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 発売当初から興味を持っていたカヤックです。15kgというフェザークラフトカヤック中Kライトに次ぐ軽いカヤックです。ザックに入れた状態では、コンパクトさ故にすかすか、他の荷物が沢山入ります。まさに「海派で電車派ファルト乗り」ご用達のファルトボートで陸上移動楽々です。短期間のキャンプツーリングも楽そう。
 
 デザイン的にカフナとカサラノの中間と聞いていたので、性能的にも中間なのかなと思いましたが違ってました。
 スピードはカフナよりやや速いがそれよりも漕ぎ味の軽さが印象的で、かつ操作性は明らかに上。安定性は思ってたよりもありカフナより上かな?なんて思いましたが安定感はカフナの方が上です。何故そう感じたのかは、実は3艇中この船を最後に乗ったから、つまり2番目にカサラノに乗ったからなんですね!


グランストリームの大瀬さん曰く、ロールもフェザークラフト艇では最もしやすく、ファルトの域を超えるパフォーマンスをもつ高性能艇との事です。
 
 ちなみにこの艇にはラダーは取り付け出来ないのですが、この操作性なら状況にもよりますが、何とかなりそう。またフェザークラフトのストラップでつけるスケグを取り付けることが出来ます。このスケグをつければ保針性をある程度保てるということなので、これで対応できそうです。


 軽さや組み立ての簡単さ、取り回しの良いサイズや値段等などもあって、ラダーが付いてるカフナかシンプルなウィスパーで迷われる方もいらっしゃるとのこと。僕ならウィスパーかな。


 余談ですがこの艇を検討されている女性も当日いらっしゃったのですが、結構楽そうに担いでました。もし購入したらアラスカに行くとか!男性のみなさん、だまされたと思って一度電車でファルトかついで行きましょう!


 2ではお目当てであったカサラノについて書きます。カサラノは凄かった・・・。


 


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 琵琶湖横断も無事終了、次は本番とも言うべき赤穂から家島本島への島渡り。この距離を問題なく渡れるようにならないと、瀬戸内海を自由に航海することはできないなあという理由で挑戦。実は予定より5ヶ月ほど早く敢行する事になってしまった。というのは・・・。


 とあるカヤックの本に「ベテランでも躊躇する距離」と書いてあった。リジットのシーカヤック乗りが躊躇するならファルトのシーカヤック乗りである僕が行けばファルトでも海で通用する事が証明できるなあ、という理由だったりする。ネット上で書かれていた、ファルトボートに対する誹謗中傷は聞き捨てならん!(今になってみれば本当に子供じみた理由ですね、ちなみにその内容というのは、ファルトは海では使い物にならないといった内容です。実際今までお会いしたリジットのシーカヤック乗りの方は親切な人がほとんどだったので、恐らくファルトをほとんど乗ったことの無い方が知らずに言っているのかな?なんて思っております)と思い、天気のいい日を選んで決行することに。


 平成17年5月某日、播州赤穂駅近くの千種川からファルトを持ちながら急な階段を下りて出艇、川を下り河口へ。河口まである程度距離があるので、丁度良いウォーミングアップになる。河口に出る前から左手前方にうっすらと家島諸島が現れた。河口から海に入ると、本日目指す家島本島が現れ、ぼうっと霞んでその遠さが実感される。距離は13kmちょい。とりあえず荒れると大変なのでひたすら漕ぐ。


 今日は風もあまりないが、波もそんなになく漕いでいるうちに緊張感は取れていく。しかし前方家島本島と西島の手前、船舶交通量はしゃれにならない!西から東から船が頻繁に行き来している。ガイドブックでは「船舶交通(砕石船)多数の為、通行不可」と書いてあった。普通は行くべきではないが今日はなんとしてでも行きたいとういう気持ちが勝っているので、とりあえず船が途切れるのを会場で待つ。1,2,3、・・・・11・・。最後の船をやり過ごした後、本気漕ぎで前進。ある程度進むとまた船舶多発地帯!1,2,3、・・・・9・・。よし、チャンスだと思い再度本気漕ぎ。何とか多発地帯を抜けたものの、直ぐ後ろを動力船が通っていく。
「ふう」という安堵のため息をもらし、後は家島本島の上陸地へ一直線。


 最後の3km程は少し風が出て波が高くなってきたものの、どうということも無く漕ぎぬけて家島本島の浜に上陸。やった成功だ!
 しかし本当に大変だったのはここからだった!
 のんびり後片付け、天気もよく船体布も直ぐに乾き、パッキングも終了。さて港に向かうために緩やかな道を上がっていき、角を曲がると・・・・・急な坂が上まで続いている!重さ40kgほどの荷物を台車にのせて、一部担いで急な坂を上がるのはまるで苦行のようだ。汗がだらだら、息が上がる。ひたすらゆっくり上がっていき、途中からザックを置いて台車に乗せてるカヤックを先に上げ、また戻って装備等を入れているザックを取りに行きまた上ることを繰り返して、なんとか車道へ。そこから再び港まで歩き続ける。結局1時間近くの転がして港に到着。なんてこった、カヤックより陸上移動に体力を使ってしまった。しかし体は疲れたものの、ついに家島渡り成功。この距離を漕げれば、瀬戸内海もある程度は漕げるだろう。海を渡ったカヤックが、折りたたまれザックに納まる不可思議さよと、電車の中でふとザックを見たときに僕はそう思った。またファルトボートは海でも十分通用するぞと。
 
  海上では航路横断は大変だったものの、思ったよりすんなりいく事ができました。


 余談ですが、フジタのファルトボート・シーカヤック「シーショア」で瀬戸内海に出撃すること30度を越えましたが、何の問題もなく海を行くことができています。海上風警報発令中のしけた瀬戸内海からも何とか無事に帰って来れました。未だにファルトボートの実力が過小評価されているのが、残念でたまらなかったりします。僕ももっと経験を積んでいろんな海で漕ぎ、ファルトの実力を少しでも示す事が出来たらなんて最近思うようになりました。僕程度の漕ぎ手でもこれくらいの場所、距離をいけるんだぞということを示す事ができれば・・。ただ最近脱臼しかけたり家庭の事情や仕事等で等でばたばたしてたりで、カヤックに集中できずたいして漕げていないのが現状です。
 

 グランストリームさん(フェザークラフト艇を扱っている移動販売店、琵琶湖のマキノでよくイベントを行われています)、モンベルさんより快く画像使用をご承諾いただきました。画像がなければブログももうひとつ寂しいといいますか、なにか足りないような気がしますので有難いです。 
 
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  さてまずはアルフェク(モンベル)のエルズミア480です。ファルトのグリーンランドタイプのシーカヤックですが、なんと238000円という「価格破壊」的ともいうべき値段です。正直びっくりしました。発売当初、おそらく僕だけではなくファルトボートに興味を持つ方なら大概驚いただろうなあと思います。
 
 で実際試乗した感想ですが、まず思っていたよりも一次安定がありました(シートの高さによって変わるととある方が言ってました)、リーンも簡単にかけることができ(スットかかりました)、ターンもらくらく、操作性はかなりいいです。スピードは速い!明らかに僕のシーショアより速く、水上をすべるように進みました。重さも18kgなので電車で行くにも問題なさそう。風にも結構強いらしい、フラットデッキの威力でしょうか?まあこの性能でこの値段ですからコストパフォーマンスは高い。そのうちまた試乗させてもらおうと思っています。ブログ等でエルズミア480の所有者の方のページを読みますと、やはり十分満足している様子が伺えますね。


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 次はフェザークラフトのカサラノです。実はずっと以前からあの他のファルトボートとは一線をがす美しいフォルムに魅力を感じていました。それもシーショアを購入したときから。 ただ腕のいる艇であり、ローボリュームのハイスピード艇、おまけに外国製故に値段が高価になること、私のフェザークラフトに対する誤解等で興味はあれども購入検討から外れていました。がファルト6艇体制の6艇目である「5m超のタンデム艇」が私の使用目的に適さない故に幻となる可能性があるので、それなら5艇目の予算を増やしてもよいだろうという考えに変わり、検討する事になりました。


 ただこのカサラノについては、まだ試乗会等に参加させていただいたないので、試乗インプレッションは書けません。がこの前の琵琶湖は海津の花見に行ったときに、カサラノに乗って出艇される方を見ておりました。 ええ明らかに速いです。ファルトボートらしからぬ速さ、それから改めてみるとシーショアより45cmほど長いので意外と荷物もつめそうだなと。勿論フォルムには魅了されました。試乗参加させていただくのが楽しみです。
 
 余談ですが、古いカタログを見てみると、当初はエアチューブが無かったらしく、「いろいろなシーカヤックを乗りついて出来たベテランのみに進められるカヤック」と書いてありました。相当1次安定が悪かったのでしょう。今のカサラノは安定性は大分向上しているそうです。ただエアチューブに空気を入れない状態でも漕げると書いてあったので、その場合は相当腕がいりそうです。
 


 どっちを購入するにしろ、ロールは覚えた方がいいだろうな、また僕のファルトボートライフもより充実するだろうなあとおもわれます。海を旅する場合、天候や潮流のきつい場所はシーショアで、天候が良くその他の条件も悪くない場合に高速ツーリングを楽しむ場合はエルズミア480やカサラノ、より楽な場所でおきらくツーリングするにはアルピナ430になりそうです。勿論気分によっても使用する艇を変えようと思っていますので、それで固定しようとは思っておりません。ただでさえ自由な船、ファルトボートですから。まあそもそも以前はSS-1で海峡越えをされていた方々がいたのですからね。


 しかし全然インプレッションになっていませんね。試乗したエルズミア480も実は人気艇ということで気が引けて5分ちょっとしか乗れなかったので、再度試乗させてもらわないと。


 さて次は家島にはじめて渡った時の思い出のツーリングでも書きます。最近本土から家島に渡るために適している出艇場所を偶然見つけてしましました。これからこっちを利用して家島渡りを行おうかと。

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 どうでもいいといえばいいのですが、このブログの題名のとおり、僕はカヤック阿呆というべきかそれともファルト馬鹿というべきか1日の間に何度もファルトボートについて考えたり、ツーリングを思い浮かべたりしています。アウトドアでの遊びで、たとえば海ではサーフィンやウィンドサーフィン、ダイビング、陸地ではトレッキングや自転車、スキーやスノボー、その他にも釣りやパラグライダーなどいろいろとありますが、カヤック以外の遊びをアウトドアではほとんどしていません。たまに山に登ったりはしますす。また釣りはそのうちしてみたいと思っていますが、それでもあくまでもカヤックのツーリング中の釣りやカヤックからの釣りとなると思います。とはいってもカヤック狂とまではいってはないなあと思います。凄い人はカヤックに人生をささげたりしております。まさにカッヤク狂、ちょっと羨ましいやら羨ましくないやら。


 それはともかく、もともとダッキーからカヤックをはじめて、現在ファルトボートを主に使用していますが、当初はそのうちリジットのシーカヤックも1艇ぐらい買おうかなと思ったりもしていたのですが、ファルトボートの行きっぱなしの旅を続けるにつれてその想いがだんだんと薄れつつあります。ファルトボートは確かにリジット艇に比べてスピードや風の影響、頑丈さにおいては劣りますが(以前よりは実力さも縮まりつつあるそうです。また下手なリジット艇なら抜いてしまうという高速艇、フェザークラフトのカサラノなんかもあります。)、ファルトの安定性や波に対する強さ、リジット艇にはない親水性、肌触り、数艇所有しても家に保管できる収納性、何処でも持っていける機動性等の特性、勿論一番の理由は行きっぱなしの旅ができることによりファルトボートに惚れこんでしまい、結局リジット艇の購入をしないままできております。


 さてついに5艇目を今年中に購入する事になりそうです。やはりファルトボートです。1艇ぐらいリジットもってた方がいいよとよく言われるのですが、やっぱり僕はファルトボートがいい。僕自身単独行が多いのでいろいろと自由気ままに旅ができるファルトボートの方が向いているなあと、やはり思います。


 さて第一候補はフェザークラフトのカサラノです。
   第二候補はアルフェックのエルズミア480です。


 
次回ではこの2艇についてちょっと書いてみます。

 今回は思い出深いツーリングについて書いてみます。


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 平成17年3月下旬  使用艇  シーショア 
 
 カヤックをはじめてすぐに、赤穂から海上10数キロの家島に行きたいと思うようになった。この距離を漕ぐことが出来れば自信がつくし、瀬戸内海の島々の距離を考えれば、ある程度自由に漕げるようになるのではなどど思ったのがその理由だ。しかし当時の僕はシーカヤック歴数ヶ月の入門者。いきなりは危険だ。さてそこで変わりにある程度の距離のある島渡りを、家島に渡る前の練習?として選ぶことに。


 そこで選んだのが瀬戸内海ではなく琵琶湖は竹生島。近江今津から10キロ程。ついでに琵琶湖を横断すれば距離も長くなりいい経験になるだろうと思い立ち、早速挑戦してみることに。


 早朝の電車で近江今津へ。竹生島行きの船乗り場の横のスペースを借りシーショアを組み立てる。そこに4人のヨットのりのオジサンがいたので話していると「自転車くらいのスピードでるの」(うーん夢のカヤックだな、というよりもそれだけスピード出たら逆に面白くないかも)との質問に、「歩くよりちょっと早いくらいです」と返答。それから数分話した後、組み立て完了。琵琶湖が荒れる前に渡ってしまいたいので、急いで浜にシーショアを下ろし、とっとと出艇。


 本を読んだところ海は午後2時ころから風が強くなると書いてあったので、琵琶湖を海と考えたら恐らく午後2時ころから風が強くなるだろうと予測。出艇時間は9時30分くらい。あんまり時間はない。急いで竹生島へ。湖面はべた凪、静けさにつつまれて聞こえるのはパドルが水をかく音や水の落ちる音等、ひたすら漕ぐ。約2時間後竹生島到着。順調だ。


 ふと来た方を振り返るの目に鮮やかなオレンジ色のシーカヤックが目に飛び込んできた。おおカズさんだ。カズさんとは2月の真冬の琵琶湖でご一緒させていただいた。ヤフーの掲示板で僕が竹生島経由で琵琶湖横断することを書き込んでいたのをみてくれていたらしい。こんなところで出会うとは!


 それからいろいろ話して竹生島を一周。上陸して昼食でもしようと思ったが、動力船多く上陸できず。時間もなくなってきたので
別れを告げて長浜方面に向かうことに。


 ひたすら東へ漕ぐ。ちょっと波が出てきたが大丈夫。陸地まであと2キロ程度のところで風が強くなってきた。時刻は2時30分くらい。計算どおりだ(このときは上手い具合にいったが、琵琶湖の天気は急変するので漕ぐ方は要注意)。南浜という場所で上陸、トイレ休憩。ますます湖面を渡る風が強くなり、波が出てきた。しかしすでに対岸に渡っていたので、後は岸から近い場所を長浜まで漕ぐだけ。鉄の杭(やな?)が湖面から沢山生えていたので、それらを避ける為にある程度沖に出たもののそんなに怖いとも感じず長浜城を目印に長浜へ。それから数十分漕ぎ城の前の浜に上陸。ついに琵琶湖横断成功だ。距離は約27km、まだまだ漕げる体力はのこっている。次は家島に行こうと考えつつシーショアを畳み、帰路に着く。すでに辺りは日が落ちようとしていた・・・。