ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 このブログもついに30回目を数えることになりました。20回を目標にしていて、そのうちネタ切れで書かなくなるのだろうと思っていましたが、なんのなんのまだまだ書き足りない状態です。 


 ブログというのは、書きたいけど書くとまずい事は書けないし、誤解を与えるといけないので言葉選びに初めは苦労するけれども、慣れれば問題ないものだなと思うようになりました。勿論内容のについてはあれですが。とりあえず100回を目標にしようかと思います。


 それはともかく、今回はカヤック旅の大きな魅力「単独行」について思うところを書いてみようかと思います。


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 「1人で漕ぐと寂しいだろ」(寂しく辛いなら漕がないが、しかし何故寂しいと決め付ける?))
 
 「危ないだろ。誰も助けてくれないだろうし」(天候、気象、潮流その他を調べてから行くので問題は無し、
危なかったらとっとと退却、ファルトボート(フォールディングカヤック)ならいつでも撤退できる)


 「海なんか漕いだら潮で流されてもどってこれないよ」(・・・・・!?)


まあこんなところでしょうか。一応説明すると、「 」は私に対する質問で( )は私の心の内の反論です。単独行については未だに変人扱いです。


 


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 以前も書きましたが最も自由なカヤック、「ファルトボート」でのツーリングで最も自由に漕ぐ為には「単独行」に如かずです。誰に気兼ねしなくても良く、予定変更思いのまま、気が向いたら時間の許す限り無人島でのんびりも出来る。体の調子が悪ければ、誰に相談しなくても辞めて帰れます。また数人で漕ぐよりも冒険心が満足します。なんといっても下調べからナビゲーションまで自分で全てしなくてはいけませんからね。


 こんなに魅力的なので、シーカヤック始める前は多くの人が単独行で島に渡ってると思いましたが、やって間もなく意外とそうでもないことが分かりました。


 といって「是非是非やってみてください」と言う訳にはいかないのが辛いところ。電車でカヌーをお勧めするのは問題ないのですが、「何かあったら」を考えると友達にも「1人で行ってみて」なんて不用意にはいえないです。


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  ネット上で見た情報では、あの知床をシーソックやスプレーカバー、スカート無しのファルトで漕いでる人がいたり、冬の海をジーパンや普通の服をきて、おまけになぜかブーツはいて漕いで、見事にこけて死にかけた人がいたとか。


  単独行は禁止という法律なんて出来たら、もしかするとカヤックを辞めてしまうかもしれないほど単独行好きの僕ですが、恐るべき非常識な人がいる限り、「単独行はやるべきだ」なんて書けないですね残念ながら。


 今回は書きたいことを書き散らした感がありますが、次回はもう少しまともな話題を書きます。 


 次回はファルトボートを購入した友達の処女航海とその艇(フジタカヌー430トレック)についてのインプレションです

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上陸後、いろいろカヤック談義等に花が咲いたり、どんどんユーザーの方が集まってきたりでにぎやかになりました。浜辺には色とりどりのフェザークラフト艇が並びます。その中には唯一の他社艇である僕のシーショアも交じっており、少したってから乗り込んで漕いでみました。


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               (左からウィスパー、K1、カサラノ)      



 カサラノに乗った後だけに、いやがうえにも1次安定性の良さが強調され、まさに「大船に乗った」感じを受けました。


 大瀬さんにも乗っていただきましたが「安定が凄い、初心者にも安心」という印象を受けられました。僕がシーショアを壱号艇として選んだのは、「海の経験がほぼ無い初心者が単独行で無事帰ってくることのできる、それも2月や3月の琵琶湖や瀬戸内海で」というのが一つの理由でした。やはりシーショアの安定性というのは凄いのだなと再確認。


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                  (カサラノとシーショア)


 次に再度カサラノに試乗。今度は長距離を漕ぐ事を頭に入れて漕いで見ます。カサラノという艇は以前も述べたように、漕いだら艇がスーと伸びるように進んでいきます。ある程度伸びた時に次のパドルを入れる、その最適のタイミングを探りつつ漕いでみます。本日はカヤックここまでとなりました。


 カサラノは下手なリジットのシーカヤックと同等以上の操作性とスピードを誇り、ファルトゆえに行きっぱなしの旅や何処へでも持って行け、エアチューブの空気を入れなければ、まさに現代素材による「スキンカヤック」乗り味が楽しめる、「一粒で3度おいしいカヤック」というところでしょうか?


 後はグランストリーム主催のツーリングイベント「常神から2日で70km」のツーリングについて聞き、「良さそうな場所」の情報をもらい、再度カヤック談義、気が付けば6時過ぎ、電車の時間の関係もあり、帰宅する事に。有意義に一日を過ごせました。ちなみにKさんはその日の夜行バスで帰って朝から会社に出勤、凄いタフですね。帰り道カヤックザックを乗せていたキャリーがぶっ壊れたので駅まで全装備を担いでいく羽目になったのは余計でしたが・・。

 6月10日は、以前琵琶湖と瀬戸内海は日生でご一緒させていただいた、フェザークラフト「ウィスパー」のライトスキンタイプ(15kg)ユーザーのKさんが、関西にいらっしゃるということで久々に漕ごうという話になり、マキノに行きました。


 丁度この日はグランストリームの試乗会にあたり、9時過ぎに到着したころにはKさん、大瀬さんがいらっしゃいました。挨拶を交わすと、大瀬さんに「今日はカサラノ乗る人ほとんどいないと思うので、適当に乗っててもらっていいですよ」と言っていただいたので、お言葉に甘えて試乗を。その前に組み立てのレクチャーを受けました。


 カサラノの購入にあたり、最も気になっていたのは組み立てにかかる時間と乗りこなせそうかどうかという2点です。乗りこなしに関しては何とかなるだろうとは思っていますが、さて組み立てはどうか?国産よりはかかるだろうが、いったい実際のところどうなのだ?なんて思っていたので丁度いい機会です。


 まずザックから出すところから見てました。カサラノ本体以外にも結構カヤック道具が入ります。カサラノは本体以外はあんまり入らないと聞いていたので、ちょっと嬉しいです。


 パーツはシーショアに比べると大分多いかなと思いましたが、組み立て始めると意外と問題なく収まるところに収まる?という感じで(バウ側、スターン側のパーツはシールによって分かるようになってたり、リブフレームは番号が打たれていたりして、そんなに迷う事はなさそう)、教えてもらいつつ組み立てていきます。


 前後のパーツを組み立て後、船体布ないにコクピットから入れる。タイトな船体布ながら結構簡単にセンター合わせが出来る。ここはいい点。
  
 ある程度まで進んだときに、本日の試乗会参加者が見えられたので後はKさんにバトンタッチ。


  Kさんのアドバイスを受けつつ、ポイントその一、フェザークラフト艇の特徴であるテンションがけ。船体布の状態によってはなかなかきついと聞いていたが、まずキールのテンションがけ。まあ問題なくかかる。チャインはともかく、ガンネルは角度的にかけにくいだろうと思ったが、問題なし。船体布が縮んでいない場合は特に難しい事はないなあ。ポイント第2のリブフレームのはめ込みも初めは戸惑ったが、まあ大丈夫。本当はもっと詳しく説明したいのですが、このリブフレームのはめ込みは言葉で言い表すのが難しいのでこの場でははしょります。また機会があればその時にでも。 最後は大瀬さんの手がすいた時にお願いして完成。


 正直シーショアと比べると組みあがるまでの手数及び時間がかかるが、まあ大丈夫。後は慣れあるのみ。


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 組み立て終了後Kさんと漕ぎ出だし、海津方面に岸沿いに進みます。
  ウィスパーとカサラノという高速艇同士のツーリングでKさん自身僕より漕ぐのが速いので、なかなかのペースで進んでいきます。しかしマキノから海津までに陸地沿いに漕ぐコースは古い町並みと美しい自然との調和が素晴らしく何時漕いでも楽しいものです。
 
 ある程度行ったところで、新兵器「風速計」を取り出し計ってみると風速平均3.8m。マックス4.2mほど。心地よい風。再出発してそのまま海津まで漕いで直線で戻ってくることに。途中風が強くなったがその時は計らず、マキノ近くで再度計測しました、風速平均4.6mマックス5.2m。結構ゆるいと思ったが意外と風はあるのだなと。


 ということは琵琶湖の突風は一時的にせよ風速10m越えくらいは吹くのだなと改めて分かりました。やはり琵琶湖は油断なりません。


 それはともかくあっという間にマキノに戻ってきて上陸。ウィスパーにしろカサラノにしろやはり速いです。

 さて6月10日のマキノにてカヤック仲間とのツーリング等について書こうと思っていたのですが、それは次回に回して「月」について書いてみます。


 ただこのブログを作るにあたり、なるべくファルトボートの話題を、それが無理な場合はカヤックの話題を少しでもするというのを自分なりのルールと定めましたので最後に何とか絡めようかと思います。


 月の引力と太陽の引力、そして地球の公転による遠心力により潮汐が起こる事は、シーカヤック乗り、それも潮流の影響を強く受ける瀬戸内海を漕ぐ者にとって常識といえる知識だと思います。ちなみに月の引力による影響は太陽の2倍であり、月がもし地球の衛星として存在しなければ、潮汐力も低く(潮の流れも弱く)、今の地球も全く違った地形になり、生物の進化も相当遅れて人類の誕生もありえなかったといわれています。潮が流れる事により海の生物に相当の良い影響を与え、海の生物から相当の影響を受けている地上の生物にも良い影響をあたえ生物が発達してきたとものの本に書いてました。地球の衛星としてはあまりにも巨大な月、それゆえに相当の引力を持ち地球に多大な影響を与えてきました。


 まあそれはともかく、瀬戸内海を主に漕いでいる僕にとって月の月齢は重大な関心事であり、それによって行く場所を変更したりすることも多々あり(大潮で風が相当強い場合、風と潮の方向がかち合うと瀬戸内海らしからぬ波が立ち恐ろしい海に変貌します。まあこの辺も常識ですが)ます。メインゲレンデの日生諸島は潮の影響がゆるいのですが、大潮時はところどころ川の流れのように潮が流れています。といっても充分逆らえる程度ですが。


 さて月は人間を含む生物に多大な影響を与えているのですが、人間には月の影響を受けやすい人と受けにくい人がいるそうです。ちなみに僕は受けやすいタイプです。月に関する本を読むまで気が付かなかったのですが、非常に体調がよかったり、エネルギーが湧いてくるなと感じた日によるの月を見上げると満月もしくは満月の前後だったという事が何度かあり、その後偶然本を読んで納得しました。


 ちなみに月の影響を受けやすい人間の特徴として「ストレスがたまりやすい」「不眠気味になりやすい」
 「規則に縛られた社会業務に適さない」「性格が内向的」「知能指数が高い」こんな事が書いてありました。まずまず当たっています、僕の場合。知能指数はちょっとあれですけど・・。


 しかしなるほどと思ったのは、川ではなく、海旅に惹かれる理由のうち少しの部分は月のなせる業なのか、それも瀬戸内海に惹かれるのはただ近いという理由ではなく、月の魔力によるものなのかなんてが考えてみたりします。まあこれは強引すぎますけどね。


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 さて締めです。以前載せましたたカサラノの写真を再度アップします。何かに似てませんか?そうです!月に見えないことも無いと思いませんか?このカサラノの形。下向きの月に僕が乗っている。カサラノライダーならぬムーンライダー!今年の最初にはカサラノ購入について思いもよらなかったので、「これも不思議な縁やな」なんて思ってましたが、もしかすると月の魔力かも知れませんね。月の船「カサラノ」。なかなか悪くないなあ(これも無理があるかな)。カサラノが待ち遠しくて、僕のおつむも少しおかしくなってきたようです。

 僕がよく拝見しているブログにラダーのことが書いてありました。そのブログに影響を受けたというわけではないですが、「ファルトボートのラダー」について僕の実際使ってみた感想を書いてみます。


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 もともとラダーというのは伝統的なカヤックには使用されていなかったものです。というわけでラダー操作による操船はカヤック本来の動きにない動きをするので「邪道である」という意見を理解できない事は無いのですが、当方はカヤックによる旅を楽しむことができればいいので、旅の安全の為にもラダーは使用には賛成の立場をとっています(なんか大げさな物言いですが)。


 ちなみにラダーは1号艇のシーショアのオプションとして購入しました。その購入にいたった動機というのは、今まで3度ほど渡ったことのある家島に本島から向かう途中、強い横風と瀬戸内海らしからぬ波によって、艇が回されて苦戦したことです。片側のスイーブを連発しても回され、目的方向にまっすぐに進むことは不可能な状態、体力は消耗するは、波高はえらいことになるはで「無事帰れるのか」と思ったほどでした。


 これを機会にラダーを購入しました。強風時の琵琶湖でのテスト、海でのテストを何度か行い、その有効性を確認できました。


 ただシーショアはラダーがなくてもそう簡単にウェザーコッキングを起こさないので、持って行かないことも多いです。


  僕はシーショア用のラダーを天候やその艇の性格、行く場所等により持っていくか行かないかをその都度決めています。


 具体的にはいつも行く日生のばあい、相当風が強くない限りは必要ではないので、持って行きません。
 
 家島渡りの場合は、本土から10kmほど離れているので念のためもって行く場合が多いと思いますが、高気圧に覆われた非常に天候が良い場合などは持って行きません。
 
 小豆島まで行く場合は、天候如何にかかわらずもって行きます。


 電車行く事の多い僕にとって、ラダーは重量や嵩の点で、持って行かなくていいのならもって行かないけど、やっぱり役に立つから状況次第で持っていくというところでしょうか。


 それ以外のラダーのデメリットはまず組み立て時間が余分にかかる、、ラダーをしょっちゅう使いすぎるとカヤック本来の操作がおろそかになり、ラダーが壊れたら操船が大変。スピードが落ちるというところです。


 結論として、無ければないで何とかならない事も無いが、あればきつい状況では本当に助かる頼りになる装備というところです。まさに「使えるお守り」というところでしょうか。 


   3日の日曜日、友人がフジタカヌー研究所のファルトボート購入する事になったので、お世話になっているバイエルン二色浜店へ行ってきました。ハイブリッドフレームの「430トレック」とアルピナ2-460を検討、結果2人乗りで載ることはほとんどないであろうという事、彼自身のカヤックの形の好みが決めてとなりトレック430に決定しました。



 僕自身も艇選びには悩みました。今回はその艇選びについて以前書いた事と重複する部分もありますが、ちょっと書いてみます。


  新艇として購入した壱号艇シーショア、四号艇アルピナ2-430、五号艇カサラノを購入する時はどれも他の艇との比較で相当悩みました。


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  シーショアは同じフジタカヌーのスペリオ480。回転性の良いカヤックを操る楽しみをより味わえるスペリオかボリュームがあって直進性がより強いシーショアか。コックピットが大きい為、長時間乗っていても体の負担が少なくかつ荷物の積載量の大きいという2点でシーショアに決定。以前も述べましたが、この2艇乗り味が結構違います。カヤックを操る楽しみはスペリオ480が上かな。


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   アルピナ2-430はアルピナ2-460とノア470の3艇から。1人で乗ることがほとんどで、2人乗りはたまにということかつ電車での移動を考えて軽量の430に決定。ただ最近友達をアルピナ430に乗せる回数が多くなってきたのと、海を行くには強度や剛性・直進性がアップした460や、より積載量の大きいハイブリッドフレームのノア470が有利であるのでこちらを選んでも間違いではなかったです。正直非常に僅差でアルピナ2-430が四号艇に決定しました。


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 カサラノについては、アルフェクのエルズミア480と比較していました。今年の初めはファルトボート6艇体制なんて本気で考えていたので、6艇目を購入する為には5艇目への出費はある程度抑えなくてはという理由とエルズミアを去年試乗したときの操作性の良さやかっこよさ等も考慮してエルズミア480に決まりかけていました。ちなみに6艇目は大型のタンデム艇予定だったのですが、よく考えなくても僕の使用目的にはそぐわない(タンデム専用かつある程度休みを取れないと正直もったいない)ので6艇目は宝の持ち腐れという事になるので購入しない可能が非常に高い結果、5号艇は予算アップできることになりました。シーショアと最も違った乗り味のファルトボートを探していたので、カサラノに決定となりました。


 中古で購入したSS-1とクイーングースの2艇はともかく、ここで述べた3艇は全て試乗しました。カサラノはツーリングまでさせていただき、おまけに強風下での試乗ツーリングと最高(でもちょっと怖かった)の状況でした。


 艇選びで試乗会に参加して検討している艇に乗るのは大概のカヤック乗りが言っているように、非常に有効です。出来たら艇を借りてツーリングに参加させてもらうのが一番です。試乗会というのは当たり前ですが、基本的に限られた場所で風の比較的弱い日に行われるのでその艇の性能のうち「穏やかな状況の性能」については分かりますが、「きつい状況」の性能については分かりません。そう考えるとやはりベストは検討している艇を借りてツーリングに参加する事になります。


 最後に大事なのは自分自身の乗りたい艇を選ぶことです。他人のアドバイスは重要ではありますが、他の方の進めるカヤックが自分に合っているとは必ずしも限らないので、あくまでもアドバイスはアドバイスとして受け取って最後は自分で判断する事が肝要。最悪購入した結果、思ってたのと違ってたなんてことになっても、自分で判断した上での失敗なら諦めがつくものです。

  さて約30分ほどの休憩後、マキノに、向けて出発。出艇後直ぐに強い向かい風を受け、スピードが落ち、また前方からの風波を受ける。休憩前は凪いでいたのに、風波がバンバン起っている!シーショアならともかく、正直カサラノではちょっと怖い!


 とりあえずガシガシ漕がないで1回1回しっかり漕ぎつつ、波を越えていく。向かい風と向かい波、カサラノ問題なし、こけそうになる気配なし。漕いでれば全然問題なし。風が更にパワーアップ、ある程度進んだところで、「この状況じゃあいったん陸地に上がって様子を見るのではないか」と考え前に進むのは止め風と波のあるなか、ややきつい状況下のカサラノの操作を試す。斜め前からの風波、大丈夫。ターンするが、中途半端にしたために大きな波が横から襲い掛かる!


 グラっと来た瞬間、無意識にプレースと波の方向にリーンさせ意外と難なくクリアー。カサラノの操作性の良さが沈を防いだ。プレイスする必要は無かったなあ。このときからカサラノの1次安定の低さ故の恐怖感はほとんど無くなる。「このカヤックはこういう性質を持っているのだ」という事を体感できた。このツーリングでの一番の収穫。いいカヤックだ。身体動作に即座に反応するということは、それだけ沈を防げるという事でもあると、後ほど大瀬さんに聞いた。この傾向はウィスパーにも当てはまるということだ。


 後ろの方から大瀬さんの(沈した場合のバックアップに最後尾を漕いでいた)「上がって}との声。全員一旦緊急上陸。
 参加者の方1人が先に進んでいたので、その方を呼び戻しに大瀬さんが行っている間、休憩。ちゃっかりウィスパーを借りてちょっと乗ってみる。うーん、やはりカサラノとウィスパーの1次安定性の違いは際立っているなあ。やっぱりウィスパーはいい船だ。軽いしね。


 大瀬さんが戻ってきて、早速ツアー再開。先ほどより風は弱くなっているというものの、やはり風はそこそこ強い。万一沈した場合に備えて1艇ずつ進むことに。


 「カサラノライダー、行って」   おお我をご指名か!


 すでに恐怖感はほとんどなくなっていたので、楽しみながらツーリング、向かい風もなんのその、まずまずのスピードでカサラノは進んでいく。後ろを振り返ると他の方も問題なく進んでくる。そのまま杭のある場所を通過、先行している参加者の方が待っている場所までこいで、後続を待つ。湖水によりエアチューブの空気圧が半分位に落ちているが、全然大丈夫。本当に以前の試乗会の時とはえらい違いだ。何故あんなにびびっていたのだろう?


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 全員合流後は、風の影響も地形が防いでくれるので、リラックスしながらのんびりツーリング、古い町並みを望みつつ、地元の方が鮎を取るのを見ながら、マキノへ戻る。


 上陸後、以前試乗会の時にお会いしたK1のりのTさんがいらっしゃったので、話しているとなんとアリュートパドルもってこられた。シャフトはカーボンかFRP?でブレードが木だ。まさかこんなところでアリュートパドル使いに会うとは。


 その後帰り際にカサラノ購入の意思を大瀬さんに伝えるも色が決まっていない。デッキ色は赤、青、黄、オリーブ、ティール(明るい緑)、そして黒もOKとの事なので悩んだが、赤に決定。5号艇は赤のカサラノになった。


 というわけで5号艇はカサラノに決定しました。1号艇 青(正確には紺色)のシーショアにたいして5号艇 赤のカサラノ。性格が全く違う2艇を気分や場所によって使い分けることになりますが、しかしなんと言う贅沢なんだと自分でも思えます。「一艇ぐらいはリジットのシーカヤックを買ったら」なんて言われたりしますが、やはり僕はファルトボートがいい。


 繰り返しますが、電車でいける、何処でも自艇で漕げる、乗り心地と親水性、海を渡る船が折りたためてザックに納まる不思議さ。これでカヤック本体購入は打ち止めになるかもしれませんが、もし6号艇を購入する事になってもやはりファルトボートになる可能性が高いです。幻の6号艇は大型のタンデム艇かな?

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