ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 28日の平日に、地元の須磨でカヤックフィッシングに行ってきました。出撃艇はもちろんアルピナ2-430。行く前に、近所の釣具店にて石ごかい購入。最低量300円。往復交通費340円。合計680円ぽっきりで遊べるということが分かり、これからもちょくちょく行こうかなと。それでは書いてみます。

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 須磨到着後、準備。アルピナ2の組み立ては勿論問題ないが、さて釣の準備である。意外とスムーズにいって、リールを巻こうとしたら、周らない!なんと何時の間にやら糸が絡んでいる。糸を切って再度糸と錘を結ぶ。ちょいと時間食ったけど、出撃。横をみるとなんと浜にふぐが打ち上げられている。なぜかふぐに今日は釣れるようにお願いする。

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 まだ9時前だ。とりあえず最初は防波堤の内側だ。釣師もそこそこいるので、内側でもそれなりにつれるのかな? 適当なところで糸をたらそうとしたら、なんと錘がデッキロープになぜか絡んでやがるぞ!あれこれやってたらまたもや糸が切れてしまったよ!

 というわけで再度上陸してから直す。再々度出撃。今度はばっちりだ。餌付けも問題なし。トローリングしながら適当なところでカヤックを止めて、下ろす。全然あたり無し。のんびり岸方面を眺めると、そこそこ釣師がいるなあ。まあここでも十分つれるんでしょ。

 ある程度時間がたったあと、次の場所へ。次の場所でもあたり無し。再度とローリング開始して沖合いに出ようとしたが、とりあえず餌が針についているか確認する為にリールを巻く、えらい軽いぞ??

 なんと錘ごとなくなっているではないか!実は予備の錘を持ってくるのを忘れていたのだ。しまった。錘に変わるもの・・・ビクトリノックスのアーミーナイフ・・・・、糸が切れたら数千円の損失。ダメだ。カラビナ・・軽すぎるしあんなのつけたら魚が警戒するだろうし。

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 無念であるが終了だ。準備をおろそかにした報いであるなあ。ただそのまま帰るのはあれなので、折り畳みバケツをシーアンカーとして使ってみた。実験だ。 うーん効き目あんましかな?サイズが小さすぎるのか?それとも錘でも入れたほうがいいのか?

 それから海上で30分ほどのんびりしてから撤収。アルピナ2を乾かしながら、時間あるので本を読みのんびりすごしつつ、ふと目を上げると何時のまにやら2組の家族連れが浜辺にテントを建ててくつろいでいる。それを見て僕は、もう少しで夏だなと思いつつ、去年行った常神を思い出す。あそこは本当に綺麗な海だなあ・・・。

 ということで見事「ぼうず」でした。まあ今度はしっかり装備を整え、かつ研究して日生でも行ってこようと思います。あそこなら釣れそうな場所は大体分かります、というよりも釣ボートの多いところを記憶しているといったほうがいいですね。ついでに言うとシーカヤック55マップにも魚影の濃いところが載っていますし。

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   5月18日は、初めてのカヤックフィッシングに小浜湾へ行ってきました。きしyan氏、まっちゃん、そしてこの僕と参加メンバーは3人で。釣竿をまともに握るのは20数年ぶり、いままでサビキでのいわし釣しかしたことの無い僕、リールの扱い方もあんまりわかっていないまま、ベテランのきしyan氏指導の下にぶっつけ本番でやってきました。出撃艇は四号艇、アルピナ2-430。半電車でカヤックフィッシングを行ってきました。では漕行記ならぬ釣記を。
   
 カヤックフィッシングでもやはり電車利用だ。JRで堅田駅下車後、きしyan氏の車に拾ってもらい、途中のコンビニでまっちゃんと合流。それから釣具屋によってから出撃地、小浜湾に面する加斗に行く。行く途中で車内でいろいろ聞くと、「キス」は非常に釣りやすいとか。本で見ても確かに初心者でも大丈夫と書いてあったがさてさてどうかな?出撃場所は駐車スペースだけでなく、トイレやシャワーもあり便利な場所。沖合いには蒼島が浮かび、通り抜けできる洞窟があるとか。    



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 慣れない準備に戸惑いつつ、いつもよりやや時間をかかったものの無事出撃、もちろんこの間購入したロッドホルダーとパドルフックは装備。目標は何でもいいから2匹。因みに「キス」狙いの仕掛け及び餌を選択。。蒼島と加斗の中間辺りでとりあえず第一投、といいたいところだが、その前に釣り針がデッキロープにひっかかったり、餌がすべってなかなか針にかかり難かったり、ロッドホルダーの向きや角度(角度は家に帰ってから気づいた)が間違っていたりで苦戦また苦戦。

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 やっと第一投してのんびり待つ。当たりなし。せっかくロッドホルダー持ってきているので、トローリングの真似事をして漕ぐ。結局その場所から移動ということになり、一端リール巻き上げてみようと思い、巻いていると水面に何かが見える。ルアー・・って餌釣だ!魚だよ、かかっている。ロッドホルダーの角度と方向が間違っていたので苦戦しつつも、見たことの無い魚をバケツに入れ、そのまま漕いで先に行っている2人に追いつく。

 キシyan氏に聞いてみると「きゅうせん」というベラの仲間らしい。瀬戸内では重宝されているとか。まさかいきなりローリングでつれるとは。全く手ごたえが無かった。

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 その後、蒼島の洞窟くぐりをした後、島の反対側で釣を再開。波がそこそこあり、慣れない釣の道具類に苦戦しているうちに、船酔いが。体調が悪い時以外、カヤックで船酔いする事は無いのだが、手元を見つめてなれない細かい作業をしていたのが悪かったか?ということでロッドホルダーやその他の調整兼休憩で蒼島に上陸。鳥居があったので手を合わせ、なぜか豊漁を祈らずに航海の無事を祈る。

      
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 上陸してのんびりしてると回復してきたので、調整終了後出撃。2人の釣っている場所まで行き再開。 いきなり「キュウセン」の小さい奴が釣れるが、あまりにも小さいのでリリース。

 その後直ぐに、竿に手ごたえが。初めて「きた!!」という感触を得た。リールを巻き上げると、まずまずのサイズのキスだ。といっても20cmはないけど・・・。

 
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                 (まっちゃん)       (きしyan氏)

 その後直ぐにまっちゃんの大きな声が、おお吊り上げている!とうわけでばっちり記念撮影だ。はしゃいでいる僕とまっちゃん2人に比べて、マイペースで吊り上げているキシyan氏。どんどん積極的に釣ろうとしているまっちゃんに比べて、僕はうっかりツーリングに行こうかな、トローリングしようかなと落ち着きが無い。おのおのの性格が垣間見れて面白いぞ。

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                   絡まりまくる糸

 その後ついに僕のリールその他に糸が絡まりまくり、そのままで、グローブをつけた手で糸を直接握り引っ張り揚げていくと

 まっちゃんが「かかってるんとちがう」
 僕「手ごたえないですよ」
 まっちゃん「かかってるって」
 僕「うわほんまですわ」

 ええ本当に手ごたえが無かったよと。
 結局キスだった。

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 いい時間になったので撤収とあいなり、出発地に戻り、到着後撤収作業をしつつ、釣果を確認。やはりダントツで一番はきしyan氏だった。キス釣以外にも別の仕掛けで釣をしていて、竿を2本持っていた。慣れてくるとそういう方法もいいかもしれない。因みに僕は4匹釣ったが1匹リリースのため3匹、まっちゃんは3匹だったかな?サイズが大きかったので僕のチョい負けくらいか?
  
 撤収後は遅い昼食をとりつつ今日の話やその他カヤック談義をしつつ、日本海や瀬戸内海の話を。常神の話がでたので、また行きましょうということに。その後3人で堅田駅まで戻り別れを告げ解散、お二人、本当にお世話になりました。その後まっちゃんは琵琶湖カヌーセンターによって「秘密兵器」を購入したと聞いたけど何かな?ロッドホルダー?
 

 という事で初カヤックフィッシングに行ってきました。それにしてもカヤックフィッシング、なかなかのものです。僕がこれを始めようと思ったのは、あくまでもキャンプツーリングの食卓が少しでも賑わえば(魚を焼きつつ火を焚けば暇な夜の時間つぶしにもなる)と思っての事なので、こればかりやるわけではないが楽しいものですね。新たなカヤックの楽しみが増えるきっかけとなった一日であり、平日地元の海でもたまにやろうかと思ってます。まあ今回釣れたのもキシyan氏の適切な場所選び、アドバイスあってのこと。僕一人で簡単につれるかどうかはやってみないと分からないですが。次はひとりでとりあえず「キス」2匹目指します。

 

 5月11日は木津川に友達と2人で行ってきました。この日は水量も多く楽に下れたのですが、最後にちょっとしたアクシデントが・・・。出撃艇は弐号艇 長老 SS-1」。友達はユカタットというダッキー。

 JRの加茂から笠置に向う途中、電車内から木津川を偵察。水量多い、流れ速し、濁っている。笠置のキャンプ場到着後そそくさと準備し出撃。

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 流れに乗ってどんどん進んでいく。漕がなくても結構いいスピードが出ているので楽勝だ。真面目に漕ぐ気がしない。いつも海や琵琶湖を漕いでいるのでたまにはこういうのもいいものだ。相変わらず木津川の景色は良いしね。

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 普段は渇水でいけない場所も問題なく漕げる。いつもの川相と少し違う。流れが岸に寄りすぎて注意を要する場所も内側が普通に漕げるので楽にクリアー。気がつけば加茂を通過、その先でトイレ休憩。

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   時間はまだまだ十二分にあるので今日は「近鉄鉄橋」くらいまで行こうということに。相変わらず漕がない川下りで周りの景色を楽しみつつ、あっというまに木津に到着。だいたいいつもここで上がるが、今日は久々に下流を漕いで見る。普段漕がない場所なので新鮮だ。しかし今日は気温が低く、まだ水温も低い為寒い 。

 ということでそのまま進み玉水橋のたもとで缶コーヒーの「ホット」を探しに(当日は気温が低く肌寒かった)上陸。さ迷い歩く2人。「アイス」ばかりの自販機を6台ほど見つけてそこで諦める。結局アイスコーヒーでお茶?を濁す事に。

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  再度出撃後、山城大橋を超えて、出撃してから40分程でで近鉄鉄橋が見える場所まで来た。そこで川が2又に分かれている場所に到着。そのまま流されて友達は右へ僕は左へ。すぐに合流すると思いきや、合流できず。途中陸に上がって友達の行ったほうまで見に行こうと思ったが、藪が高く、難しい。仕方ないので、近鉄鉄橋まで下っていって、そこにいなければ遡って探しに行く事に。

 近鉄鉄橋手前で友達発見。向こうも僕の姿が見えないので心配していたらしい。まあ大丈夫とは思っていたが、ちょいと心配したなあ。

 近鉄鉄橋右岸に上がれる場所があると聞いていたのだが見つからず、結局左岸がわを強い流れに逆らって遡り、藪の間に漕ぎ入り上陸。偵察してみると、近鉄鉄橋下の杭を越える為のボーテージ出来る道と河川敷の公園につながる道を発見。今日はここで撤収。上陸後、右岸側をみると何とか鉄橋下流側になんとか上陸できそうな場所も見えた。どんなんだろう?

 そこからJR京田辺駅まで結構な距離を歩いて終了。毎年二度は行っている木津川、次回は秋ぐらいにでも。しかし初めて浅瀬で立たずに下れた木津川行だった。

 最後にちょいとアクシデントがあったけど、SS-1もますます若返ってきている。ほんまに33年も経っているファルトなのか?ある意味モンスターファルトボートだな。

 

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 次の日はゆっくり寝てから出撃。近江塩津方面へ向けて漕いで行く。カヤックで森林浴をしているような濃密度の緑を見上げつつ岸べたで進んで行く。それだけでも幸福感が沸いてくるのだが、開けた場所に出たとたん、「おいおいここは楽園かよ」これがその時の僕の本音。琵琶湖にこんな場所があったなんて・・・という表現を前編でしたが、そうとしか言い表しようが無い!

 じっくりとかみ締めるように漕いで行く。水質もなかなかで、「おてんと」様から優しい陽気が降り注ぐ、今日は最高のカヤック日和。

 
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 しばらく漕いで鼻を周り込んでいくと、小さな集落が見えてきた。月出集落だ。静かな、静かな集落。吸い込まれるように2艇は近寄っていくといいたいところだが、本当は缶コーヒーが飲みたいのでとりあえず休憩がてら上がって見たというのが真相だったのだが・・。。

 丁度そこにおばあさんがいらしたので挨拶をする。どうやら以前この集落に住んでいたらしい。

「マキノから漕いで途中でキャンプ」「組み立て式で電車で持ってくることが出来る」とKさんが説明。

 「いい勉強させてもらったわ、そんなカヌーあるんやね」とおばあさん。

 「これがフォールディングカヤックなんですよ!」もちろん僕はそれを声には出さない。
        
 「長浜まで漕いで折りたたんで帰ります。車はなくても大丈夫です。自由なんです」ここまで熱弁する勇気はシャイな僕には勿論無い。リジット艇にスピードや操作性、組み立て分解その他の手間で「負けても」いいじゃないか。水上をこんなに自由な旅ができる小船が何処にあるのかい?


 僕のファルト熱とは対照的にその集落は静がであった、本当に。集落を訪ねている車が数台あったが、騒がしくない。田舎の小さな集落・・。もう少し居たいと思ったが、時間もあるので、後ろ髪引かれる思いで出撃。30年後もほとんど変わらずにそのままであって欲しいというのは、部外者のエゴかな?

 
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  ここから鼻を回り込んだらすぐに近江塩津の集落が見えてきた。が時間の問題もあり(実は地図を持ってきてないので長浜までどれだけ距離があるか正確わからなかった)、ある程度近づいた後、対岸に渡り長浜方面に向う。相変わらず緑の濃い場所に満足しつつ次の集落飯浦に辿り付く。ここで上陸したはいいものの、店舗閉鎖されていた為に結局缶コーヒーに辿りつけず。ただバス停を見つけ、ここから永原もしくは木ノ本駅までバスが出ているので、この辺を電車で来る時の偵察にはなった。ついでに出艇適地も分かったし。

 
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 さて今度こそ長浜目指してがんばろう。手前に南浜という場所があったのは覚えているのでそこだと思われる場所に向けてショートカットして行ったが、着いたと思ったら違っていた。その場所を周り込んで漕いで行き、南浜到着と思ったらまた違っていた!すでに時刻は午後4時近く。

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 そこをまた回り込んだら今度こそ琵琶湖の対岸が見え、かつ竹生島との位置関係より大分近づいているのが分かった。今度こそ間違いない。ただこの辺は浅い為か波が風も弱いのに高い。スピードがどうしても落ちるのだが、まあ楽しいといえば楽しいな。沿岸の景色を見つつ漕いで行き、やっと件の南浜到着。

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  遠くに町並みが見える。あそこが長浜か?南浜をちょっと回り込んだら、より近くに大きな町並み。あそこか?分からん?地図くらい持って来いよと自分に毒づく。

 こういうときは上陸して聞くに限る。ということで家族連れの方に聞くと、近い方が正解であった。

  
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 というわけで、一路長浜向けて一直線といいたいところだが、「やな」が多く真っ直ぐ進むというわけにはいかない。結局「やな」を避けて避けて、長浜城の下にたどり着いたの午後6時ちょっと前。32、3kmくらい、今日は漕いだかな。撤収終了寸前であたりは真っ暗、暗い道を駅までとぼとぼ歩いていく二人であった。

 楽々のんびりツーリング予定が、荒れるは、それなりに距離を漕ぐはで予想通りとはいかなかったものの、期待の数倍楽しめた奥琵琶湖キャンプツーリグでした。ガイドしていただいたKさん有難うございます。また今年中にもう一度くらいは来れたらいいなと思っています。

 GW後半はお馴染みウィスパー乗りのベテランKさんが琵琶湖にいらっしゃってるという事で、ご一緒させていただいて奥琵琶湖を漕ぐ事に。当方、菅浦までしか漕いだ事が無い(以前琵琶湖横断した時は近江今津から竹生島、南浜、長浜というルートだったので沿岸部をほとんど漕いでいない)ので、のんびり漕ごうという事になりました。

 予想に反して結果的に初日も、そして2日目も「のんびり漕ぎ」だけではすまなかったのですが。当方出撃艇は壱号艇シーショア。もともと前半はシーショア、後半は五号艇のカサラノという2艇でGWを堪能する出撃予定であったのですが、初日午後から相当風が強いとの予報だったので変更した次第。結局ある時間帯を覗いてカサラノでも問題ない状況ではあったのですが、まあそれは仕方ないですね。それでは書いてみます。

 JRマキノ駅でKさんとお会いし、買出し終了後、通いなれたマキノに到着。のんびり準備をしていると、カヤック乗りの方に話しかけていただく。どうやらフォールディングカヤックを持ってきているらしい。Kメーカーを尋ねると、フェザークラフトのk1、K2、カサラノ・・なかなか豪華なラインナップだ。そのうちK1はオールドタイプでスプレースカートが本体についている、リブフレームがアルミ、バックジッパー方式の船体布という特徴を持っている。

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 黄色のカサラノでそれも新品に近い、ということは。お聞きしたらやはり先日グランストリームのブログで載っていた方であった。ラダー無しどころか、エアチューブを抜いてある。足元はウィスパーのようにペダルではなくフットプレイス?方式。日本でこの仕様は一艇だけかな。未熟な僕はカサラノに乗るときは勿論エアチューブは「ぱんぱん」である。ちょいと話をさせていただき、写真を撮らせていただいた後、「お先です」ということで別れを告げて出発。

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 すでに午後1時前であるが、今日はそんなに漕がないので問題なし。のんびり海津へ向い、そこから菅浦方面まで漕いで行く。今日は風弱く、しかしそのわりに波があり一番楽しい状態だ。のんびり写真を撮りながら綺麗な奥琵琶湖を眺める。曇り空で今にも雨の降りそうな状態にもかかわらず、緑がくっきり映えている。空気の状態がいいのかな?っと気がつけば波が落ち着いてきてべた凪に。

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 菅浦に到着後、集落を歩いたり神社に行ったり、のんびり過ごした後、葛籠尾崎めざして漕いで行く。

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  ここからは初めて漕ぐ場所。緑が多く、なかなかどころか非常にいいではないか!こんなところもあったのね、というのが感想。琵琶湖、奥が深いじゃないか。

     
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 葛籠尾崎到着後、時間があるので軽く竹生島に渡ることに。たった2kmを漕いで行くのだが、マキノ方面を見ると黒い雲が接近中。ちょっとやばそうだ・・。以前家島に渡った時を思い出す。あれが来たら強風と大雨でえらい事になりそうだ。とりあえず到着後、1周するのを止めて、とっとと帰ることに。バウを葛籠尾崎に向けて漕ぎ始めた瞬間、強風、波、そして雨が降り注ぎ先ほどまでの穏やかな状況が一遍、大荒れだ。
 
 風に負けずにしっかり漕ぐ、シーショアとインチューンパドル、問題ないのは分かっているが、余裕かまして漕いでいた隙を突かれた(黒雲が接近しているのは分かっていたが、まあ大丈夫でしょと高を括っていた)ので意外と体勢を立て直すのに時間がかかったかつ結構焦った!。波を越えつつKさん見る。ウィスパーがこの状況の中でどう波を越え、風の影響を受けるのかを観察。やはり風に強そうだ。荒れた海にも乗り手次第でかなりの状況でも漕げそうだな。

 風や波で艇が回されるが十分パドルで調整できる程度。があえてここで実験。風に対して角度をより浅くして漕いでみた。風の影響でスピードは落ちるが、波に対しては直角に近くなるので安定する。実験無事終了。強風下の出し風対策に役に立つだろう。今後ともいろんな角度で試してみよう。

 結局2kmを20数分で戻る。時速にして5.5kmくらいは出ていたかな。思っていたよりは減速していなかった。風速はおそらく8mくらいはあっただろう。まあ真正面の向かい風ではなかったのもあるのだろう。しかし竹生島弁才天はご覧になられていたのだな。琵琶湖をなめた人の子等にお仕置きをってところか。誠意を持って謝罪したのは言うまでも無い。また今度近江今津辺りから動力船に乗って竹生島にお参りに行ってみよう。

 その後1時間位漕いで2人はキャンプできそうな場所を見つけてタープとテントを張って食事。終了後すぐに、明日は天気が良いとのことなので期待を胸に眠りに付く。

 

 

 「電車でカヤック」について久々に書いてみます。因みにGW後半も電車でカヤックキャンプに行ってます。流石にキャンプツーリングに電車で行くのはそんなに楽ではないですが、十分出来ます。というわけで電車でカヤックデイツーリングは慣れれば楽です。

 特にガソリン高騰のこの時期、単独行であれば交通費等が場所によっては半額で済むこともありますし、18キップシーズンなら3分の1程度の場合もありお徳です。電車の中では有効に時間が使えますしね、とこれは何度か言っている事ですが。

 これを書いている本日は「雨」ということで、雨の日、若しくは撤収中に雨に降られた場合、その他乾かす時間が無かったり、気候的に難しかったりする時、電車の車内を濡らさないようにする工夫について書いてみます。まあ非常に単純です

 それは60リットル以上の大型防水もしくは防滴バッグに船体布を入れてしまい、その状態でザックにしまう、それだけです。2枚あればフレームやその他シーソック、スプレースカート等を入れることもできますし、耐久性は低いのですが、ゴミ袋を代用するのもいいかもしれません。これだけで、電車の中を濡らすことはほとんどなくなります。濡れてもしれてますので、降りるときにタオルで拭けばそれでOK。

 
 電車派のフォールディングカヤック乗りは非常に少ないです。でもやはりフォールディングカヤックの特性を生かした旅というのは公共交通機関利用(宅配便利用での遠方漕ぎもですが)だと思いますので、うっかりだまされたと思って一度やってみていただきたいなあ、と常々思ってます。

 さてと次はGW後半の琵琶湖キャンプツーリングについて書きます。

  

 思いのほか収穫の多かった旅、瀬戸内縦断行でした。正直、いつでも行けるるという気持ち、休みが少ないという現実、別の場所にも色々と行っていた、様々な要因が重なり合い、行けずじまいでした。ただ「行けるだろう」というのと、実際に「行ってしまう」という事の違いがこれ程とは・・・。いろいろと感じたことを書いてみます。

 その壱 

 2泊3日の移動しながらのツーリングは、デイツーリングとは勿論1泊2日のツーリングとも全く違った事。要するに時間的余裕があるので旅をしている感覚が強くなるのと、中日が非常に自由に使える事。思いっきり漕ぐも良し、あまり漕がずに素敵な場所でも見つけてのんびりするも良し。

 最終日、地元の人と話しかけていただいた時、必ず出る質問「何処から来たの」に答え、「昨日は小豆島の鹿島、一昨日は日生」という度に手漕ぎの船で漕いで来たんだな、旅をしているんだなという当たり前の事を再確認できる。その時に感じる不思議な嬉しさ。3泊、4泊の旅をするともっと違うのか、それとも2泊とそんなに変わらないのか?それは後のお楽しみとしてとっておきます。


 その弐 

 リジットのFRP艇で50km1日で漕げれば上等である、ということを本で読んだり、ネットで見たりしました。シーショアとのスピード差を勘案すると40km弱漕げればいいことに(勿論その艇に乗りなれる必要があるのですが、あえてそれを無視します)。で2日目は40km程漕げました。

 次の日、体がしんどくて動かないということになればこれは「失敗」であると思っていたのですが、次の日も全然大丈夫。軽度の筋肉痛(主に腹斜筋、腕はもっとまし)程度であり、25km前後漕いだが全く問題なしという事が分かったのは大きな収穫。いつの間にかある程度漕げるようになっていました。天候が良かったのと、穏やかな瀬戸内、そしてなんといっても「睡眠」を十分取れたのが原因です。デイツーリングではいつも寝不足で漕いでいましたからね。あとキャンプ慣れして睡眠に入りやすくなってきたのもあります。


 その参

 学ぶべきことが非常に多い海、あらゆるルートをとることの出来る自由度の高い「瀬戸内海」という意味を再認識しました。特に3日目は潮流の影響を強く受ける場所、船舶交通の多い場所での漕行だったので、いい経験になりました。また2日目は島のどちら側を通るか、2度ほど迷いました。瀬戸内は島が多いので取れるルートもそれだけ多くなります。瀬戸内海は、海について学ぶ、楽しむのにこれほどのフィールドは日本の他にあるのかな?と思ってしまうほど恵まれたフィールドであるのを実感しました。


 「終りの始まり」という言葉があります。悲劇的結末に向けての最初の兆候といったような意味でしょうか。 今回の瀬戸内縦断行完結はさながら「始まりの終り」といったところでしょう。ファルトボートを使った自由な旅のスタート地点に立った、終わった時にそういう気持ちが心の底から浮かんできました。さてさてこれからどこまでいけるのか・・・・。。フォールディングカヤックの旅はやはり止めれないなあ。

   

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                                 (青線 1日目 緑線2日目 黄色線 3日目の行程)

 いよいよ本船航路横断だ。本船航路、海のメインロード、船舶交通が多くカヤック乗りに要注意場所というやつだ。目の前4km弱に位置する男木島へ向けて一直線に漕いで行く。まずは向って左手(西行き)の航船に注意。視界に無し!続いて右手(東行き)を見ると2艇向ってくる。本船航路に入るまでは巡航速度で、入ったと思われる場所からは速漕ぎで行く。左手方面からは船は来ていない。右手方面からの2艇は目の前を通過中。結局そのまま左手からは現れず、右手からもその2艇のみ、何の問題も無く本船航路を通過、男木島にある北側の浜に上陸。

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そこには歴史100年を越す男木島灯台と資料館、キャンプ等があった。ここで休憩、資料館見学させていただき、のんびり過ごす。缶コーヒー飲みながら管理人さんと談笑。40分近く過ごした後、出撃。因みにここのキャンプ場は1日500円とか。安い!それはそうと男木島、また再度来て、のんびり過ごしてみたい島だ。ここから直島方面へ漕いで行くのも良さそうだ。高松から定期便が出てるのでそれを利用するもの手である。

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  出撃後、男木島の西側海岸を南下していく。凪いだ静かな海を行く。なぜか非常に印象に残った場所。それから少し行って見上げると男木島独特の集落が見えてくる。この景観は結構有名だとか。そこを越え港を越えると、女木島との間に加茂ヶ瀬戸が流れている。潮の強い時は激潮地帯となる難所。そこに突っ込む。小潮とは思えないほど潮の影響を受けている。潮汐派の中、漕ぐのは楽しい。ついでに風も少し強くなってきた。沖合いには釣り船が10艘以上釣をしている。流れが速いので釣れるのだろう。

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 そのまま漕いで女木島東海岸を南下、浜をみつけてそこで上陸。女木島探索だ。「鬼が島」とも呼ばれる島、を歩いていく。企業の別荘地らしきものが結構見られる。そこを抜けると綺麗なビーチ。夏場は結構大勢の海水浴客で賑わいそう。のんびりした島の散策を終えた後、上陸地の浜にて昼食をとる。いよいよ最後のひと漕ぎだ。ここから約4kmくらいで高松駅近くの浜に着く。そこがゴール地点。急いで漕ぐのがもったいないので、のんびりちんたら漕いで行く。

 

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 女木島・高松間は、高松港に入港また出港して来る船舶交通数が非常に多く、横断に慎重を要する。船と港の位置関係からルートをシュミレート、ほんの目の前を大型船が通ることも3度ほど、慎重に時にはカヤックを速漕ぎしつつ進んでいく。高松ではイベントが開かれているらしく、バンドの演奏が聞こえてくる。まるで歓迎式典でも開いていただいている錯覚を受けて苦笑する。

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 航路を抜けて岸沿いに、いよいよ本当の「仕舞」である。ゆっくりと漕ぎ、マリーナ過ぎると浜が見えてきた。休日なのでシーズン中ではないもののそこそこ人はいる。その浜にゆっくりとシーショアを着艇。浜の横にある通路にて人の邪魔にならないように艇や装備を乾かしつつ、無事瀬戸内縦断行を終えた達成感、こみ上げてくる意外にも大きな喜びに、自分でも不思議な感じがした。初日はともかく、2、3日目は天候が良く、厳しい海況ではなかったものの、自分で計画した通りの旅ができたということ、思っていた通りの旅ができたこと、少しはカヤックに関して成長している事が実感できたこと等が、満足できた理由なのだろう。また7月、8月にの連休は何処へ行こうか?愛艇と共に電車にて自宅へ帰還する僕の心に浮かんだ思いはそれであった。

 というわけで、無事縦断してきました。かなり為になる旅でした。きついと言うほどでもなく、楽ではない丁度いい旅、いろいろと勉強になる旅でした。今回について「終章」としてまた書いてみます。

 

 

  

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                                          (青は初日、緑は2日目の行程)

 千振島から出撃後、島をまわってすぐ近くの沖島に向けて漕いで行く。波高0、綺麗な景色、まるで湖を行くが如く、そのまま沖島と小豆島の間、瀬戸を南下する。ここは相当水深が浅い。大潮時は相当の流れだろう。

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 そのまま独特の漁村風景を左手に見つつ漕いで行くと、観音様らしき像が、その後ろに魚のオブジェ。漁民の豊漁の祈りを聞き届けてくれるのだろう。穏やかなご尊顔だ。僕は豊漁ではなく航海の無時祈願の為、海上から手を合わせる。

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 そこを越えて岬を回るとフェリー乗り場が見えてきた。いきなりスピードが落ちる。逆潮だ。あいかわらず海面がざわめいている。左上を眺めると、目立つホテルがそびえている。「ホテルグリーンプラザ小豆島」ここからの夕日の眺めはすごいだろうなあ。まあ機会があれば一度は泊まってみたいものだ。

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 その左手の水路の向こう側は土渕海峡だ。4ヶ月ぶりの場所を越えて世界一狭い海峡を漕いで行くと道路の上からおばちゃんの声が聞こえてくる「あのお兄ちゃん、あんなとこカヌーで漕いでるよ」 軽く会釈した僕は先を急ぎ、以前上陸した場所に再度上陸。

 
  
 上陸後、ほっかほっか亭で弁当買って遅い昼食。すでに4時を過ぎている。とっとと食べて先を急がねば。本日の宿泊地は鹿島海水浴場。多分キャンプしても問題ないでしょう。のんびりしてると日が暮れる。ここから距離的にたいしてないが、念のためにヘッドランプをシーショア内から取り出して、デッキバッグに入れる。

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 出撃後、防波堤の陰からでると、右手に大余島、中余島等が見える。干潮時に道が小豆島とつながり「エンジェルロード」と呼ばれる道に。カップルでここを通ると結ばれるとか。ひとり黙々と漢(おとこ)らしく(いや寂しく?そしてちょっぴり切なく?)漕いでいる僕には200パーセント程関係ない。


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 大余島の裏側、波に削られてた自然の造形美を眺めつつ回り込むと鹿島海水浴場が見えてきた。観光客らしき人たちを避けて、向って左寄りの場所に上陸。すぐにテントを建てて、着替えてから歩いて数分の場所にある温泉に向う。 因みにここはキャンプは問題ない、「キャンプはマナーを守ってしてください」というような看板も立っている。拠点としては申し分ない場所。
 

 温泉は地図に載っていたものの、そこは総合ショッピング施設になっていたので、そこで食材や必要品を買い込み、温泉に入り、そして本屋にて本を購入と数時間前とは全く違った文明の「素晴らしさ」に触れリフレッシュ。ついでにラーメン屋で飯食っておなかも満足。テントに戻ってすぐに就寝。本日は40kmちょっとを漕いだ。何気に自己新記録。余力もある程度残っている。ちっとは成長したのかな?

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 次の朝、地元の人と少し話した後、7時過ぎに見送りを受けて出撃。鹿島海水浴場から西へ、漕いで行く。 静かな朝の海を漕ぐのはやはり気持ちいい。キャンプできそうな浜を海上からみつつ漕いでいると、カヤックがおいてある浜を発見。キャンプ場?そこを越えて島渡り開始、目指すは豊島だ。

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 小豆島、小豊島、豊島それぞれの間は結構強い潮が流れる。小潮とはいえ影響は相当あるだろうなあと思いつつ漕いで行くと、やはりばっちり流れております、潮が。潮の道を横切りつつ漕いで行く。艇が振られて漕ぎ難いのでラダーを落とす。実は今回のツーリングではラダーを持ってくるかどうか悩んだのだ。荷物は少ない方がいい。組み立てや撤収の時間もちょっとは短縮できる。今回の予定ルート中、島間距離の最長は10kmも無い。無くても何とかなるだろうと考えていた。が初日の荒れた海で、また潮の流れる中を荷物満載で重くなっているシーショアを操るのはちとしんどい。結局ラダーを持ってきたのは正解であった。

 さて潮の道を横切り、フェリーの航路を過ぎるとアアラ島という無人島に到着。この辺りには釣り船をちらほら見かける。潮の流れが強く、魚も釣れるのだろう。島の浅瀬というのも原因だろうが。島には上陸せずに海上でチョい休憩。

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 休憩後、豊島に渡り上陸。ここで行動食をしっかり食べて、本船航路横断に備える。豊島と南の男木島は本船航路、速漕ぎで一気に渡るのだ。

  

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  次の朝は8時に出発。久々に十分睡眠が取れた状態での出撃。普段は仕事の関係でいつも寝不足の状態なので結構嬉しいものだ。朝食はカステラのみ。パンも食べようと思ったら、袋が破れて水浸し、あまり見たくない状態なので処分。疲れは残っているが、体は動く。大多府島に別れを告げて、一路西へ。まずは長島への島渡り。昨日とうって変わってべた凪の朝の海、気持ちいい。
 
 
長島到着後はキャンプできそうな浜を沖合いから観察しつつ漕いで行く。しばらくすると去年カサラノで来た手影島が見えてくる。海上から手を合わせて航海の無事を祈り先を急ぐ。本日は最低でも小豆島の側、「千振島」まで行く予定だ。

                   
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 実は長島の南側海岸は今まで漕いだ事は無い。これにてやっと日生諸島完全漕覇。まあどうでもいいんだが。漕いでしばらく、虫明け瀬戸の出口近辺にある木島を右手に見ながら進んでいく。

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 ここからはうっすらと牛窓諸島が見える。ちょっと休憩後、牛窓の手前、鼠島向ってまっしぐら、途中浅い為か潮の影響ある場所を通って(というよりこの近辺は潮の流れを感じることの出来る場所だろう)、到着後上陸して休憩。キャンプするには狭すぎるなあ、ここは。

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 休憩後、対岸に渡り岸沿いを牛窓へ。牛窓は実は2回目だったりする。電車だけでなくバスも利用する必要があるので足が遠のいていたのだ。今後はたまには来よう。牛窓の町並みを眺めつつ、牛窓海水浴場に上陸。売店の場所を聞くも、一番近いコンビニまで結構あることがわかる。親切な方が車に乗せてくれるとのことだったのだが、大分ぬれているので謝辞させていただく。有難うおじさん。

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 普段は強い流れのある牛窓瀬瀬戸も小潮である本日は緩やか、ここを越えて前島のフェリー乗り場を越えた場所の浜に上陸。食べ物探がしだ。食堂なんてあればいいんだが、この近辺には無し。結局ホットの缶紅茶だけ飲んでから再度出撃。前島は牛窓諸島最大の島で、カーフェリーも通っているので車で来れる、有料キャンプ場もあるのでここを拠点に牛窓で遊ぶのも良さそうだ。

 
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 出撃後、前島と黒島の間を南下、千振島までの約8km程度の島渡り。相変わらず油を引いたようなべた凪の海をひたすら漕いで、午後2時ちょいに無事到着。今日の海は本当に静かだ。坂を上って千振灯台からの眺めを楽しむ。
 

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 千振島はテントが10張り以上張れるような浜がありカヤックキャンプの場所としてはそれなりに有名。体力的にまだまだ余力あり。先に進むことにしよう。今日もっと漕いでおけば明日が楽だ。


 GW前半の27日から瀬戸内縦断島渡りに行ってきました。メインゲレンデの日生諸島近く、入電から出撃島を渡り、高松までの2泊3日旅、学ぶべき事が多く、また「旅をしているのだな」という実感を得た充実したファルト旅を満喫してきました。3、4回に分けて書いてみます。出撃艇は壱号艇シーショア

 27日、当初は全行程単独行の予定だったのが、前日ウィスパー乗りのTさんよりメールいただき、27日は日生でご一緒していただくことに。お誘い有難うございます。

 JR明石駅でTさんの車に乗せてもらい出艇地「入電」へ。ここは無料駐車スペースがあり、人も少ないなかなかの場所。目の前から出艇できるし、ファルトを組み立てるのに便利なコンクリート?の地面あり。


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 いつもどおりの儀式を開始する2人。
 フレームという「魂」を船体布という「体」に入魂すれば、旅をする小船が生まれ出でる。さあカヤック阿呆達よいざ行かん!・・・といいたいところだが、最近はいい意味で肩の力が抜けてきた。 縦断をどうしてもやり遂げるぞという意志はさらさら無く、ダメなら途中で切り上げようというのが本音。ファルトの旅はそれでいいんじゃないかと、僕は最近そう思うようになってきた。

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 さて出撃、まずは鹿久居島東海岸まで漕いで行く。やや風が強い。快調に進んでいくTさんのウィスパー、それに比べ荷物を満載した我がシーショアはゆっくりと時速5km程度で進んでいく。鹿久居島の東海岸近くに到着後、そのまま南下、鼻を越えたら強い風が吹き、波が高くなってきた。

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 そのまま進んで行くとどんどん風が強く波が高くなってくる!日生漕ぐ事二十数度、今まで一番の荒れようだ。もっと風が強い時に漕いだ事もあるのだが、その時は日生の水路状になった場所だったのでカサラノでも安心であったが、ここは日生でも開けた場所である。大きな波で1.5m位か?久々に荒れた海なのでちょい緊張したが、次第に緊張も解れて来る。なんと行っても「シーショア」であるし、更に荷物満載の状態。何を恐れる事がある、といったところか。が仕事で相当疲れている僕だったので、正直なところ「もっと優しくしてくれい」というのが本音。

  が難なく波を乗り越えて進んでいくシーショア。で実は一端引き返そうかなと思ったりもしたのである。 Tさんはまだカヤック始めてからそんなに経っていない、またこの海でそれも空荷の状態ではという事を考えた。しかしTさんはツアーで相当「いかつい」状況を漕いでいるし、なんと行っても体力抜群の「山屋」である。ということで行ってしまう事に。結局この海を漕ぎきったTさん、たいしたものだ。僕がTさんの立場ならすぐに泣きを入れて「帰りましょう」と提案していたなあ。単独行の多い僕はこの辺の判断がなかなか上手くつかない。今後の課題の一つだろう。
    

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 鹿久居島を回り込んでから強風下の海を鶴島へ渡る事に。島影に入ってとりあえず休憩することに。もともと鹿久居島の浜でのんびりの予定が、そっちへ行くと常に風にさらされるし、出艇もサーフ状態でしんどいかもしれないということでそう決めたのだがこれは正しかったのだろうか?

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  鶴島まで漕ぎつつ、記念に何枚か写真を撮る。ウサギさんががんばっている中、えっちらおっちら漕いで鶴島についた。普通より20分くらい余分に時間かかったかな?

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  鶴島にて昼食後、散策に向う。鶴島にあるキリシタンの墓に手を合わせる。以前も書いたかもしれないが、長崎の浦上天主堂に行った時、アナウンスが流れていた。こういった内容だ。

 「明治になってキリスト教が禁教でなくなったとき、欧米人の宣教師がこの地を訪れた。そのとき、こんなにも多くの人が迫害を恐れつつも教えを守り続けた事に感動した」それを聞いた僕も感動した。まさか日生にその浦上のキリシタン流刑地があるとは不思議な偶然。日生を初めて漕いだ時、行ったものの未だに墓に手を合わせていなかったので、今回は丁度いい機会だった。

 十分休憩もしたので鶴島を出発、Tさんは念のため、日生の駅に向かいそこでウィスパーを置いてから、電車で出艇地近くの駅まで行く。それから来るまでウィスパーを回収という手順をとるとのこと。というわけで鹿久居島と頭島の間にかかる橋の下くらいまで同行することに。あそこからは水路上になっているのでなんとでもなる。ただ動力船が狭い水路をそこそこ通っているのでそれだけが慣れないとしんどいが。 Tさんに別れを告げて僕は大多府島に向けて漕いで行く。ここからは単独行。気合を入れなおさないと・・とは思わない。

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 相変わらず兎が飛び交う荒れた海、ラダーを入れて漕いで行く。とりあえず頭島の島影に入るまで真っ直ぐに漕いで行き、その後は島沿いの瀬戸内らしい穏やかな海を漕ぎ橋の下まで行った後、地図で日生駅前の上陸地を教えTさんと別れる。しかし今日の日生はなかなか気合が入っているなあ。

   

 僕はその後、本日のねぐら大多府島の浜まで漕いで行く。最後の荒れた海を越えて島に着いたのが4時頃。時間あるのでそのまま島の遊歩道を歩いて島を散策。メインゲレンデの日生で一番好きなのがこの島だ。なぜかほっとする。

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 海水浴場の浜にてシーカヤックを発見!テントも張ってあるが、どうやらいないらしい。残念。そのまま僕は遊歩道を歩いていき、山の上から日生諸島を眺めつつ景色を楽しむ。ほどほどのところで引き返しねぐらに戻ってテントを建てて食事の準備。久々に持って来た「ネイチャーストーブ」の燃料、薪集めをした後に食事、食後はラジオを聴きつつ焚き火を楽しむ。9時過ぎまで外で過ごし就寝。明日は今行程最長漕ぎの日。十分寝て体力を回復させなくては。
 

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