ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 階段を上って3階へ、そこには日本最古のファルトボートフレームとウッドフレームシリーズが飾ってあった。一番上はSS-1かな?でもパドルポケットはついてないはずなので、別の艇か?一番下のタンデム艇はST-2だろう。かつて2人で漕いで沖縄から鹿児島県口ノ島まで行ったとか。ファルトとしては最高記録?なのだろうか。そういえば沖縄から九州までファルトで行った方はいるのだろうか?「ノア」ならならそして我が七号艇「K2 Expedition」なら凄腕2人組めば九州までいけるだろうとは思うのだが。もちろん僕は遠慮しておきますが。

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 3階に上がってからラックを眺めてみる。1階から3階に達するこの巨大ラック、恐らくカヤックを数多く持っている人にとっては垂涎の的。瀬戸内の海辺に住んで、家が舟屋形式で(潮汐の問題で残念ながら水辺から大分上げないといけないが)、このラック。僕の夢(妄想?)が広がっていく。電気代節約する為、手動式に変えてもいいかな。

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 その奥へ入って行くと、ここは船体布の裁縫場所。フジタカヌーのファルトボートのデッキ色は以前にも書いたが、標準5色に特殊色44色の計49色。特殊色は価格5%アップするが、他の人と違う色を選べるのは魅力的だ。僕の四号艇アルピナ2-430はパールシルバーだが、なんとバイエルンで購入した者でただ一人らしい・・なかなか渋い色だとは思うのだが。なぜか気になるコーラルピンク色。SS-1の船体布が駄目になったらこの色で船体布を作ってもらおうなどと思っているが、30年過ぎても船体布はまだまだ大丈夫。大分先になりそうだ。
 
  
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 その次は外に出て、別の場所にあるFRP製カヤックの制作工場へ。ここは初めてくる場所。シーカヤック「やんばる」が外でお出迎え。中に入ると、FRPカヤックの「型」や作業台、ハッチのパーツらしきもの、2分割ハーリー船など様々なものが置いてある。壁にはB-1というシットオンタイプのカヤックが立掛けてあった(写真を撮るのを忘れてしまった!)。B1は一旦製造中止になったものの、要望があったようで復活。しかしシットオンタイプに波除カバーみたいなのが付いているこの艇、えらいスタイリッシュである。カラーリングもなかなかよろしいじゃないか。乗ってみたいなあ。

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 この後は恒例となっている(のか?)、「耐水マリン合板に焼印押してプレゼント」だ。今回はネームプレート。しっかり印字は成功。高強度ネームプレート完成!紐が通せるようにドリルで穴あけも。これもなかなか楽しい行事。そしてフジタカヌーワッペン。これは見たこと無かった。それとなぜか靴型のキャンドル・・・。一体何が出てくるのか分からないぞ!

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 こういった様々な場所を見学及び説明していただけるだけでなく、合間合間に藤田清社長の話をいろいろ聞けるのも、工場見学の魅力のひとつである。昔の話をしているときはにこやかに、まさしく「好々爺」といった感じだが、ひとたびフジタカヌーの話に移ると舌鋒鋭く、時にその言葉は日本刀を凌ぐ切れ味を見せる。歯に衣着せぬ話ぶり、まさに感服の極み。こういった話を聞けるのは、実際に行った者の特権だな。そしてそれから昼食を挟み、カヌー広場前で漕ぐことに。

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 自艇を漕ぐ方、フジタカヌーが用意してくれたアルピナ310を僕は漕ぐことに。この艇は以前ちょっと乗っただけなので、楽しみにしていた。インプレッションはまた後日書くとして、ネット上で「ファルトのプレイボート」なんて書いてあったが(もちろんそこまで回転性は高くない)、確かにファルトの中では最も回転性の高いカヤックだと思う。それと430トレックに乗る。やはりついついファルトに乗ってしまうな。
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 上流の流れのある場所に皆さんは突撃していく。アルピナ2-430乗りのNさんも果敢に向かう。もちろん僕はばっちり傍観だ。そして穏やかな場所でアルピナ310に乗りつつくるくる回りまくる。しかし面白いカヤックだ。ある程度参加者で艇を変えたりしつつ楽しみ気が付けばいい時間、終了。そしてバイエルン枚方店まで送っていただく。この日は枚方スイミングスクールのプールで、南アフリカ製のポリ艇試乗会兼ロール教室だとか。引き続き参加される方はそちらへ、僕はここで帰宅することに。うーんしかし南アフリカ製か。10年後には南アフリカ製やインド製のファルトなんて生まれたりして。さすがにそれは無いよなあ。

 というわけで3回目の工場見学を堪能してきました。毎回趣向はある程度代わり、相変わらず僕の知識欲を刺激してくれます。来年も都合が付けば行きたいものです。フジタカヌーユーザーに限らずお勧めのイベントですね。それはそうと来年の工場見学までには「組み立てが5分で出来る」ファルトは完成しているのかな?

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 1月25日はバイエルン主催のフジタカヌー工場見学に行ってきました。すでに参加は3回目、毎回様々な趣向で楽しませてくれる工場見学、飽きませぬ。当日は雪が降り、笠置駅は雪の中。そこで車に拾ってもらい工場へ。それでは書いてみます。

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 まだ開始時間ではないので、工場を一人で見せていただくことに。入り口入ってすぐにあるラックには、多くのファルトが乗っている。アルピナ2がほとんどだ。冬場なのになかなか売れているんだな。初めて僕がここを訪れたのは4年以上前の冬、、シーショアと480スペリオが数艇ラックに乗っており、「日本人も冬場に結構漕ぐ人が多いのだな」なんて思ったが、それらすべて実はアメリカやドイツに出荷される艇だった。もちろん今回は日本向け。冬場に行く人が増えているのか?ちょっと嬉しいな。

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 奥に入って行き、遠慮なく写真を撮らしてもらう。いろいろ見回り、ウッドフレームを置いてあるところに来る。既にウッドフレーム艇は製造中止ではあるのだが、ちゃんとパーツのストックは準備されている。SS-1のパーツを取り寄せしたときあっという間に届いたのでびっくりしたのだが(値段も安い)、この辺がフジタカヌーの凄いところ。製造中止艇のパーツは、発注があってから図面をみて削りだしたりつくり出す、加工をするものだと思っていたので、より時間がかかるものだと思っていたのだ。

 そのうちに参加者が徐々に集まり、雪の為に集まりが少し遅れたが、河野さんによる参加者紹介の後、10時20分頃(だったかな?)に工場見学はスタートした。説明は主に藤田清社長に、若社長?亮さんと河野さんがサポート?して進んでいく。

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 まずは、リブフレームの切り出しについて、そしてニス塗りについて。ハイブリッドフレーム艇のリブは耐水マリン合板を採用。かつての魚雷艇等に使われていたとか。かなり頑丈な素材。そういえば、シーショアのリブフレーム、そろそろニスの塗りなおししないとなあ、なんて思いつつ説明を聞く。本当に7艇あるのでメンテに事欠かず。

 次はフレームの説明。フジタカヌーのアルミフレームは耐食性が他社製より高く、アルミとマグネシウムの合金らしい。ある割合でマグネシウムを混ぜる?と強く耐食性の高いアルミが出来るとか。それから二重管の話。二重管はアルピナ2-460に採用されているのだが、単純に厚みを二倍にするより強度が強いとの事。原因はまだ解明されていないとのことだ。

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 そしてそれより強いのがフジタカヌーの誇るグラスファイバーポール。早速体験用のフレームが持って来られ、参加者が踏んでみる。踏んでも乗っても曲がるものの、問題なく元に戻る。この強度と弾性及び錆びず腐らずという特徴。ファルトボートのフレームとしては最高峰なのは間違いない。参加者一同皆びっくり顔。

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 次はアルミフレーム切ったり、加工の説明で、その後にフレームを曲げる機械の元へ。これを見るのは初めてなので、じっくり見させてもらう。結構スムーズにアルミが曲がっていくので驚いた。 その後は上階へ。

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 1月25日 の日曜日は、フジタカヌー工場見学に行ってきました。1回ではとても書ける内容ではないので、その前にアップできていなかった別ネタを。

 K2 Expeditionの出撃準備がほぼ整いました。家具をある程度移動して、部屋の中で再度か組み立てて見ましたが、やはり「でかい」です。用事があって、うちの兄が部屋に入ってきてびっくりしてました。「これほんとに電車でもって行くのか?」とのこと。シーショアを初めて組み立てて部屋に置いてみたとき、相当「でかい」と思いましたが、K2 Expeditionはその比ではありません。サイズ的にシーショアが巡洋艦(それも軽巡、たとえば矢矧)だとすれば、K2 Expeditionは戦艦「大和」といったところ。それはそうと、出撃前にできれば2回組み立てておいたほうがいいかと思います、ファルトは。一回目は試行錯誤しながら、そして点検の意味で。2回目は再確認という意味で。これをやっておけば、現地で「あたふた」することは、そうそう無いでしょう。

 それから後は補強適補修、そしてラダーロープの付け替えしました。どうでもいいのですが、オレンジのロープ、白いロープよりアクセントが付いてなかなか良いかと。ロープの端同士の結び方が本で見た限りは「ダブル・フィッシャーマンズ・ノット」という結び方らしいのですが、ロープワーク苦手である僕、苦戦して結び目の仕上がりがちょっと違うようです。まあしっかり結べてあるので良しとしましょう。念のためロープの端をアクアシールで硬めようかと。

 以前日本海でご一緒させていただいたDさんよりちょっと前に連絡いただきました。僕がネット上で「K2に誰か乗ってください」ってなことを書き込んだのを見ていただいて、
 
 Dさん「どっぷりカヤックに漬かってますね。K2まで手に入れて。それも公開ナンパまで(笑)」

 そうかその手があったのか! 「K2 Expeditionによる公開ナンパ」(笑)

 その実効性?はともかく、妙にカッコいいですね?

 冗談はさておき、Dさんまたそのうち宜しくお願いします。

 部屋に置ける場所さえあれば、嵐であろうが大雪であろうが楽にメンテや艤装、パッキング等の確認ができるのはフォールディングカヤックの良いところですね。あと数日このまま置いていて、荷物積んでみたり後少しだけ補強してみたりしたあと、いよいよザックに入れて電車でカヤック予行練習?やってみようかと思います。

 さて1月18日は琵琶湖は湖南の石山から出撃してきました。最近古傷の右足アキレス腱が寒さの為痛み出し、ただでさえ寝つきの悪い僕が、さらに寝つきが悪くなっています。で結局朝まで寝られず。寝れなかったときでソロ漕ぎの場合、最近はカヤック中止か近場で漕ぐかのどちらかにしていたのですが(行っても大概ろくに漕げずに帰ってくる場合が多いため)、禁?を破って行く事に。しかし距離は漕げないというより、漕ぐ気が起きないだろうということで、浮いてくることに。出撃艇は壱号艇シーショア。オーバースペックですが、実は晴れたら和歌山の海を漕ぐことを想定していた為、いまさら荷物を入れ替えて別の艇にするものめんどくさかったので、こうなりました。前置きが長くなりましたが漕行記を。
 
 JR石山駅下車、琵琶湖方面へ歩いて行き、橋を渡る。階段を降りて橋の下まで行くと、何とか出艇出来る場所を発見。時計を見れば9時丁度位。とりあえず組み立て開始してフレームを船体布に入れようとすると、地元の方が見えられて話しかけていただく。

 なんといきなり「フジタカヌー」ですか?とのことだ。初期型をもっているとのことなのでどうやらSS-1を所有しているらしい。花見の時には出撃しているのだが、その他はほとんど乗らずということだ。。しかし今回僕のカヤック出撃準備をみて乗りたくなってきたとのことだ。そのほか色々と結局15分くらい話させていただいた。組み立て完了後ものんびり競技カヤックの練習を眺めたり、トイレ行ったり、今後のためにより良い出艇地を探したりで気が付けば10時30分。いい加減に出撃することに。

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 斜めになっている護岸を慎重に降りて出撃。とりあえず近江大橋に向かって漕いで行く。風弱いものの湖水温が非常に低い。これは落ちたら大変だ。景色は・・・・左岸の工場からもくもくと煙が。しかし湖面には野鳥がかなりの数浮かんでいるので、景色よりそちらを眺めつつ漕いで行く。

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 そして近江大橋を越える。この辺りから右岸は葦がよく生えていて、先程よりは良い景色に。矢橋帰帆島を巡る水路に入っていき、島を回る。この辺りから風が吹いてきた。寒い、漕いでいても。ジャケットについているフードを被ると、ましになったので被ったままで漕いでいく。島からは家族ずれの歓声が聞こえる。楽しそうじゃないか。僕はまあまあです。

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 漕いでは休み漕いでは休み、気が付けば水路の出口?だ。この頃から空が暗くなってきた。やばい、天気の悪化が早まったか!対岸の山はガスっていてはっきり見えず、雪景色を望むべくも無い、というよりも山頂に雪は積もっていなさそうだ。    

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 とりあえずスピードを上げて対岸まで漕いで行く。対岸についてから岸べたを漕いでいく最中にますます暗くなってきたので一目散に撤収予定地に向けて漕ぐ。後は時間との勝負だ。さすがに眠気が飛んできた。

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 大津駅から琵琶湖にまっすぐ下りてきた場所に上がれるところがあるので、そこに上陸。丁度上陸したとたん無常にも雨が。電車で行った場合の最悪のパターン「撤収時の雨」。寝不足、低水温、寒風、そして雨ですか!

 
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 さて屋根のある場所が近くにないかなと探すが・・・・あった。しかしそこはちょっとやばいかもしれない。その場所は、トイレだ!しかし背に腹は変えられない。幸か不幸か雨なので人通りがほとんど無く、使う人も少ないでしょ。しかし女性はあまり来て欲しくないなあ。トイレの出入り口でゴソゴソしていると、変質者に間違えられそうだ。しかし変質者ならわざわざこんな目立つことはしないからまあ大丈夫でしょ、と己に言い聞かせ、撤収開始。

 低水温の琵琶湖から上がった為か、雨に打たれても寒くない。冬場は漕いでいるときはそうでもないが、上がったら寒いものなのだが、今回は逆だな。長居はしたくないので撤収は僕らしくなくすぐに終わった。

 防滴インナーバックに船体布とフレームの一部をいれ、他のフレームはしっかり水滴を落とし収納した。後は駅までの道、ザックにかかる雨を少しでも減らす為、ゴミ袋をザック上部にかける。駅までとぼとぼ坂道を歩いて3時前には大津駅到着。電車の中では結局水漏れ無し。寝不足もあって電車の中ではうとうとと。気が付けば神戸駅到着。寒い、冷たい、眠たいそしてちょいと足痛いの四重苦ツーリングであったが、やはり水に浮かぶってのはいいものだ。最後のトイレ撤収もまあなかなかの経験だったかな?

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  今度はアルピナ2-430のメンテです。我が四号艇アルピナ2-430は川にも行くので、結構底を擦っており補修箇所が最も多い艇でした。といっても貫通はしていないので、念のために「アクアシール」を塗っただけですが(雑だ、綺麗に刷る場合はシーリングテープでも張った方がいいです)。因みにアクアシールは効き目が強力ですが、お値段がそこそこします。という事で状態によって、他の接着剤やシーリング剤を併用しています。ついでにブログ用にスプレーカバー付けて撮影を数枚。

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 後はK2 Expeditionを電車で行く為に、ダッフルバッグタイプのザックを背負えるように、テープ?と樹脂パーツを購入して付けてみました。全フレーム入れて担いでみましたが、意外と背負いやすいです。肩にもテープが食い込まないし。ザックに関しては背負ったときに底部になる場所に布を張って補強するくらいかな。
 
 後はフレームや船体布及び個人装備をどう分けて持っていくかです。重さと持ったときのバランスを考える必要がありますね。すべての荷物をひとつのザックに入れてしまった場合、重量が重すぎるとバランス悪く、陸上移動が結構しにくいことがあります。そういう場合は無理せずに、2ザックに分けた方がいい場合もあります。後もう一度組み立ててみて、ラダーロープ交換すれば一旦は終了です。

 カサラノのザックもまだまだ大丈夫ですが、一部アクアシールで補強。1000円前後で売っているタイヤの小さいカートが壊れて手元に無い場合やキャンプツーリングには、シーショアでもこのザックを使用しているので(フェザークラフトのパックカートは頑丈かつ分解できるので艇内でも場所をとらない為便利です)、ザックの使用頻度は結構高いのです。
 
 七艇持っていればメンテする艇に事欠きませんね(笑)。
 

 あの人とは「アムンゼン」である。そう、あの「アムンゼン」。あえてここで語るまでも無いが、まさかアムンゼンがなあ。今回一番びっくりしたのがこの事実だった。ちなみに1926年、北極探検に使用したとのこと。あの当時から極地探検使用に耐え得る強度を誇っていたとは、さすがはクレッパーというところか。でも感動していたのは僕だけで、河野店長やTさんは意外と冷静だ。何故??あのアムンゼンですけど・・・。

 そうこうしているうちに以前中ノ島ナイトパドリングでご一緒させていただいた「ヒー」さんが到着された。実は話の流れでクレッパーのアエリウスⅡを持ってきていただくことになって、このためだけに来て頂いたのだ。申し訳ない限りである。

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 早速組み立て開始、もちろん僕も参加。部品点数意外と少なく、クイーングースより若干組むのに時間がかかるくらいで、簡単である。慣れれば20分前後かな?船体布には入れずにフレームだけ組み立て。

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  組み立てた後、あたらめて眺めてみるとやはりウッドフレームは美しいな。そして僕がバウ側、ヒーさんがスターン側に座ってみる。うーんシート最高だ!これほどすわり心地にいいシートはなかなか無いのではないか。これだけでも欲しいものだ。

 5.20mあるのでアルピナ2-430と違って二人座っても荷物を積むスペースは結構ある。タンデムで中長期のツーリングをするにはこれくらいの長さは欲しいな。ちなみに最大積載量は330kgもある。

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 組みあがった写真もお貸しいただいたので2枚ほど張ってみる。独特の色合いが渋い。 家の押入れで眠らずに現役で活躍中。素晴らしい。

 さてフジタのノア500等と乗り味の違いはどうなのだろう、いつか機会があれば乗ってみたいものだ、クレッパー。相当剛性が強く、そこそこスピードが出るとか。

 気が付けば時間は7時、滞在時間6時間。好きなことをしていればあっという間に時間は経つ。特に今回はクレッパーサプライズがあったので尚更だ。やはりファルトボートは止めれませんなあ。なんといっても組み上がった状態でも組みあがる前でも楽しめるのはカヤック中ファルトボートだけでしょう?

 その気になれば今回の話題だけで10回くらい書けそうだが、暴走?するのもまずいのでこの辺で一旦止めておくとしよう。頂いた資料等の話についてはまた今度ということで。

 さてと1月11日は風が強いためツーリングに行くのは止めて、お世話になっているバイエルン枚方店に行きました。予想外のサプライズでファルト乗り冥利に尽きる展開とあいなり滞在時間6時間!さてそのまさかとは一体なんでしょう・・・・・。

 昼ごろ到着した僕、早速フィールド関係の話をしていただき、情報をいただく。店長の河野さんは、僕の次の目標「紀伊水道横断」をすでに行われているので、その話を特に詳しく聞く。うーん、後は時期と天候とそして僕の「勇気」だな。その他「賀茂川」作戦(漕げるのか?)、和歌山城堀漕ぎや今後漕ぎたい場所などの話をしていると、Hさんが見えられた。3人で話を継続していくと途中で何故か「クレッパー」の話が。

 ファルトの元祖「クレッパー」艇がなんと倉庫に眠っているとの事だ。それも新艇・・・なぜ販売しなかったの?という疑問は河野店長も明快な答えが出せず。それはともかく、いい機会だから見せてもらうことに。

 倉庫に収めてあるクレッパー艇を出そうとした河野店長が「EXあるやん」と・・EXとはエクスペディションバージョンの事で、船体布強度が上がっており、予備パドルホルダーがついていたりする、ノーマルのバージョンよりより過酷な場所に行く為の艇である。しかしさすがはアオキカヌー、何が出てくるか分からない。歴史の長さ故ですな。

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 箱から取り出して見せてもらった。フレームがやはり美しい。天然素材のウッドフレームはやはり現代素材のフレームより美しさにおいては凌駕している。そして艇長4.5mであるがキール及びガンネルは2本のフレームで頑丈に作られている。

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 個人的にはリブのこの金具の部分が気に入っている。さすがドイツというべき「剛」を感じる部分だ。
 
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 基本的なパーツ構造は我が2号艇SS-1に類似しているが、頑丈さは大分上だろうな。それとやはりあちらではセーリングは普通なんだろう。最初からマストを立てるホール金具?が付いている。日本で普通に購入できる艇では最近フェザークラフトが力を入れてきているが、もちろんカナダ製である。そういえばフジタカヌーも試作を作っていたけどあれは止めたのかな?パドリングとセーリングの垣根が低いのだろうな。シーカヤックの歴史の長さが日本とは違うというのもあるだろう。
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 でバッグだ。でかい!で かすぎないかクレッパー河野店長の身長に近い長さで。これだけあったらワンザックに収まらないものかと思うのだが。人が十分中に入りますよ、ほんと。ちなみに緑がスキン用で。紫がかった赤がフレーム用(と思う)。素材はもろ軍隊のザックに使用されていそうな丈夫な素材。

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 それから船体布。重い。4.5mなのか?と思うほど。さすがはファルト界最強の船体布といわれるだけあって厚いのだろうな。素材はハイパロンだったはず。

とフレーム船体布をじっくりみせてもらったあとは、カタログや資料等を拝見させてもらう。資料によると

 AERIUSEⅠEXPEDITION

 艇長4.50m 幅72cm 重量27kg 最大積載量 270kg

このサイズにしてはすごい積載量とそして重量。 5.70mのエルズミア570がラダー込みで27.3kgですから、それとほとんど変わらない!

 「軽さ、コンパクトさってなんですか?頑丈さと積載量こそ大事でしょ?」ということをアピールしているようだ。日本人が使うことなど考慮されていない。潔い?なあ。さすがドイツ、さすがはクレッパーというところか。  

 その後、とある資料を見てみるとそこには驚愕の事実が・・・、なんと永遠に人類の歴史に名を留めるであろうあのお方も使用しておりましたとさ。さてその「お方」とは。それは次回に書くとしよう。

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 「お前何歳やねん?」「大人でも大丈夫?」8割冗談で2割本気で聞かれる「青春18切符」。以前「18切符って意外と使いにくいよね?」ととある方からつっこみ?がありました。というわけで僕の使い方でも書いてみます。

 18切符は11500円で5日間、JRの在来線乗りたい放題かつ改札から出入りし放題というまさに、夢の旅切符。しかし使用可能期間がたとえば今回40日程度と短めであり、それをすべてデイツーリングでカヤック行に使うのは難しいです。

 ですから全部カヤックで使うということは考えずに一部別の目的に使う、それがトータルで11500円を越えればOKとなる。こういう考えで使うといいかと思います。僕の使い方の例を挙げますと(金額は正規料金で、金券ショップで回数券等を購入して利用すればもっと安くなりますが今回はこれでいきます)
 
 神戸~日生往復           3,240円(カヤック行)
 神戸~マキノ               5,040円(カヤック行)
 神戸~児島~西大寺~神戸     6,200円(出撃場所偵察)
 神戸~城崎温泉           5,880円(温泉旅行)

 とこの時点で計20,360円となり8,860円お得となります。

後の1回は最悪近場に行くのにつかっても問題なし。既に元は十分取っていますから。

 カヤック行に使うもよし、偵察に使うもよし、遠方にホテル利用でカヤックに行くとにホテル所在地までのJR利用に使うもよし。やはりこれは使わない手はないですね。

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 太平洋に流されないように賀田湾奥に向かってしっかり漕いで行く(地図上の青線は前編で、黄緑線は後編で漕いだルート)。釣り人が多く立っている岩を回り込んで少し行ってから、漕ぐのを止めてみると、かなりの勢いで戻される。しかし危ないほどではないが。

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 そのまま風を避けるため岸ぎりぎりで漕いで行く。鼻を回るたびに強い向かい風。それを何度か繰り返し、やっと風が弱い場所までたどり着く。今回はインチューンパドルを持ってきているので、大丈夫だ。ナローパドルは本当に風に強いな。                

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 ちょっと休憩して周りを見渡すと、雰囲気が日生になんとなくではあるが、似ているなあ。賀田湾は奥行きがあり、その形状も日生の一部と似ている。太平洋を日生・小豆島間の瀬戸内に置き換えてみるとわかりやすい(僕だけか?)。ついで言うと賀田湾ってのは人の形ににているな。

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  それはさておき、後はのんびり三木里の浜まで漕いで行き、上陸。今日はここまで。シーショアと荷物をキャンプ適地まで運んだあと、時間と体力が有り余っているので(岸べたになぞる様に漕いだこと等を勘案すると恐らく本日の漕行20km弱)、集落を散策。

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 夏場はともかく、今の季節は静かな集落をのんびり散策。キャンプ近くの川に鴨の親子が浮かんでいる。癒されるなあ。それから1時間くらい歩い後、三木里駅まで行って戻ってくる。まだ時間あるので今度は反対方面へ歩き、夜食の準備をすると丁度日が暮れてきた。

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 食事後まだまだ眠くないので夜の散策をし時間をつぶしてから、テントの中で読書、就寝。しかし寒い、ウェアリングはそんなに間違っていないが、寝袋が3シーズン用、結局寒さの為断続的な睡眠しかとれず朝を迎える。

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 シーショアとテントの表面に霜がびっしりついている。これぞ冬のキャンプだな!それはそうと何故か体調は良くなってきた!で昨日の 状態では、今日は漕がずに帰ろうかなと思っていたのだが、やはり行ってみようかと心変わり。

 地図を見ると紀伊長島近辺の上陸できて駅までいけそうな場所まで6時間くらいは考えておかないといけない、それに撤収時間をプラス。それでも長島の島巡りは出来ず、ただ漕ぐだけのツーリング。のんびりは無理だ。ということで僕の心はあっさり折れて撤収することに。

 シーショアとその他の道具類を2つのザックに収納し、駅までの約1kmを歩いていく。最後の坂道だけちょっとしんどいものの、まあ問題ない。10時50分台の電車に乗ろうとしたら、なんとこの電車期間限定の電車で今は走っていない!ということで12時10分台の電車まで待つことに。仕方ないので周辺散策するが、美しい三木里の風景を眺めて歩くのはなかなか楽しく、それはそれでよかった。

 帰りの電車では車窓から出艇や上陸できそうな場所をばっちり視認。尾鷲手前の大曽根浦駅近くに出撃ポイント発見!今度はここから出撃するとしようか・・・。


 というわけでまあ1泊2日が1泊1日になりましたが、初東紀州で雄大な景色を堪能、そして初冬キャンプを実行。かなりいい経験を積めました。冬のキャンプについて思ったことを電車派ファルト乗りの観点からまた改めて書いてみます。しかし東紀州なかなかのフィールドです。徐々に開拓?して行こうかと思います。

 1月3日と4日に東紀州へ初漕ぎへ行ってきました。電車の駅、数駅ごとに出艇できそうな浜や場所があるところはまるで兵庫県の日本海側のような場所、まさに電車派ファルト乗りにとって垂涎の的?といってもいい場所。やっと行けました。しかし1泊2日の予定が風邪気味のため1泊1日で撤収。しかしそれでも雄大な景色や様々な経験は非常に為になり有意義でありました。初めての場所、季節風が強い可能性もあるという事を考えると、出撃艇はやはりこいつになります。壱号艇シーショア。さてと前編の始まりです。

 3日の朝6時30分頃、泊まっていた熊野のホテルから歩いて駅へ、電車に乗って新鹿駅下車、そのまま歩いて浜まで行く。なんか体がだるいぞ。ザックが非常に重く感じる。到着後、だらだら準備、9時15分ごろようやく、出撃準備完了。

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 湾内でもかなりの水質、ちょっとだけやる気が出てきた。のんびり海の中を眺めたり、景色に目を向けたりでちんたら漕いで行く。

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新鹿湾の外に出るとうねりがやってきた。しかしサイズは小さめ。せいぜい50cmから1m程度。回った岬の太平洋側に面したところは噂の「柱状節理」になっていた。独特の形状を始めて目の当たりにして、不思議な感慨を覚えた。
   

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 うねりが岸壁に当たり三角波が立ち漕ぎにくいし、からだダル目でやる気があまり出ないものの、目を見張る景色によってそれらは相殺?されていく・・・。とふとまた岸壁に目をやると出た!「鬼の舞台」(という名称でいいのか?)だ。
しかし何でこんな形が出来たのだろうと思う程。不思議な形だ。まさに「神々が造り給うた物」とも言うべきか。あの舞台に一度上がってみたいものだな。

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 そこを越えて本土と笹野島の間を通り、二木島湾内に入っていく。トイレ休憩で上陸しようと思ったのだが、浜はあったものの急角度の浜なので上陸し難くそうだ。まあいいか、途中で海上トイレしよう。やはりカヤック上でトイレをする訓練をつんでて良かったなあ?

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 二木湾から出て次の名所「盾ヶ崎」の柱状節理を眺める。でかい!本当に雄大な柱状節理。一枚の写真に納めきれない。しかし東紀州よ、なかなかではないか。ついでに今日は北西の風がそれなりに吹くと聞いていたが、地形的なものだろう、風がさえぎられて微風程度。湾奥からの風もなさそうだ。「余裕ですよ、余裕」とはじめは久々の太平洋側漕ぎに緊張していた僕も、調子に乗ってきたといいたいところだが、体がだるいのでスピードは上がらずのんびり漕行。所々でそれなりの大きめなうねりや三角波に会うものの、楽勝気分。海を侮りはじめている僕。

 というわけでいつものお約束である。またもや風神様のお怒りを買う事になっちまったよ。

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 それは次の湾、賀田湾口のことだった。前方、風波が立っているなあと思ったら、急に北よりの突風が襲いかかってきた(写真はたいしたことないが、ここから風がパワーアップ)。やはり油断は禁物だ。ここから先の地形等を考慮すると、北西の風の影響はある程度出てくるだろう。となると今の僕の気力では予定変更したほうがよさそうだ。ということで風に逆らって湾の奥「三木里」の浜まで漕いで行くことに変更となった。まずは目の前のこの状態から脱却?しないと太平洋に流されてしまう・・・。

 皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。  
 
 さてと壱号艇シーショアをホテルに宅配便で送りました。明日は移動日、明後日3日から1泊2日のキャンプツーリングで東紀州へ行ってきます。

 冬場はやはり厳しい季節、安心感抜群の主力艇であるシーショアをメインに、時々カサラノやアルピナ、そしてK2を乗ろうかと思っています。

 前にもちょいと書いたと思うのですが、冬場は寒く、風重く、沈したらウェアリングによっては大変ではあります。しかし静かで水も綺麗であり、雪景色の中を漕ぐのは独特の趣があってなかなかいいもの。そもそも厳冬期にデビューした僕にとって、今の季節がシーズンの始めというイメージを持っています。

 それはそうと僕が海や琵琶湖をファルトで漕いだ最初期の写真が見つかったので、アップしてみます。

    キャンプ場    何時もの記念撮影    園地側の水路

 琵琶湖は湖東「岡山遊園」でカヤック仲間のカズさんとご一緒させていただいたときの写真です。雪降る中、東屋利用でシーショアを組み立てています。この日は晴れたり雪降ったりで天候がめまぐるしく変わって、なれないドライスーツ着用、寝不足もたたり結構大変でしたが、非常に景色もよく印象的なツーリングが出来ました。

 冬場のカヤック、きついからといって諦めるのはもったいないかと。でもウェアリングをしっかりしないといけないし、季節風に逆らって漕ぐのは楽ではなく、手がかじかむのをものともせず?艇を分解しないといけないので、けっしてお勧めとまでは言えません。あくまでも自己責任で(言いたくないんですが、こんなことは)お願いします。違った世界が垣間見れるかと思いますよ

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