ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 タイワープ 1T」、通称?「悪魔のパドル」を手に入れました。ちなみに215cmのやつです。以前から長さが短めでスピードの出るパドルが欲しいと思っていたのですが、こいつに決めました。(左の画像上側・下側はATパドル)

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 悪魔的なデザインと言われし意味不明の形状、そして怪しい模様、馬鹿でかいブレード、これらが相俟って「怪しいではなく、妖しい不可思議なパドル」といった印象を受けました。という事でそのうち手に入れるつもりが、この前の日曜日にバイエルンに寄らせてもらったとき、本当に偶然財布にお金が入っていたので衝動買いしてしまった所存。

 河野さんによると、どうやら「火の鳥」をモチーフにしているんじゃないかな?とのことです。 火の鳥といえば、「不死鳥」「鳳凰」「朱雀」「フェニックス」と世界各地色々と呼び名がある比較的ポピュラーな神鳥といったところでしょうか。悪魔ではなく神に近かったとは・・・。

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 シャフトの部分に「火の鳥」らしきマークの入ったシールが張ってあるのですが、「火の鳥」というよりファンタジー世界における翼竜「ワイパーン」(性質は邪悪)にしか見えない、もしくは「ギャオス」といったところ。パドルの裏側の模様も「火の鳥」の体から発する炎というよりも、魔界の炎にしか見えませぬ。まあ「デビルフェニックス」ぐらいにしておきましょう。

 ちなみに意味不明の形状と書きましたが、頂いたアオキカヌーの2009年度版カタログを読んでみると、パドルの形状によりしっかりとしたリカバリーが出来ると書いてあります。意味はあったんですね。
               

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 メインパドルの1本である「AT エクセプションE」とブレードを比べてみましたが、1.4倍ほど大きいです。結構迫力あります、ほんと。スピードが結構でそうです。カサラノなんか漕いだら爽快そうですね。

 また漕いでみてインプレッションでも書いてみます。

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  零号艇「レイカーソロ」です。ファルトまだ持ってたのか?とつっこまれそうですが、ダッキーです。大阪三川後編でちょっと書いたので、久々に空気入れて見ました。スターン社製(今は他社に買収されたはず)です。ちょっと昔話?を。

 僕のはじめてのカヤックで、デビューは琵琶湖の東に位置する「西の湖」でした。同級生のY君に連れられて電車で行ったのですが(最初から電車でカヤックというのは、その後の僕のカヤック道?を暗示していたかもしれません、今となっては)、その水面からの景色と、静寂間に感動したのを覚えています。

 まあまだ「はまった」という状態ではなかったのですが(はまったのはシーショアで日生に行ってからです)、これが今に続く僕のカヤックライフのスタートでした。そう考えるとY君に感謝しないといけないですね。

 この艇で最後にツーリングしたのは2年以上前、出撃機会も無いまま来ましたが、それでも売りに出さないのはある出来事があって、レイカーソロのお陰で命拾いしたからでした。以前書いた某川の堰堤落ちです。これがクッションになってくれたお陰で骨折せず、低水温の川を泳いでなんとか生還。骨折でもしていたら・・もしかするとぼくはあちら側の世界に行っていたかもしれません。ついでにいうと、その場所に以前再度行ってみたのですが、なんと堰堤の形が変わっていて、落ちると助からないであろう形になっていました。危なかった。それはそうと生還したときに「この艇は絶対売らないでおこう」と決めました。

 今回久々に空気入れて乗りたくなってきました。初心を思い出す為にも年に2回くらいはこれで行くのもいいかもしれないですね。暖かくなったら木津川あたりにいこうかなと思っています。

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木津川河口にでると右手前方対岸にガントリークレーンが見えたきた。右手には「IKEA」が。とりあえずクレーンの真南くらいまで漕いで行き、そこからクレーンを下から見上げる為にダッシュ漕ぎ。 船は来たものの問題なし。

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 下から見上げるクレーンはなかなか迫力があり、そして意外と美しいという印象をもった。ついでにいくと、フジタカヌーの工場にあるラックにどこと無く似ていることに気づいた(写真を見るとそうでもないが、何故か思った)。これだけの高さのラックなら一体何艇乗せれるだろう?とどうでもいいことを考える。

 あまりここでのんびりしているのも邪魔なのですぐに戻る事に。岸沿いを西へ。ここの対岸はフェリー発着所。さすがにここは船が多いだろうと思ったが、ほんとに少ない・・・。振り向くと遠くに巡視船・・間一髪で無事?であった。

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 斜めに対岸へダッシュ漕ぎ。安全地帯に到着してそのままかもめ大橋へ向かう。橋の下で小休止。巡視船が後方に。メンバーは視線をそらす。しかしそれは意味が無い。向こうはばっちり監視している。がまあ問題なくとおりすぎてくれた。写真をとったあと、いよいよ噂の「大和川」だ。

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 大和川に入ると水深が一気に浅くなり、パドルが突き刺さるようになった。透明度40cmを切るすいしつなので、これだけ浅くても見えない。インチューンを底に突き刺しつつ遡っていく。黒い土には驚いた。土佐堀川より水質は下なのだろう。それから景色の変わらぬ中を漕いで河口から3km程の左岸、そこがゴールだ。

 上陸時、艇を上げるときにずっこけそうになったが、まあ無事に到着。なかなかいいペースだったので体にも満足感が漂っている。

 撤収時も気温が高く、船体布が完全には乾いていないものの、意外と早く撤収する事ができた。メンバーのうち数人と駅へ向かう。ニュートラムの平林駅まで行って乗り込む。しかしこんなに多くの人と電車でカヤックするのは初めてだ。車内の一般人が驚いている。初めてカヤックに乗ったとき、その日は中学の同級生であったY君と同僚二人そして僕の4人だったが、それが電車でカヤックの最高人数。ちなみにダッキーだった。

 大国町にて皆さんと別れ一人帰宅。今回の電車行、高性能カートとK2電車行を経ている為か、シーショアのデイツーリング程度の装備では非常に楽に感じられた。やはりファルトは電車行による行きっぱなしが楽しいな。

 2月15日はバイエルンでの購入者によるプチ秘密クラブ「のんびりパドラーズ」のツアーで北浜から平林まで行ってきました。土佐堀川、木津川、少しだけ海、そして大和川。本当にあれこれ盛りだくさんあった雑煮のようなツアーとなりました。しかしカヤックを始めたばかりのときは、こういった場所をそれなりの回数漕ぐなんて思いもしなかったものです。ちなみに中ノ島周辺は気が付けば6回目。フォールディングカヤック利用であれば、結構行きやすいのもその理由なんでしょうが、大阪の町並みを水上から眺めるというのもやはり魅力の一つなのでしょう。

 今回のルートはアルピナ2でも十分、SS-1でもいけるかなといったところだったのですが、参加者が「漕げる」方ばかりでタンデム艇も3艇参加ということで、置いていかれないように一号艇シーショアで参加。パドルもインチューンを選択。それはともかく書いてみます。

 9時30分前に出撃場所到着。既に皆さん到着済み。今回はフジタ艇4艇(シーショア×2艇とアルピナ2-430×2艇)、アルフェックのエルズミア480とパックボートのスイフト、そしてクレッパーアエリウスⅡ。クレッパー博士もまさか極東の島国のこんな場所でクレッパーが浮かぶとは思いも寄らなかっただろう。天国でどう思っていらっしゃるのだろうか?

 10時30分頃に出発。その前にアクシデントが、参加者のTさんコンビがタンデムで行く予定だったのだが、お互い相方が持ってくるものだと思っていたようで、結局とりに戻る事に。ここから出撃せずに途中で合流する事になった。

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 土佐堀川をさかのぼってすぐ右折、木津川との連絡水路?を行き木津川へ。この日の大阪、満潮時刻は9時30分台。既に潮が引き始めているので、木津川に入ってからかなり快調なペースで進みだす。

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 途中でクレッパーのスターン側に乗るヒーさんとパドルを交換。インチューンは今回結構注目を集めたみたいだ。そういえばナローパドルは僕だけだったな。僕はヒーさんの「タイ ワープ」パドルをお借りする。このパドル、独特のデザインと形状で前から気になっていたのだが、ブレードが大きめにかかわらず漕ぎ味があまり重くない。にもかかわらずキャッチもなかなかのもの。うーん短目のパドルが以前から欲しいと思っていたのだが、K2を手に入れたので先送りにしていたのだ。しかしちょっとだけ火がついてしまったかもしれない。

 kayak海を旅する本の最新号にパドルテストの感想が載ってあったが、「悪魔的なデザイン」「意味不明のブレード形状」と書いてあった。そのよう分からんところが僕にとっては妙に魅力的だ。でも実際は何らかの意味があるんだろうとは思うが。

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 再度パドルを交換して、どんどん進んでいく。この辺りは以前カヌーライフに載った場所。やっと来る事が出来た。すいすい進んで気がつけば大阪ドームが見えてきた。不思議な銀色の建造物。水上から見るとその不思議さにさらに輪がかかるようだ。このデザイン嫌いではない。

 そしてあまりにも快調すぎて合流地点に早くも着いてしまう。アルピナ2を取りに戻っていたTさんとTさんが合流するまでここでのんびり過ごす。しかしこの辺りの壁面には梯子が結構ついているな。パフィンスポーツならやりたい放題できそうだ。そのうち挑戦してみるか。

 合流後しばらく行くと渡船が通る場所にくる。ここは念のためにダッシュすることに。255cmのインチューンパドル、ダッシュは苦手なんだよな・・。こういうときの為とたまに趣向を変えるということで短いパドルがますます欲しくなってきた。金欠なのに困ったものだ。物欲は果てしない。K2用カート(組み立て後に艇を載せて運ぶタイプのもの)も欲しいし。今は忍耐の時。

 しかしそれにしても渡船場所って結構あるものだな。渡船といえばタイに行ったとき、バンコク市内を流れるチャオプラヤー川を渡るときに乗った事があるが、日本では乗ったことが無い。機会あれば一度乗りに来るとしよう。

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  その場所を越え旗艦である河野艇の指示通り一行は進んでいく。しかしなかなかいいペースだ。シーショアでよかったな。しかしカサラノ持ってきたら面白かったかもしれない。いろいろと楽しい状況になっただろう・・・。

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 そのまま下流に向けて漕いでいくとだんだん川幅が広くなり、小さな波も出てきた。なるべく散らばらずに漕いでいくが、逆に時々ぶつかったり、進路状に他の艇がいたりで結構漕ぎにくいといった、広いフィールドで変な渋滞状態に陥る。普通の海でのツーリングではそうそうありえないが、船対策等を考慮すれば仕方ない。
 
 しかし今日は本当に船が少ない。日生の方が動いている船の数がはるかに多い。この季節で日曜日、かつ不況も響いているらしい。結局一度も怖い思いをする事は無かった。いろいろと危ない事好きの河野さんだが、さすがにプロしっかり考えていらっしゃる。明石海峡横断のときも最高の潮目を選んでいただいたお陰で、何の問題も無く行けたのを(漕ぐスピードが速かったのでついていくのが大変だった事を除いて)思い出した。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

「切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

 

 ちょっと危ないアーバンカヤッキングの真髄はこの辺にあるのだろうか?(一応結構真面目に書いたつもり)

 ちなみに下の言葉は柳生新陰流開祖「柳生石舟斎」の言葉だが、よく考えてみるとカヤッキングで身を捨ててはいけないなあ。

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 さてと無事K2 Expedition電車行を遂行できました。さてその感想をより詳しく、そしてもし重量級ファルトを電車で行く場合の注意点など書いてみようかと思います。

 まあこれはこの前書いたのですが、思っていたよりも楽、電車でこれからもずっと行くぞ!なんていう気持ちにはならないといったところです。この艇だけは車メイン、ときどき電車となりそうです。嵩が大きく重量のあるK2なので移動がやはり他の艇に比べて大変というだけでなく、現地に着いてからの問題があります。

 現地について空荷の状態で運ぶにしても2人では距離がある場合結構しんどいです(特に撤収時)。4、5人のグループツーリングなら助力をお願いするという手もありますが。ということで、組みあがった艇を載せるカートを利用するとすれば、さらに電車行での重量アップ・・・・。相方さんがK2を乗せる事の出来るサイズのカートをもっていれば、それを使うという手もありますが、そんなに都合よくはいきません。

 あと大積載量を有効利用するには、やはり車にいろいろ積み込んで持って来るというのが現実的ですしね。これも相方さんにあれやこれや持ってきてもらうという方法もありますが・・。まあなかなかそれも難しい。

 ということでK2は遠慮なく?車使用で行く予定です。しかしこれでも電車派の端くれ、電車でもたまに行きます。

 さてとこれだけ重いファルトを少しでも楽に電車で行く場合の注意点です。

 ① 多少かさばろうが重かろうがまず走行性能の高いカートを使います。
 
 ② そして荷物の配分。なんでもかんでもカートに乗せるザックに荷物を入れないことです。
   重くなると明らかに加重がかかりやすくなり、少しでもカートが傾くとそのままこけそうになり
   ます。結構危ないです。

 ③ しっかりとカートとザックを結びつける事。テストパドリングを終えた後、適当にしていたので何度   かずっこけそうになりました。

 ④ エレベータのある駅を狙う。しかしこればかりは毎回というわけには行かないので、階段利用する場   合は、一度に運ぶのではなくザックひとつずつ運ぶ方が当たり前ですが安全です。


  まあしかし、でかい、重いなんて言ってますが、ファルト界最大級の遠征艇であることを考慮すればある意味コンパクトといってもいいかもしれませんね、K2は。

 我が元にやって来てから2ヶ月、ついに七号艇「K2 Expedition」の進水式及びテストパドリングに行ってきました。そして予告?どおり電車でカヤックにも挑戦。明石のTさんにお願いして大浦から沖合いの島めぐり、および本土側の沿岸ツーリング。当日は風強く、波高く、非常にテストパドリングにはいい状況。しかし最強の敵は腰痛及びラダー操作・・・。それでは書いてみます。

 K2の船体布及び縦フレームを入れたザックをカートに乗せ、一部のパーツ及び個人装備を入れたザック(カサラノのザック流用)を担ぎ神戸駅へ向かう。高性能カート使用のため、思っていたよりはしんどくは無いが、まあ正直電車で行くカヤックではない。最初から2人で行くのはもちろん問題ないが。これはいわゆる「マニア」の領域に入るかもしれないな(これについてはまた別の機会に書く予定)。

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 明石まで行く途中でも、ギャラリーの熱視線を浴びる。いつもよりさらに高温だ。明石駅で年配の男性に話しかけてもらう。このでかいザック2つはやはり目立つのだ。エベレストすら狙えそうな大装備。カヤックである事を伝えるとやはり驚いていた。ちょっとやりすぎかな?

 明石駅近くでTさんの車に拾ってもらい一路大浦へ。車の中ではファルト談義、今回のメインテーマはファルトボート各社の艇についての意見、インプレッションがメイン。10時過ぎには大浦に到着。
        

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(まずは青線ルート、次に黄緑線ルートを行く)

到着してすぐに組み立て開始。Tさんにも手伝ってもらい、コクピット周りのリブはめ込み意外はすんなりと行き、まあそんなに問題なく組み立て終了。11時20分頃(だったと思う)にいよいよ出撃。まずは僕がスターン側に乗り込み、Tさんはバウ側に乗ってもらう。ここでアクシデント、FRPのコーミングが破損!どうやら以前補修した後が劣化の為、力が加わって破損したのだ。まあでも完全に割れたわけではなく問題ないだろう。そのうちパドルのFRP補修をする予定だったので、丁度いい機会だ。またそのうち直しましょう。

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 そしていよいよ出撃、一路沖合いの「沖ノ唐荷島」目指して漕いで行く。漕ぎ出しは重いものの、スピードに乗るとやはり速い。途中からラダーを入れて漕いでいく。向かい風と意外とある波をものともせず、気が付けば島に到着。島でちょっと休憩。なかなかに感無量だ。午後からは風が相当強くなってくるので、K2といえど程ほどに、という事で10分ほど休んだ後、また本土側に戻って沿岸ツーリングする事に。

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 島影から出ると追い風、追い波をうけてK2は快調に進んでいく・・つもりだったのだが、この頃から腰痛に悩まされ、慣れないK2独特のラダーシステムに悩まされ(K2はシーショアやカサラノのラダーと違って、独特のペダルを採用している)結構気がそれて、ツーリングを楽しめる状況ではない。ふらふらと蛇行しながら本土に向かう。到着後、沿岸を漕ぎある程度行った後で、引き返す事に。

 今度は向かい風、風や波はますます強まり、たまに大きな波が立つものの、K2は難なく乗り越えていく。真横から大波が立ったときなどはさすがにやばいかもしれない、と思ったが軽くスルー・・最強のダブル艇の片鱗を垣間見た。

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それからも風強く波があり、なかなか進まない。本来ならこのまま湾を横断して、対岸の島にでも行く予定だったが、一度大浦に戻る事に。

 危ないとかしんどいというよりも調子に乗るのは念のために止めておこうといったところ。それとやはり腰が痛い!カサラノのシートと違って、古いK2のシートは、背もたれに空気を入れる事が出来ないので腰のサポートが甘いのだ。シートというのは難しく、僕が駄目でもTさんには何の問題も無かったし、たとえば僕が大丈夫でも他の人には腰が痛くなったりするものもあり、個人の体格等によりあってたり駄目だったりする。今度からカサラノのシートを流用するなり、旅行用腰パッドを持ってきたりして対応する事にしよう。

 大浦の湾に戻って波を斜めに受けたり、後ろから受けたりしつつ、ラダー操作にやはり苦戦しつつ漕いで行き、やっと出艇地に戻ってきた。

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  少し休憩してから、今度は僕がバウ側に乗る事に。とりあえずラダーを使わずに漕いでいく。結構直進性と回転性のバランスが良いK2、ラダー無しでもそれなりにいける。途中からラダーを落として漕いでいく。Tさんの詳しい説明を聞きつつ、景色をたのしみながら漕いでいく。バウ側は漕ぐ事に専念できるので、景色をゆっくり堪能できるのだ。うーん楽だ!しかし腰がやはり痛い。湾を出ると強風波高。ものともせずK2は進んでいく。そして岬近くの浜に上陸、休憩。ここまで来る途中の景色はなかなかのもの。ただべた凪で無いのは惜しいな。

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 既に4時頃、休憩1分程度で再度出撃、今度は追い風追い波、スピードはでるものの、ラダー操作でやはりちょいと苦戦。うーんおかしい、タンデムのラダーというのはこんなものなのか?それとも何か別の問題でも、とTさんと話しつつ漕いでいく。行きと違い、追い風追い波でサーフィン気味に漕いだためか、今度はあっという間に出艇地に戻ってくる事が出来た。

 今度は本当の撤収。2で協力してK2をコンクリートの地面に運び、ある程度乾かしてから分解、撤収。ファルト乗り同士が分解を行えばこの辺りも早く楽なので助かる。

 撤収完了は5時20分ごろ(だったと思う)。無事進水式を終える事が出来た。Tさん有難うございます。


 というわけでK2初陣無事終了です。無理やり1話にまとめましたので、正直大分はしょっております。しかし相当のラフコンディション、そして腰痛及びラダーで苦戦、いろいろと修正すべき点が見つかったのは意義がありました。そしてやはりK2が最強のダブル艇といわれるゆえんも少し解った気がします。この艇が分解できて宅配便で送れる、すごいものだと素直に思いました。本当にすごい武器?を手に入れてしまったなあ。

 それとラダーについては、撤収後にTさんが「ラダーケーブルの長さ調整ができていないんじゃない」と聞いて、なるほどそんな事が出来るのかと知った次第。また確認してみよう。そういえばラダーペダルとシーソックがショックコードでつながっているので、もしかするとそれを調整するのかもしれない。とにかくラダーに遊びが大きすぎて、大分踏み込まないと反応しなかったのです。これを修正すればラダー問題もクリアーするかもしれません。

 まあいろいろありましたが、意味最高の進水式でした。ちなみに帰りはちょっとしんどかったです。K2を電車で行くのはやはり少し「気合」がいりますね。 

 最近あっちこっち行っていたので、メインゲレンデ「日生」に行けずじまいでした。久々に日生で漂ってきたくなったので、行ってきました。気が付けば約半年振り。疲れ気味の体にもかかわらず、出撃艇は五号艇カサラノ。こちらも3ヶ月振り。それでは漕行記を。

 日生駅に10時少し前に到着。「帰ってきた」まさにそういう実感がわいてくる。本当に久々のような気がする。いつもの出艇場所まで歩いていくと、途中に「カキおこ」の幟が。牡蠣のお好みの事で、日生はこれの名産地。冬場が車で来て、カヤック後は「カキおこ」食べて温泉行ってなんてのもいいかもしれない。

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 出艇場所到着後、すぐにカサラノ組み立て開始。相変わらず乗っていないと乗りたくなる、麻薬性?の高いカヤックだ。少し前にメンテしたときに組み立てて部屋に置いていたので、船体布も伸びており、そしていろいろとアドバイスいただいた組み立て方法を実践、途中休憩しなければ恐らく30分台で組み立てできたであろう。ほんと楽な組み立てであった。

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 まあのんびり準備していたので出撃は昼ごろ、眠くだるいのでとりあえず目の前に浮かぶ「鹿居島」まで漕いでいく。今日は大潮かつ風もあり、ついでに船も良く通るので引き波ができ、海面は結構ざわついている。カサラノを操り川の流れを横切るようにして漕いでいく。島の湾内に入って行き、一番奥で上陸。散策する事に。

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 のんびり坂を上がって行き、写真撮影したりして過ごす。隣の湾が見えるところまで来て、そこから引き返して再度出撃する事に。恐らく40分程度はいたかな?

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 次は島から見えて湾まで漕いでいく。湾外は今日は常に風と波がある状態。波高は無いがチョッピーな波なのでちょっと漕ぎにくい。南方向に小豆島が見える。もう少し暖かくなったら、シーショアで直接渡ってみよう。それから程なく湾に到着したので奥に向かって漕いでいく。

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 ここは初めての場所、船がそこそこの数もやってあるが、人は一人としていない。静かな湾をぐるっと一回り、今日はこの辺にして戻る事に。

 湾から出ると強い向かい風。しっかり漕いで、波を越えていく。といってもどうという事も無い。
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 出撃場所近くのかつてマリーナを通る。以前はかなりの数、ヨットが置いてあったが、場所が変わったのか不況で潰れたのか、寂しい状況だ。次は何になるのだろう?「日生カヤックセンター」なんて作ってくれないかな?
           

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 出撃場所に戻ってきたのは3時半頃。大分潮が引いていた。今日はほとんど漕いでないが、やはり日生は「ほっと」する場所。だるく眠かったものの、なかなか楽しいツーリング。こういう漕がずにのんびりするカヤックというのもいいものだ、というより最近ちょい漕ぎしかしていないので「いつものとおり」といった方がいいかもしれない。3月頃には「しっかり」漕ぐツーリングもしたいものだ。




 

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 まずアルピナ2と梯子を細引きでつなぎ、固定。荷物を全部ほうり上げて片手を梯子に、片手にアルピナを担いでもって上がろうとしたが、梯子が壁面にはあるものの上がった場所の地面には無いため、これでは無理だ。アルピナを気合でほうり上げようとしたが、バランスが非常に悪くやめておくことに。艇を傷めるかもしれないし。

 仕方ないのでのでアルピナ2の中に頭をいれて背負って持って上がろうとしたが、なんせ上がった場所にはての取っ掛かりが無いのやっぱり厳しい。無理するとアルピナごと僕も川へどぼんである。

 いったんアルピナを川にもどしてちょいと沈思黙考。・・・・そうだリブに細引き結んで、僕は上の地面に座り引き上げてみよう。でそれを実践。アルピナが斜めに持ち上がりそれをゆっくり引き上げる。僕も落ちないように気をつけて、バウのグラブループがつかめる場所まで上がってきたので、そこを片手でもって一気に引き上げ!なんとかいけた、成功だ。

 さてこれで終わったわけではない。ここから道路に出るためには高さのある擁壁の梯子を重い荷物を背負って上がる必要がある。まずは荷物を持たずに偵察頂上は広さもあり、また丈夫にもとっかかりがあるので、先ほどより条件が良い。これは大丈夫そうだ。

 再度アルピナのザックかついで登る。これが意外と登りにくい。登る度にザックがゆれて後ろ側に体を引っ張る。慎重に、3点支持でゆっくりゆっくり登っていく。結構緊張するものだ。

 頂上まで来て最後により慎重に登りきり反対側を降りようとしたら、反対側の道路に通じる階段の先にはなんと金網が・・・。要するにここは立ち入り禁止区域といことだろう。僕は緊急避難であるから法的に問題ない・・・と思う。電車派ファルト乗りには法律の勉強も必要なのかもしれない。

 ザックを金網の手前でおいて再度装備の入ったザックをとりに行く。今度は重量も軽く楽チンだ。

 そして最後の難関。まずは装備を入れているザックを金網の向こう側にやり、付いている紐を握りつつ、ある程度の高さにきたらそこで手を離す。ザックの中身は着替えやPFDなので壊れない。

 次はアルピナのザック。担いで金網の上にいったん置き、そこから付いている紐をにぎりつつある程度の高さまでおろし、そこから先ほどおろしてザックに向けて離す・・・。ばっちり装備の入ったザックの上に落ちて(クッション代わり)無事成功。後は僕自身金網を乗り越え任務完了!!

  まさに「ミッションコンプリート」

 完璧なる任務遂行といったところか。しかし最初はどうなることやらと思ったが、終わってみればいい体験であった。というのは電車でカヤックにおいてもしかすると究極の出撃撤退方法の免許皆伝を得たとも言えるからだ。ファルト旅を電車で行った場合、出撃撤退場所の自由度は非常に高いのだが、なにせ今まで出撃撤退できなかった場所でも、細引き等を利用することでやろうと思えばできることがわかってしまったのだ。

 といってもやはり危険を伴う「技術」なので最後にお約束。良い子はまねしないように!もし僕の方法を参考にして怪我されても当方一切責任はとりかねます。 というより止めておきましょう。僕も基本的にはどうしようもない場所意外はやらないと思います。でも結構楽しかったな。

 というわけで無事に帰ってこれました。以前別の場所で書いたのをブログ用に若干改訂?して載せてみました。オープンカヤックである為、荷物を取り出すのが簡単だったこと、及び水出しも楽。そして軽量だったのが幸運でした。このときのツーリングは流れの無い川を20km以上、途中から向かい風・逆潮という状況の中、総合的に考えるとアルピナ2-430という艇選択はベストであったと思われます。違う艇であったらもっと苦戦していただろうなと。

 

 

 


 2月1日の日曜は、別の用事がありカヤックには行かず。ということで以前とある川の下流域を漕いでいたときの事を書こうかと思います。その日はグループツーリングでしたが、最後は一人だけ別の場所に上がり撤収という計画で行きました。まさに電車でカヤックのメリット、最適の場所で上がるということを実践。またグループツーリング及びソロツーリングという2つの形式?でのわがままツーリングを堪能。がしかし最後に悲劇が待ち受けていたのでした。出撃艇は四号艇アルピナ2-430。この軽量かつオープンカヤックという点が最後に大きな意味を持つことになろうとは夢にも思いませんでした。カテゴリーが「三途の川を渡らぬ為に」となっていますが、命からがらだったわけではありません。まあちょっとあせりましたが。それでは書いてみます。

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 とある川をグループでツーリング、途中で皆さんに別れを告げ別の川を一人で遡り撤収予定地に向かう。今日は流れの無い下流域、それも向かい風に逆潮ではあったものの、天候及び体調も良くなかなか楽しかった。その余韻に浸りながら、鼻歌を歌いつつ漕いでいく。まさか数十分後に悲劇が訪れようとは・・。

 ずっと護岸が続く川を漕ぎ、カーブを曲がると砂浜が見えてくる予定の場所まで来た。そしてカーブを曲がりきると・・・・・・、あれ、砂浜が無いぞ!おかしいな、たしかにそこは浅くなっているけど、護岸がばっちりされている。もう少し先をみても砂浜は無い・・・。どうやら以前砂浜だった場所が護岸によって消滅したらしい。やばい、今から上がれそうな場所に引き返すとすると、日が暮れる寸前になるかもしれない。微妙なところだ。

 丁度そこは川の合流地点だったので、そのまま別の川に入り下流へ漕いでいくことに。すると右岸側に小さな砂浜が。もしかすると助かったか!

 
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 で上陸して偵察しようとしたら高校生くらいのカップルが2組。よし!彼らがこの場所に来ることが出来たということは、楽に上り下りできる階段や坂でもあるのだろうと思い気が楽になったので、ちょっと休憩することに。のんきに散策する僕、時間の浪費であるとは、これまた夢にも思わなかった・・・。

 そして10分くらいしてから脱出口?を探す。階段か坂はどこにあるのかな・・・・無いやん!ほんま。あるのは擁壁についているハシゴだけ。どうやらここから降りてきたらしい。仕方ないのでここを登ってみたが、上りきったところは非常に狭く、大きな荷物を担いでのぼってから反対方向に下りるのは結構難しそうだ。バランス崩したら大怪我間違いなし。だめだ。仕方ない、川を下って別の川に入り上陸だ。時間が無い、とっとと出撃だ。 のんきに休憩している場合ではなかったぞ。

 と漕ぎ出したものの逆潮と強い向かい風でアルピナ2は苦戦。この強い風に抗して、日が落ちる前に撤収適所にたどりつける艇があるとすれば、それは五号艇カサラノのみ。ボタンひとつで変形できるわけも無し、なんて思いつつさてどうするか思案。

 対岸の擁壁上に釣り人が2人居たので聞いてみると、すぐに道路に出られるということだ。ただその擁壁に付いている梯子を、アルピナ担いで上がれれ登れればの話だが。仕方ない、挑戦してみるとするか。駄目ならナイトパドリング決定だ。

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