ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 帰りは潮がゆるくなっており(地図青色の矢印は前編ルート、黄緑色は後編ルート)かつ向かい風ではなくゆるい追い風、比較的スムーズに進み20分程で坂手島近くまで到着。

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  そのまま菅島との間を漕いでいくと、海面が結構ざわめいてきた。そして川の流れるような音。かなり潮が流れている!そのまま突っ込むと凄い勢いでカヤックが進んでいく、一面川状態。なるほど、ここが聞いていた「急潮地帯」らしいな。S君にとっては初めての経験。スターンラダーやスイープで艇が横向きにされるのを防ぎつつ、漕いでそして流されていく2艇。

 しばらくすると緩くなってきたが、すぐまたに先ほどよりきつい急潮地帯に突入。そこに船の作った引き波が加わってすっ飛ぶように進んでいくシーショア。そのまま行くと鳥羽港に持っていかれそうになるので、パドルで方向を調整しつつ進んで行き、若干潮の流れがゆるくなったところで本土まで行くことに。潮と直角に突っ込んでいくが、そのままならなんとか行けそうだが、ここで大きな引き波なぞ食らったら困るなあと思い、いったん急潮地帯から脱出、菅島近くまで戻る。

 S君と作戦会議。もう少し下流?に漕いで行ってから、フェリーグライドで本土に渡る作戦で行くことに。そして下流に故意で行きつつ潮目を見ていると、とちゅうからかなりあいまいになっていることが分かった。つまりそこだけが浅くなっている為かかなり潮が強く、それより先はある程度ゆるくなっているというのが分かった。ので途中から強引に本土まで渡り、加布良古崎を回る。

 岬周りもそれなりに潮が流れているものの、たいしたこと無い。時計を見るとよそうより20分以上早くついていた。まさに追い波による「高速道路」だな。

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  岬から安楽島間の景色は行きより、より良くなっていた。光の加減と景色の見え方によるものだろう。妙に神々しさまで漂っているぞ。帰りは鳥居にしっかり心の中で手を合わせ戻っていく。到着した海水浴場にはまだそこそこ客がいる。そのまま上陸して、分解撤収。ピクニックだのとなめた心、挨拶なしだったのもあったのか(鳥居で手を合わせなかった)、鳥羽湾管轄の竜神様を帰りは少し怒らせてしまったが、終わってみればいい経験、そしていいツーリングだった。

 帰りの近鉄特急は、行きと違い満席に近かった。そのうち阪神三宮から直通で鳥羽まで走らせるという話も出ているとか。早く実現して欲しいものだ。

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 8月23日は鳥羽湾へ480スペリオ乗りのS君と行ってきました。鳥羽といえば、以前カサラノで荒れた海に出撃、サーフゾーンで沈脱という苦い経験がありました。まあそれはともかく今回は短い時間ながらも予想以上に楽しめたツーリングでした。出撃艇は壱号艇シーショア。では書いてみます。

 JRで鶴橋まで行き、そこから近鉄特急に乗り換え鳥羽へ。特急はネットで予約していたのだが、ネットでは席が指定できないので、窓口で一旦取り消し、再度予約という形を取った。しかし電話で予約できないのはいただけないなあ。電話なら一発で座席指定できるだろうから。因みに電車で行く場合は何度か書いていると思うが「進行方向に対して一番後ろの席」を確保するのが定石。近鉄特急に限らず一番後ろはザックを入れることのできるスペースがある場合が多い。                

 快適な特急に乗って鳥羽に到着、そこでS君に拾ってもらい、「安楽島海水浴場」へ。すぐに到着、駐車場のおばさんにカヤック出していいかどうかを聞いてから駐車場借りる。800円也。海水浴場のトイレやシャワーの下にあるコンクリ地面を利用して組み立て開始、出撃準備が整ったのは12時過ぎ。

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 陸地から見て意外と水質と景色が良いので期待は大だ。そこそこいる海水浴客の邪魔にならないように出撃、一路北方面、目指すは鳥羽湾最大の島「答志島」へ。まずは本土の陸地沿いに漕いでいく。すぐに鳥居が見えてきた。近くまで行きそこで30秒解いてから出撃。そういえば手を合わせるのを忘れていたな。

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 水質はまずまずであるが、水の色と光の反射で結構隠れ岩等が見えにくく、何度かそこを擦りそうになる。ほんの少し沖合いに出て漕いで行き、「加布良古崎」という当て字丸出し?の岬を越えてすぐそばに浮かぶ「菅島」を目指す。菅島は家島諸島を髣髴とさせる「地肌の見えた島」で少し可愛そうだ。でこのあたりから逆潮のためかパドルが重くなる。しかし若干風があるものの海況は良く、まさにピクニック気分だ。

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 なかなかの景色の中、S君と話しならが漕いで行き、菅島とその西側に浮かぶ「坂手島」の間を抜けていく。だんだん向かい風が強くなっていく。夕方相当風が強くなる予報だったのでそのあたりをS君につげ、今の時間なら答志島に行って戻ってくると3時は間違いなく回ることを伝える。仕事の関係で早めにあがる必要があったのだが、結局4時くらいまでに戻ろうということになった。というわけで当初の予定通り答志島への島渡りに。向かい風と横からあたる潮流とうねりで思い通りに進まない中、船の交通量も多く、船街当で時間を食う。島に着いたのは予定より15分程遅れだった。


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  答志島の雰囲気の良い砂浜で遅い昼食をとり、寝転がってのんびりすごす。静かな砂浜で空を見ながら寝転がる幸せ。だんだん気持ちよくなってうとうとしだす。キャンプツーリングならそのまま昼寝していただろうな。しかしデイツーリングだ。もう少し居たい気持ちを振り切り出撃だ。ただいま2時10分。

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 今日は屋上でシーショアのカヤックツーリング後、船体布やフレーム、装備等の水洗いをしていました。因みに昨日は鳥羽湾を漕いできました。来週は琵琶湖にカサラノで出撃予定なので、いい加減耐水マリン合板のフレームに、ニスを塗ろうかと思っております。 

 先週の土曜、ツーリング準備中にシーショアの船体布、デッキ部分に4cmほどの切れ込みが入っていたので、応急処置をしました。再度船体布を全体的に確認、リペアをやりまくりましょう。

 それはそうと屋上でカヌーライフを呼んでいました。最近のカヌーライフは以前よりも旅を意識したつくりになっていて、ファルトユーザー向けに以前よりなっているような気がします。さて今年は何回出版されるのでしょう。後ろの方のページに次は10月予定と書いてありますがはたして?夢の2ヶ月に1回とかになれば嬉しいのですが、さてさてどうなるものやら。

 盆は日本海、丹後由良から出撃して漕いできました。結果を先に言いますと、この日一日だけしか漕がず。今年はカヤックのやる気が、去年と比べ8割、そして気力が5割。連休を全くと言っていいほど有効利用できず仕舞。さてさてどうしたものかといったところ。うむ、なんか調子悪いです。出撃艇は壱号艇シーショア。ラダーも持って行きました。それでは書いてみます。

 8月13日は、移動日。シーショアはすでにホテルに送ってある。途中、出撃できそうな場所の偵察を終えて西舞鶴のビジネスホテル到着。盆ゆえに、電車は非常に混んでいる。ホテルに送っておいて良かった。

 8月14日は西舞鶴から北近畿丹後鉄道利用で丹後由良へ。駅から4分程だったか、海水浴場に到着。シーズン中でも出廷できる場所があり、組み立て適地のコンクリ地面ありで、なかなかいい場所だ、ここは。

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 早速組み立てしようとしたら、いきなり雨の洗礼。今日は曇り後晴れなんだが。フレームがしっかりと水洗いされてしまった。水にぬれたグラスファイバーポールのフレームが妙に綺麗である。そしてフレームを船体布に入れようとするが、なぜかやや苦戦。そして気づいてしまった、なんと前後反対に入れていた!数年ぶりのしょうも無いミス。うーん今日は妙に気力が沸かないので、注意力も散漫になっているのか、というよりも手に入れたばかりならともかくこんなミスは普通はしないのだが。情けなし。

                  
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 9時半ころに出撃。浜からテトラの間を抜けていくが、このあたりは浅さ及び返し波でうねりが高い。今後の為の偵察もかねて、そこから西へとりあえず栗田(クンダ)海水浴場を目指す。栗田まで横からうねりを受けつつ漕いで行く。だんだんと天気が良くなってきたものの、透明度は非常に低くやる気は出ない。台風の影響で攪拌されて濁っているのだろう、普段は結構綺麗だったはず。 
 
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 海水浴場到着後は、北に針路変更、遠くに見える浜まで漕いで行き上陸。非常に小さな浜なのでキャンプは難しいが、休憩には良いだろう。海水浴してみるが、結構水が冷たい。濁っているのでシュノーケリングする気も起こらない。そこで10分ほどすごしてから、陸地沿いに北に向かってみる。今日はさすがに盆休み、プレジャーボートが多く出ていて、そこかしこの浜は占拠されている。

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 のんびり漕いでいくと、海釣り公園が見えてきた。公園のギャラリーの暑い視線浴びながらそこを通り抜け、少し行ったところで地図を見てみる。もう少し漕ぎと無双鼻というちょっとかっこいい名前の場所がある。とりあえず気力は落ちるばかりだが、そこまでは行ってみようということで、漕いでいく。

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  鼻近くはうねりが複雑だろうから、少し距離を離して行こうと思っていたものの、気が付けば鼻の近くに来てしまっていた。 ぼけている。急にうねりがアップ、そして複雑に。不意を疲れて一瞬あせったものの、すぐに体勢を立て直し、漕ぎすすむ。風は強くなり、ウサギがちょこちょこ飛んでいるが、まあ大丈夫そうだ。気力無いけど、2時間ほど漕いで天橋立に行こう。とその前にこのうねりの中で練習だ。

 うねりの中で練習していると、急に気分が悪くなってきた。ということでやはり撤退することに。天橋立まで距離は知れているし、うねりもそこそこ、風もそこそこある状態。丁度いい練習になったのだが、体がというより心が付いて来ない。ラダーを入れてターンしてクンダ海水浴場に向かう。途中で浜に上陸休憩しようとしたが、やはりほぼすべての浜は占拠中。仕方ないので海水浴場まで上陸はせず、船の来ない場所で休憩。ああしかしなんという連休の無駄使いだ。

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 大分のんびりした後に、栗田海水浴場まで漕いで上陸。こじんまりとした海水浴場で人ではあまりいない。さっきまでは穏やかだった湾内も、何故かやや荒れ気味。天気は回復傾向だったはずだが、少し遅れているのか。とりあえずよさそうなところに上陸して、駅はどこにあるか聞いてみる。上陸場所からそんなに遠くないので、ここで撤収。コンクリの地面は無いので少しばかりある草地で分解することに。浸水の量が多いなと思って、艇を裏返してみると、なんといつの間にやら穴が開いている。鋭い岩できったような切り口。全く気が付かなかった。ほんとぼけている。少しだけ持ってきた、ティアエイドを張る。こいつは簡単に補修できるので便利だ。本当なら内側から張りたかったのだが、シーショアはキールライン内側に補強用としてウレタン素材のシールが張ってあるので、内側から張るためには、こいつをはがさないといけない。というわけで外側に張る。

 その後分解して撤収。駅まで汗を流しながら、優しい雰囲気を持った集落を眺めつつ歩いていく。最近連休が全く有効利用できていないと思いつつ、心は憂鬱に塞がれて行く・・・・。

 とまあさんざんでした。次の日は漕ぐ予定だったのですが、やる気がでずにホテルから艇を送り返して、のんびり帰ってきました。体調がもうひとつなのか、クーラーバテなのかとにかく気力が続きません。私のファルト心も錆付いてきているのでしょうか?SWは錆を取るために南の綺麗な海で癒されてきます。久々にキャンプツーリングで。

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 ちょいと盆は日本海方面に行ってきます。天気はそこそこよさそうなので問題なく漕げそうです。いつもどおりホテルにカヤックを前もって送りました。12日木曜日は移動日兼出撃予定場所偵察にあてようかと。海水浴シーズン、当日行ったものの出廷できなかったなんてことになると、しゃれになりませんから。因みに出撃艇は壱号艇シーショア。ラダーも久々に使ってみます。

それはそうと最近フォールディングカヤックのメディア?の露出度が増加しているような気がします。カヤック専門誌のみならず、アウトドア雑誌、それと任天堂ゲーム機「WILL」のコマーシャルをみていると、カヤックが出てきました。知っている人が見たら「あれはフォールディングカヤックだな」と思うことでしょう。もちろん組み立てするとこなんて出てきませんが。デザインで分かります。もしかすると製作者がユーザーだったりして。

 ああしかしそろそろでないかな?

 「フォールディングカヤック」専門誌(笑)。

 僕はたまに屋上でのんびり過ごしています。船体布の水洗いやメンテがしやすいのです。まあそればかりではなく、単に読書する為に屋上に上がっている場合もありますが。

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 船体布は毎回水洗いをする必要は無く、大分汚れた日や、たまにでいいと思います。ファルトのメンテはそんなに神経質になる必要はないかと思います。するめのようだと形容される船体布、まさにそのとおり!

 フィールドに行って帰ってきたら毎回やることは、とりあえずザックのジッパーフルオープン、できるだけ早く(翌日までには)船体布を乾かすなり、タオルで拭くなりすれば大丈夫かと。フェザークラフトのテンションバーは分解しておくのも忘れずに。フレームはたまに金属パーツに油差して、ウッドフレームはニスが剥げてくれば塗る。一般的に言われるほどめんどくさいものではありません。

 シーショアのニス塗るそういえばまだやっていなかった。お盆後にでもやるとするかな。
 

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 家の屋上から海が見えますが、でも神戸港・・・・。いつか海辺に移住したいものです。

 どうでもいいことですが、移住するなら都会からの移住者がそれなりにいる場所が、経験上移住しやすいです。石垣島は比較的滞在しやすかったですね。意外と都会で便利でもありました。今はネットの時代、ネットで発注すれば欲しいものも手に入りますし。

 しかしデイツーリングの記録を3回に分けて書くことになるとは。それにしてもツーリング記録を書くのは相変わらず苦手である。漕いだばかりなので書いててもあまり面白く無いというのが正直のところ。ただこういったブログにおいて、ツーリング記録というのは基本であるので書き続けますが。まあ数ヵ月後読み直すと、それなりに楽しめるのではあるが。

 それから前編で「450cm程度の国産シングル艇」出れば面白いなと書いたが、うっかりしていた。ファルトボート界の新星「バタフライカヤックス」の「クルーソ460」があるじゃないか。去年の横浜ボートショウ時にみたものよりさらに改良を重ねて(そのときはクルーソ415の試作艇だったけど)、満を持して登場といったところ。ザック込重量が18kgでザック自体がシーソックもかねているので、かなり軽めの艇である。機会があれば試乗してみたいものだ。

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 そろそろ漕行記を書くとする。鼠島対岸の本土に向けて出発、斜め後方からの波を受けつつ漕いで行き、本土に到着。すると「ヴォンヴォン」との大きな騒音が。さあ着ました、気をつけ無ければ。動力船及びジェットスキーの進行方向を読み対処、それを避けてからスピードをあげる。目指すは撤収地、前島のフェリー乗り場横の浜。本土側の上陸適地を知らないので、以前上陸した前島の浜で終えることにしたのである。艇を乾かすにも最適なコンクリの地面あり、本土に渡るフェリーの数も多いのでなかなかいい場所だ。

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  漕ぎつつけて行くと、牛窓海水浴場が近づいてきた。ばっちり浮きでばっちり海水浴場は仕切られている。人ではまずまずか。右手にそれを見つつ、潮の流れが強い牛窓瀬戸に突入。海面がかなりざわついているが、突っ込んでみてもたいしたことは無かった。そのまま斜めに前島側に渡ってすぐ、牛窓瀬戸の左3分の2くらいのスペースをプレジャーボートとジェットスキーが競争するように駆け抜けていった。夏場はほんと危ないものだ。

            「右側通行」って何ですか?

              

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 瀬戸を抜けてると、ぱっと目の前が明るくなった気がした。海上に咲く花のように、ヨットやディンぎーがそこかしこに浮いている。さすが牛窓、東洋のエーゲ海よ。そしてフェリー乗り場の防波堤を回り込んだら、そこが今回の撤収地。やっとついた。体がしんどいというのではなく、暑い、とにかくこれだった、今日のツーリングは。あと目がちょっとしんどい。目の弱い僕は目薬をいつも持っていくが、忘れてしまった。それはともかく、暑い分、装備は乾くので撤収は楽だった。

 撤収後、フェリーに向かうがチケット売り場が見つからない。休憩所や事務所はあるけど、チケットを売っている気配は無い。仕方ないのでフェリーに乗り込んでから聞いてみると、「牛窓側で買いませんでした」とのことだ。そうだ、普通の観光客は当たり前だが、本土側で往復券を買う。カヤックで前島まで漕いできて、片道利用なんて想定外だ。ということで結局片道料金120円ですんだ。お兄さんも組み立て式のカヤックがあるなど思っても見なかったらしく、驚いていた。ファルトの知名度はやはりまだまだ低い。

 本土に渡る途中に牛窓に家族旅行に来ている480スペリオ乗りのS君にメールすると、すぐに返信が。本土上陸後も何度がメールし後、バスに乗り込む。ふと外をみると子供を抱いたS君登場。確か牛窓でももっと西側にいると思っていたのだが、近くだったみたいだ。そして奥さんももちろんいらっしゃった。S君の結婚式には行かせてもらったので、それ以来だな。なかなかに幸せそうなので、僕もいまはやりの「婚活」でもしようかと一瞬だけ思ったぜ。

 ちょいと話してバスの時間が来たので別れを告げて、バスに乗り込む。バスが出発する前にも、運転手さんと話をする。船で日生から前島に来たという話をすると、少し反応がおかしい。とそこで気づいた。カヤックはザックの中、パドルはパドルケースの中。定期便で日生・前島かんなぞある分けない。ということでまたもや説明。組みあがっていても、ザックのなかでも人々を驚かす「フォールディンカヤック」恐るべしというべきか!?

 西大寺までバスに乗ってそのまま電車で神戸に向かう。途中日生駅も通ったが、漕いだ距離はそんなでもないものの、バスや電車に乗っている時間はそれなりにあったので、なんか不思議な気がしたものだ。リジットのソロ漕ぎでは難しいルート、まさにファルトならではのルートとも言うべき今回のツーリングであった。

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 曽島に足が根を生やしそうなのを、何とか振り切って出発。島の端まで来てから、斜めに横断、本土側へ渡る。このあたりから南風が吹いてきて涼しくなってくる。今日は調子も悪くなく、天気予報も大外れで晴れて景色よし。そのまま長島へ向けて南進、以下だの間を通って長島到着。それから西側に向けて島沿いを漕ぎ、小豆島に面している外の海へ抜けることのできる場所まで漕ぎ、外へ出る。

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目の前には小豆島が見え、左斜め前に手影島。毎度毎度の風景だ。さてこれからどうしようかと迷う。進路を東にとり、大多府島に向かうもよし、西にとり虫明瀬戸からまた内海に戻り日生に戻るもよし。とどうせなら牛窓まで行ってしまおうと思い立ち、結局牛窓へ向かう。

 
再度出発してすぐに、沖合いからのうねりでちょっと複雑な波が立つ場所に来る。とりあえず乗り入れてみる。最初はいやな感じがしたものの、慣れてきて、ついでに波の中での操船練習をすることにした。波の中で外傾ターン、いろんな方向から波を受けカサラノの反応を試す。時々スターンラダー。10分ほどあれこれ試し、牛窓方面に漕ぎ出す。
    

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  漕ぎ出してすぐ風が止む。とたんに暑くなってきて、漕ぐのがつらくなってくる。せっかくこのあたりの景色は抜群なのに、じっくり見つつ漕げないのが残念だ。ついでに言うと、南からのうねりを常に真横から受ける状態、そして潮の影響もあり結構漕ぎにくい。というわけでラダーを落として漕いでいく。暑いので最短距離を行くのを止め、いったんクールダウンのために上陸することに。適地見つけて上陸して、クールダウンするしかし海がほんとにぬるいなあ。

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 5分ほどで出撃、今度は鼠島へ向かう。ここは牛窓諸島手前にある小さな丸い島。休憩場所からそんなに遠くないのだが、暑さのため、えらい遠く感じる。到着後時計を見たがやはり大して時間はかかっていない。それにしても夏場のシーカヤックマラソンってのは大変だな。炎天下をひたすら漕ぎ続ける。カサラノ三兄弟、長兄のK氏は、この間開催された「奄美シーカヤックマラソン」において、体調不良、日射病寸前、ハンガーノック等で意識が遠のくなか、完走したとか。その後ぶっ倒れて担架で運ばれたとのことだ。漢だ。僕なら名誉ある撤退(棄権)をしてるだろう。

 鼠島で5分ほど休憩後、撤収予定地の前島へ向かう。

 8月2日は日生から牛窓まで漕いできました。このルート、実は初めてだったりします。単に僕がバスにカヤックを乗せたくない ので敬遠していただけですが。出撃艇は久々に五号艇カサラノ。それでは書いてみます。

 7時少し前の電車に乗る予定が、大雨の為様子見、結局8時26分の新快速で日生に向かうことに。今日は日生ちょい漕ぎになりそうだ。まあ久々のカサラノ、じっくり「漕ぎ」を楽しむとしよう、ついでに海水浴も。

 現地では薄日が射す状況で風がそれなりにあり、思っていたよりは暑くない。バケツに水を汲み、たまに頭からかけつつカサラノ をのんびり組み立てる。準備完了は11時40分。とりあえず出撃だ。カサラノ久々だけど、妙に今日はしっくりくる。

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 駅前の港を出てすぐ大型船の係留場所手前まで漕いでいくと、いきなり動力船が登場。あのう「右側通行」なのですけど・・・。ばっちり左側をぎりぎりで進んできた。そう夏場は「右側通行ってそんな法律ありました?」と言う皆様が多くなる季節である。ま あシーカヤックの場合、杓子定規に右側通行を守ると、場合によっては危険な場合もあるので臨機応変に対応しなくてはいけないが、それにしても動力船だからなあ。

 その場所を越えてすぐに左手からかっ飛ばしてくる動力船とジェットスキー。夏場はやはり船が多い。普段以上に気をつけないと いけない。そのまま曽島方面に漕いでいくが、このあたりは漁港の防波堤と船舶交通の多さや潮の流れもあるのだろう、結構波が複 雑な場合が多い。まあ久々のカサラノなので調度いい練習になるが。そのまま進んで曽島へ向かう。

 カサラノはやはり漕いでいて楽しい。いつもながらこの独特の水上を滑っていく感覚。初めてフェザークラフトの試乗会に参加し たときのことを何故か思い出した。今だから言えるが、最初は「フェザークラフトってどんなもんだい?」といったやや挑戦的な姿勢があったのは否めない。まあもう少し直截的?に言うと「何ぼのもんじゃい」といったところ。

 そして実際にまずカフナに乗ってみた。450cmのシーカヤックとしては短めだったので正直やや侮っていたが「速い」という のが第一印象。そして操作性がなかなか良いと次に思った。そして以前書いたとおりにカサラノ、ウィスパーと乗った。試乗会が終わったとき、まさにミイ ラ捕りがミイラになってしまっていた。

 カフナの450cmというサイズは電車でカヤックツーリングの観点から言うと 絶妙なのだろう。性能は折り紙付き、軽くコンパクトなので楽なのだ。まあ正直5m以上のファルトは普通のデイツーリングにおい てはオーバースペックといったところ。ただ荒れたときは非常に頼もしいが。もちろん荷物を沢山積んでのキャンプツーリングや海 峡横断や距離のある島渡りには艇長の有る方がが有利なのはいうまでも無し。まあ450cmくらいの国産艇が出てくると面白いと個人的には思う。430cmのフジタのトレックがあるやないかと突っ込まれそうだが。

 脱線ついでにフェザークラフトの新艇「ウィスパーエクスペディション」が発売される(された?)が、当初新艇のうわさを聞いたとき、あの川用に開発された「FRT」が復活するのか、それともついにファルトでもっとも人気のある450cm前後のタンデ ム艇でも出るのかと思ったものだ。まさかラダーが付いてクロスリブが6本(ノーマルのウィスパーは4本)になって発売されることになるとは夢にも思わなかったが。フェザークラフト製、450cm前後の小型タンデム艇、出れば結構人気が出そうだが。と脱線はここまでにして話を戻そう。

 曽島の北側に到着後、上陸してクールダウン。組み立て時にあった風が止んで、えらい暑い。しかし海が非常にぬるいのでクールダウン効果が低い。まあやらないよりはましだ。5分ほどいてから出撃。

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 島沿いを漕いでいると水の流れる音。夜中に降った雨が小 さな滝?となって流れている。もちろん上陸、そして浴びる。非常に冷たく最高だ。当分この場所に居たくなった。その後適当な場所まで漕いで行き、ここに戻って水浴びしてから、日生駅前まで戻るという「楽々ツーリング」をしようという誘惑にかられる。し かし最近ろくに漕いでないので、もう少しまじめに漕ぐことにしようと思い直し出撃することに。危険な?誘惑であった。

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