ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 「トラの穴」とは、ものの本によると虎覆面男がかつて所属していた組織及び修行の場の事を指すという。ベリーハードな修行が 特徴で、特筆すべきはそのトレーニング器具。大型のベルトコンベアに修行者が乗り、一定時間その上を走らせる。もし力尽きて倒れようものなら、端まで運ばれて落ちてしまう。その落ちていく場所には針の山・・・・。この辺にしておきましょう。詳しくはネット検索で。

 というわけでロール「トラの穴」特訓が始まったわけだが、その前に参加メンバーのロールを拝見する。達人Mさんとその奥様は最近結されたばかりである。その二人での所謂「新婚ロール」披露だ。縁起でもない事を書くが、タンデム艇は離婚艇とも言う。この結果は非常に重大だ。おまけにロールする艇はアルピナ430?460だったかも。ロールする艇ではないんですが。

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 それはともかくロール・・・・・息が合わずに失敗。、奥さんは沈脱するもMさん再度挑戦、そして上がった!ううん凄い、一人落ちても最後は一人でも上げる。男の意地ですな。末永く幸せな家庭を築きあげそうだ。

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  さてと私のロール話。Fさんのグリーンランドタイプのリジット艇をお借りして練習することに。監督は河野店長、主任コーチはFさん、サブコーチはKさん、補助コーチはNさん。アドバイザーは先ほど華麗なロールを拝見させていただいたMさん、その他数名のコーチ陣という豪華ラインナップ。これで上がらなければ「公開処刑」みたいなものだ。よしがんばるとするか。

 様々な方のアドバイスを受けつつやってみた。ロールをあげる手順を聞いて、はじめはヒップフリックその後セットしてやってみるが、頭が早く上がりあえなく失敗。ただサポートしていただいているので沈脱はまぬかれる。沈脱をしないというのは体力維持及び時間の短縮で非常に利点がある。この前のウチノ海では沈脱しまくっていたからなあ。その後頭に関してついつい早くあげすぎたり、セットで猫手にしているのにパドルが潜ったりで苦戦。  

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 ロールにおいてもっとも多い失敗は頭が早く上がりすぎる事(なのか?)。しかし僕にとって一番の問題はパドルが潜りすぎてなかなか艇が復元してくれないこと。この間よりましだが、猫手にしてもなぜかうまいこといかない。パドルの軌道が潜るというのを登山にたとえると、「登山口まで来たけれど土砂崩れで通行止めでした」、そんなところだ。ストレスが非常にたまる。まだ頭が速く上がりすぎて失敗する方が、もう少しで上がりそうなのでストレスがたまににくい気がする。

 どうも腕に力が入りすぎているそうだ。いらない力を抜くと自然と良い軌道を描くとのこと。これがなかなか難しい。その他、コーチの皆さんから様々なアドバイスをうけ再度挑戦するも、うまいこといかない。自分では力を抜いているつもりが力が入り過ぎで、ヒップフリックも怪しく、頭も早く上がりすぎ。ということでパドルフロートを付けて練習。これでパドルの軌道を気にせずに他の事に注意を向けることが出来る。もちろん上がるが、やはり力が入っているのが分かる。手の力を抜いて頭が早く上がるのにもっと注意しないと。

 時間は無常にも過ぎていく。ツアー中だ、時間には制限がある。後数分、ラストチャレンジだ。何か僕は忘れている、猫手、腕の力を抜く、ヒップフリック、頭を最後に上げる・・何か足りない、何かだ。そして気付いた。そうだ体をデッキに着ける、要するに前屈姿勢だ。すると腕が水面に近くなり、力をいれずにセットできる!これだ。そしてそのまま耳をかたに付けてスイーブ。

 上がった、かなりスムーズに。サブコーチKさん曰く「もうフロートはずしても上がるんじゃないですか」どうかな? はずしてみてやってみる。そして確か一回失敗した後だっただろうか、ついにその時が来た。

 猫手OK、前屈OK、スタンバイOK。しっかり耳を肩につけスイーブ開始、耳を肩につけたまま最後までスイーブしきり、最後に軽くヒップフリック。やった、なんか知らんが上がってもうた!

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コーチ陣から「上がった」との声(だったと思う。夢中になっていたのではっきりと言葉を聞き取れていなかったのだ)。この感覚を忘れる前に、2回目挑戦・・また上がった。河野店長が写真取るからもう一回と。こういう肝心なときは失敗するのが僕なのだが、3回目も上がった。今回はある程度自分の水中での姿勢等も意識できた。

   「平成21年9月27日、シーカヤックでの初ロール上がる」

 記念すべき日となった。しかし本番はこれからだ。荒れ気味の海で沈したときに使えないロールには意味がない。長く険しいロール道の一歩を記した、そんなところだろう。そうそう近日中にカサラノでも挑戦してみよう。それにしてもコーチしていただいた皆さん、本当にありがとう御座いました。


 そしてロール練習及び大会が終わり、今ツーリングの目玉である「関空連絡橋」に向けて船団は出撃した。

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   9月27日は、バイエルンでの艇購入者による「のんびりパドラー」ツアーに参加してきました。総勢15名での連合艦隊。大概ソロや少人数で漕ぐ僕にはかなり新鮮でした。主目的地は関空連絡橋。ここは二色浜にバイエルンがあったとき、一度申し込んだものの、なぜかその日は僕しか申込者がいなくて流れてしまったといういわく付き?の場所。出撃艇は行きはお借りしたパックボート「パフィンスイフト」、帰りは壱号艇シーショア。さてそれでは書いてみます。

 JRりんくうタウン駅からちょっと歩いて、集合場所のマーブルビーチに到着するとすでに参加者の殆どが集まっている。早い!僕もとっとと組み立てて出撃準備だ。しかし今回は関空連絡橋下をこぐということで結構人数が集まっている。陸から見ても海は凪。レンタルするパフィンスイフトはファルトにしては一時安定性が低めだとか。さてさてどんな感じだろうか。一応川では数分だけ乗った事があるが、川と海では大違いだ。

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全員の集合及び準備が整った後、簡単な紹介をしてから出撃。目指すは南方の泉南ビーチ。因みにリジット艇3艇と後はファルトばかりというファルト色の強い船団である。フジタ艇ではアルピナの400や430、460とシーショア、アルフェックはエルズミア480、そしてパフィンスイフト。しかしなぜかバイエルンツアーではボイジャー460をみないなあ。一体何故なんだ?

 それはともかくパフィンスイフトに乗り込んで見る。一時安定性はエルズミア480やウィスパーより低く、カサラノSより高いといったところ。カヤックに慣れていない人はちょいと怖いかも。だがこの凪の海、問題なし。細身で軽量の為からスピードはなかなか。大船団の中を付いて行く。

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漕ぎつつ、メンバーと談笑、途中で集まってスピード競争などしたり、ロールの見学をしたり、なんとなくカヤックサーカス軍団の趣、飽きが来ないツーリング。

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 凪いだ海をスイスイ漕いで行き、泉南のイオン前のビーチにて上陸。ここで昼食休憩。河野店長の暴露話がはじまる。主に参加者の危ない話等で盛り上がる。僕の場合は神戸港物語だ。神戸港、そこは不可侵海域というべき場所。カヤック乗りが行ってはいけない場所である。かつてどっかの馬鹿野郎が平日に行ってえらい目にあったらしい。カヤックの経験や技術が殆ど役に立たないことを思い知る場所であったとさ。

 そして印象深い話はKさんの話。神戸港に行った話し、潮流の強さで有名な某海峡に大潮時に突入した話。非常にインパクトのある話が続いたが、なぜかメンバーの注目を浴びたのは常神半島ツーリングの話。常神はシーズン中は、多くのカヤック乗りが訪れる場所で名所とも言うべきところ。景色もなかなかで水質も良い。だが、インパクトに関しては落ちる。しかし何故注目を浴びたのだろう、あそこは強い潮流も無い。恐らく相当な強さの北風の中を漕いだのだろう。たとえば強風波浪注意報もしかしたら警報がでていたのか?心理的強風波浪警報が出ているときにでもいったのかな?またいつか詳しく聞いてみたいものである。

 食事後はいよいよロール練習会。さてさてどうなることやら。

 このまま丹後由良まで今の調子で向かい風に抗して漕いだら、雨が降る前につけるか怪しい。体調的にも厳しい。正直距離は近いが、悔しいけど仕方なし。というわけでバスで帰るとするか。バスは浜の近くにあった。時刻表を覗くと1日に4本ほど、次は13時台。今は10時頃。が時間の横にマークがあり、注意書きを見ると、なんと日曜日は運休。すべてのバスは日曜日や祝日は野原まで来ない!観光客は自家用車もしくは民宿の送迎バスでくるんだろうな。

 しかたない丹後由良まで行くかそれとも最後の手段「タクシー」だ。休憩がてら集落を歩くとすぐにタクシーの看板が。なんと3000円程で東舞鶴駅前までいけるとのこと。えらい安いなあ。それから浜まで戻って自販機でコーヒーを買うと、そこにはヤマト運輸宅配便取り扱いの看板が!ラッキーだ。14時までに預ければ今日の便で遅れる。これでとりあえずザックを送って身軽になることに。

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 結局シーショアを折りたたみ、キャンプ道具をまとめ、2つのザックを送り返すことに。その後タクシー配車センターに電話する。一応値段を聞いてみる為だ。「恐らく6000円」ほどかと・・・・。ええ!看板の値段が消えかけていたのが引っかかったんだが、消えかけているのではなく「消した」んだな。昔の値段と言うわけね。さてどうする俺よ。6000円はきついなあ・・・。というわけで取った作戦は、歩けるだけ歩いて、途中でタクシーもしくは路線バスが走っている場所まで行ったらバス、という方法。まあお金をケチることにしたのです。

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 そうと決まれば、じっくり集落をまわり舟屋を眺めることにして、それから東舞鶴方面へ行くことに。12時前まで野原にいてから、歩き出す。アップダウンのある道を歩きつつ、海を眺め40分と少しで次の集落「小橋」へたどり着く。東舞鶴まではまだまだ遠い。そこにバス停留所があった。日曜日も運行してくれよなと心の中で思いつつ、何気なく時刻表をみると、何か違う。そう、時刻の横にマークが無い。ということは・・・ここまで運行しているということ。念のために京都交通に電話しても、通常運行しているとのこと。でかした俺よ。これで大分お金が浮いた。それで飯でも食べよう。

 バスが来る時間まで近辺をぶらぶら。小橋にも浜があったが、ここは船等は全面禁止でカヤックも駄目そうだ。まあ緊急避難的なら話せば解ってくれそうだが。

 その後バスに乗って東舞鶴駅まで行き、そこから高速バスで神戸三宮、そしてJRで神戸と戻る。まだ時間は18時台。まあ相変わらず体調がよくなかったものの、舟屋巡りということに関しては満足、野原周辺探索に関してもまずまず、天橋立はいつでもいけるので、悪くは無いツーリングであった。ただこいだ距離が短すぎるのが残念といえば残念だが。

 というわけで久々のキャンプツーリングに行ってきました。まあいろいろありましたが、今回のルートは舟屋あり、洞窟あり、迫力ありで本当に見所が多いルートでした。音海断崖の隣、内浦湾内のヒロセオートキャンプ場からも出撃できるので、そこから今度は周ってみたいと思っています。何度かまた来たくなる、そんな場所でした。ソロの夜、これの過ごし方が僕の一番の課題、難敵ですが、面白そうなあるアイテムを友達に教えてもらいました。これで「時間稼ぎ」できそうです。それにしても以前行った伊根は、規模や個数等を考慮すると、別格であることが良く分かりました。まさに舟屋のメッカですね、伊根は。

 最後に今回漕いだ場所の地図とルートを。全然距離漕いでない!でもかなり濃いツーリングでした。

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 ソロキャンプツーリングにおいて、僕の一番の課題は夜の過ごし方。そう幽霊が怖いというわけではなく、暇なのだ夜は。目が悪いので読書もしんどいし、ラジオもたいして面白いと思わない。夜の仕事故に、8時ころなんてなかなか寝れないし、ついでに寝つきも悪いとくる。ということで今回も寝るのに非常に苦労した。まあこの件については別に書くとしよう。そしてようやく朝を迎える。

 
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 朝起きたら頭が重い・・・。体調は悪化、しかし漕げることは漕げるというより漕がないと帰れまへん。というわけで7時頃には準備完了、出撃だ。昨日と違い今日はどんより曇っている。とりあえず次の目標は成生の集落。ここには「シチケンブン」という一棟に七軒の舟屋があり、村落の10戸で共同所有されているという。僕も7艇ファルトを所有しているので、ついつい妄想が。壱号艇から順に向かって左側の舟屋から置いていき一番右には七号艇K2を。気分によってどの艇で出撃するか、また友達が来たときにはタンデム艇をカートにのして目の前の浜まで運んで海に浮かべるシーンを想像するだけで楽しくなってくる。
 

 がシチケンブンを近くで見るためには防波堤の中に入る必要がある。しかしこの時、帰ってきた漁船や出撃する漁船がひっきりなしに出たり入ったり。邪魔になるのもまずいし、落ち着くまでに待っていると、雨が降る前に撤収できない。実は昨日ラジオの天気予報で夕方から雨が降るとの事だった。しかし大概こういう場合は早まったりする。ので3時頃までには撤退完了が望ましい。というわけで、体調を加味してゴール地点を天橋立から丹後由良に変更。それでも念のために先を急ぐことにしたのでのんびりしていられないのだ。

 
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シチケンブンと田井の舟屋はまたそのうちゆっくり訪れることにして、成生岬に向けて出撃。今回一番の難所(だと思う)。 そのまま内海のような雰囲気の比較的静かな落ち着いた海を漕いで行き、岬に近づくとベタなぎになった。今ツーリングでもっともべたべた。風やうねりが東にある毛島にふさがれているのだろうか。

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難なく成生岬を回りこむと、日本海らしい風景が目に飛び込んでくる。この内海的な風景から日本海らしい雄大な風景に変わっ多瞬間は感動すら覚えた。そしてたった一人で雄大な風景を堪能しつつ旅をしている実感がいやが上でも増してくる。仲間同士で漕ぐのも楽しいが、単独行でないと味わえない感動というのも結構あるものだ。そして単独行でないと経験できないことも・・・・。

 そのまま左手に展開する景色を見つつ漕いで行くと、突然強い向かい風が。今日はやや強い南風だが、西側から吹いてくる!南からの吹き降ろしの風が岬や鼻を回って吹いているのだ。これは誤算だ。このまま丹後由良近くまで、時に出し風の影響ある場所もあるだろうが、向かい風は大丈夫そうだとおもっていたが。

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強い向かい風に抗しながら漕いで行く。洞窟がそこそこあり、休憩できる浜も結構ある。景色もなかなか。フェザークラフトK1乗りのTさんが、「野原辺りはなかなかいい」とおっしゃっていたが、なるほど。しかし今日は時間が無いばかりか強めの向かい風。のんびりしてられない。おまけに三角波等でだんだん気分が悪くなり、ちょっと吐き気が。とりあえず野原まで行って休憩だ。しかし向かい風でなかなか進まない。不幸中の幸いは?アリュートパドル「インチューン」を持ってきたことだ。向かい風もなんのその、ただその所有者の体が着いてきていない!

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漕いで漕いで野原の集落が見えてきたが、そこからが長かった。やっと防波堤の内側に入って風を避けることが出来、ほっと一息。おおっと野原にも舟屋が。実は帰宅してから「舟屋」の本を読み返してみたら、白黒のページに載ってあった。まあそれはともかくさてどうするか、このままでは雨が降るまで丹後由良にさえ着けなかったりして、今の体調じゃ休み休みに行くしかないので、向かい風に抵抗しながら行くとかなりしんどいだろう。とりあえず野原にバスは通っているはずなので、一旦休憩がてら上陸そして一人作戦会議だ。

 9月21日より念願の舟屋巡りキャンプツーリングに行ってきました。場所は若狭の三松海水浴場から某所まで(諸般の事情で場所は本文内で書きます。地図も最後に載せます)です。今年は連休になると体調が悪くなるという悪循環、今回もまさにそのとおりとなり、本当にいろいろあった「濃い」ツーリングとなりました。今回の主目的はもちろん「舟屋」巡りです。その次は音海断崖及び野原周辺の探索、あとは天橋立を漕ぎです。出撃艇は壱号艇シーショア。それでは書いてみます。

 20日、予約していた「西舞鶴プラザホテル」に宿泊、前もって送り込んでいたシーショアとキャンプ道具が先に到着して待っていた。ホテル到着後、早速買出し。1泊2日の予定だったが、興が乗れば2泊3日で行こうと思っていたので、結局余裕を持って3泊4日分の食料と水は2日分くらい購入してからホテルに戻り、早目に就寝。 ちょっと買いすぎたな。

                  
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21日、三松まで電車で移動して、そこから海岸まで歩く。さすがに楽ではないが、もう少し重くても何とかなりそう。今回はデイツーリングで使用している高性能カートを使用しているので、少々重量が上がっても大丈夫。

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海岸に到着した後、すぐに組み立て開始。10時頃にはすべての準備完了。全部の荷物を艇内に入れることも出来るが、今日の風向きを考え、まためんどくさいのでデッキ上にくくりつけた大型防水袋にある程度の荷物を入れる。風の抵抗は増すが、上陸及び再出撃のスピードは増す。

 波が引いていくのを利用して離岸、テトラの間を抜けて海水浴場の外へ。今日は低いうねりが北から、風はやや強い南風の為、海面は結構ざわついている。が追い風なのでそれに押されて順調に進んでいく。しかし私の体調がもうひとつなのでペースはのんびりだ。

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海水浴場から北西の半島に向けて漕いで行く。ところどころに釣り船が。今回のルート上は多くの釣り船及び岩場に張り付いている釣り師がいた。しかし長い時間あんな狭い足場の悪い場所でよくやるなあ。

 
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半島は緑多く、ほぼ北に向かって海に突き出ている。先には音海断崖。これを見に行くのも今回の目的。陸地近くまで来て、それからその近くをなぞるように漕いでしばらく行くと港及びすぐ向かいにある風島だ。その間は浅くなっていてそこがはっきり見え、なかなか綺麗だ。その間を通り抜けていくと、より強い風が吹いていた。斜め後ろからの風であるが、ラダーを落としているので問題なし。ラダーは便利ですな。  

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 南東方面からの波が半島に当たり、先端近くはやや荒れ気味。がまあ写真を撮る余裕はある。音海断崖の東、今戸鼻を回ると音海断崖が見えてきた。うわさに聞いてたとおりなかなかのスケール。そして風が半島でさえぎられ、陸地近くは海も静かになった。そこをのんびり漕ぎつつ、断崖をじっくり拝見。うーん、これぞシーカヤックの醍醐味。

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 音海断崖を通り押回鼻を通り過ぎると、湾奥より強めの南風。海面はウサギが飛んでいる。そこをフェリーグライド気味に漕いで行き、対岸の正面鼻を越える頃には風の影響は弱くなった。とりあえず湾をなぞるように漕いで行き、今日キャンプする場所を探す。

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 次の湾は水ヶ浦の集落だ。そしてその静かな湾に入ると南側に港が、そして北側には水ヶ浦のオンリーワン「舟屋」だ。たった一つの舟屋、まさに孤高の舟屋。僕のボルテージは昇竜の如く急激に上がる。水質のよさとあいまって少し神秘的でさえある。近くまで漕いで行って覗いてみると、どうも今は使われていないようだ。もったいないなあ!

 

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 舟屋のすぐ近くには船でおまいりできる神社があった。陸地からも小さな道が通じていていけるらしいが、ここなら船で行った方が楽そうだな。しかしこの水ヶ浦の集落は江戸時代以来300年間、7戸のみの集落を守り続けているという。そして港から集落までは急な道を上がらないといけない。いやあほんと凄い集落だ。まさに隠れ里?の如くである。しかしやっと来れたなあ。このあたりで20分ほどいたあと、キャンプ地探しに近辺をこぎ、まあなんとか出来る場所を探しキャンプすることに。

 ウチノ海に水没せしデジカメに換わり、新たなデジカメを入手しました。

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 ペンタックス 「Optio W80」    

 
水深5mまOK
 対衝撃1m
 ワイド28mm光学5倍ズーム
 1cmマクロモード

 いろいろ売りはありますが一番惹かれたのは
「インターバル撮影モード」

 これは一定時間ごとに定められた枚数を撮影する機能です。
  
 以前もペンタックスの防水デジカメを所有していましたが、ひとつだけ不満が。それはセルフタイマーが最長10秒。まあこれは他社の防水デジカメも似たり寄ったりですが。これだと自画像取が難しいです。自分の面をネット上にさらしたいわけではなく、ソロ漕ぎが多い僕には自画像は貴重であり、カヤックは人が乗っている画像の方が僕は好きなのです。というわけでセルフタイマー30秒程度設定できるものを探すも見つからず。長めの時間を設定できるセルフタイマーどころではない機能がこの「インターバル撮影モード」なのです。

 この機能は撮影開始時間をよび撮影間隔と枚数を指定できます。これを活用すると、その撮影間隔に合わせてカメラの撮影範囲にはいれば、たとえば1枚目は前から、2枚目はうしろ、3枚目は斜めまえ、4枚目はパドルの片方を水面に入れた状態等、一気に自画像が多く撮影できますね。こんな機能欲しかった、まさにそういった機能です。

 「Optio W80」はサイズもコンパクトで重量も軽く、シンプルなデザインそしてペンタックスなので以前のカメラと操作はさほどかわらず分かりやすいと、本当にいいカメラを手に入れました。今度のSW、これで撮りまくってきます。

 どうでもいいことを書いている当ブログですが、なかでも真にどうでもいいことを書いた新カテゴリーを、「屋上からの景色」といたしました。これ自体がいちいち書く程のことどうでもないどうでもいいことなのですが。無理やり屋上の写真を添付します!

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 さて神戸港を眺めならがSWはどこに行こうかと考えてます。久々のキャンプツーリグです。ソロ漕ぎは好きだがソロキャンプは苦手な私。なぜなら寝つきが悪いから。夜は非常に暇なのです。読書が趣味なので本を読めばいいのだが、目が悪いので光量が屋内より大分低いライト下では非常に疲れるのです。酒も殆ど飲めないし・・。仕方ないので安全な場所でナイトパドリングでもと思うのですが、密漁に間違えられそう。まあとにかく慣れるしかないかなと。

 部屋の模様替えやリフォーム等でキャンプ道具がどこに行ったか分からない状態です。なんとかテント、マット、シュラフ等は見つかりましたが、アーミーナイフが果たしてどこに紛れ込んだか。まあ最重要道具類はそろっているのでなんとでもなりますが。

 出撃場所は一応決めていますが、ゴールは何箇所か想定はしていますが、完全には決めていません。ゴールの決まっていない旅こそファルトらしい旅ですね。ほんとうに海の遊牧民の如く、衣食住と移をすべて車利用することなしに行ってきます。

 それから新デジカメが届きました。この前ウチノ海で紛失してしまったデジカメと同じ「ペンタックス」製です。新カメラはソロパドラーで特にブログやHPを製作している方には非常に役に立つ機能が付いています。これについては後日書いてみます。

 しかし最近メンテのし過ぎです。メンテなのか趣味なのか分からなくなってきましたよ(笑)。そもそもこんなに頻繁に船体布を洗う必要など無いです。

 昼食後、再開するものの上がらず。やけっぱちで3連続ハイスピード沈脱。エアチューブの空気圧が下がり水が入って不安定になっているカサラノの横から再乗艇、成功。よしこれでエア無しカサラノの横乗り再乗艇も出来るぞ!って今日はロールの練習だ。

 今の僕はプログラムにおいて「O」と「P」を打ち間違えたが如くである。一文字間違えただけでプログラムは実行されない。名にかほんのちょっとした事が狂って今の状態になっている。それが分からない限り間違いなく上がらない。でも続けよう。

 失敗をなんでも繰り返し、そして3時になった。もう切り上げよう。悔しいがしかし、この「謎」さえ分かれば静水でのロールは上がるのは時間の問題だ、と自分を励まし出撃した浜に戻る。

 大量に入って水を抜き、そして乾かしてから分解、撤収。しかしカサラノよ、楽しい魅惑的なカヤックだよほんとお前は。

 しかし竹生嶋弁財天のお告げかな?この間の琵琶湖でぐらつくカサラノにひやひやし、妙にイラつき「ロールをやってやる」と思い立ったのは。「お前の腕でカサラノでは、調子に乗ったら大変だからいい加減技術を磨きなさい」といったところか?弁天様は恐ろしいから、素直に言う事を聞くとしますか。

 撤収完了後、近くのホライズンに久々によらせてもらう。尾崎さんにロールのことを話し「パドルが潜る」胸を伝えると、セットしたときの手の角度の問題であるということが判明。そうなのだよ、最初は手の角度を意識していたが、意識が頭や腰にいってしまい手の角度に関して、意識がいかなくなっていた。尾崎さんのおっしゃるとおりの角度で家に帰ってやってみたが、ほぼ思い描いていた軌跡でパドルは動く。まさに暗闇に差した一条の光の如くである。

 30分ほどだっただろうか?滞在させてもらった後、帰路につく。途中のパーキングエリア等で休憩しつつファルト談義。僕の頭の中は、ロールのことでいっぱいだ。平日時間あれば地元の海で試してみたい、そんなことを考えながらイメージトレーニング。

 明石駅に着くころには外は真っ暗。上がらずともロール練習はやってよかった。確実にこれは次につながるのだ。荒れた海での実戦に使えるロールそしてカサラノライダーの道はまだまだ遠く遥か彼方である。

 ということで2度目の挑戦も失敗。しかしもうやり方はわかったということで、今度は上がるでしょう。と気楽に考えています。本当は上がってからが問題だと思います。「ソロ、沖合い、荒れ気味、不意の沈」この条件で上がるロールこそ本当の意味でロールが出来るということだと思います。まぐれで一回でも上がれば、神戸の裏山「六甲山」登山位だとすると、実戦ロール完成は富士山登山くらいかな?まあぼちぼちやっていきます。

 カサラノで安心して旅をするには、やはりロールその他技術を磨く必要があります。これは乗ってみたらわかるのですが。前にも書きましたが、やっと重い腰を上げて取り組むことにしました。なるべく楽しみつつカサラノというカヤックと真面目に付き合っていくとします。

 予定通り13日の日曜日はウィスパーユーザーTさん(telemarkstyle作成者)と、徳島はウチノ海でロール練習に行ってきました。出撃艇はもちろん五号艇カサラノ。ロールのDVDを見、いろいろとアドバイスを受け、そしてイメージトレーニングも幾度と無く行い、一回くらいはあがるだろうと思い望んだロール練習。さてさてどうなりましたか・・そして何故画像が無いのか?それでは書いてみます。

 
 JR明石駅近くでTさんの車に拾ってもらい、一路徳島へ。高速道路が安くなり、徳島がぐっと近くなったのは嬉しい限りだ。車の中ではファルト談義。Tさんは日本全国時にはソロで、時にはツアーで漕ぎまくっている、アマチュアウィスパー乗り屈指のヘビーユーザー。ウィスパーにほれ込んでいるのが、その話から良くわかる。艇自体の話は以前も言ったが、僕は好きなのだ。僕のブログカテゴリー「所有艇」の文章をちょくちょく書き足していっているが、これは参考にしてもらっているというのもあるが、はっきりいって僕の趣味だ。

 ウィスパーとカフナの比較の話、及び隠岐や佐渡の話を聞かせてもらいつつ、途中で一旦食事休憩を挟み、その後再出発、気が付けば徳島に到着。尾崎さんところのホライズン前の道をとおり、まもなくウチノ海に到着。

 到着後、とっとと組み立てて出撃。とりあえず人のいない漕いですぐに着くことの出来る浜まで行き練習開始する寸前に、推進を探る為パドルを海底に突き立てた時、岩に引っかかってそのまま沈!幸先悪いぞ。

 気を取り直してロール練習開始。一度目、半分くらいしかあがらない。しっかりセット確認、落ち着いて2回目。大分あがったが、頭が早くあがりすぎ。それから何度かやってみる。もう少しであがる寸前が2回程。まだ頭が早い。ある程度練習した後小休止。以前聞いたアドバイスを思い出し、もう少し考えながらやるとしよう。Tさんは腰の返しや上がる間隔を掴むため、パドルフロートを付けて練習開始。

 今度はもっとパドルの軌道も考えて。まああがるでしょ。と思ったら全くあがらなくなってしまった!何度かやっても駄目。

 
 「山の九合目まで登ったのはいいが、そこから迷い迷って気が付いたら登山口」

 そんな感じだ。Tさんが「パドルが潜りすぎている」と。そうなのだ、妙にパドルがもぐるようになってしまっている。なぜだ、さっきと変わらないはずなのに!僕もTさんもロールが出来ないので、わかるはずも無し。

 絶望的な戦いに挑む戦士の如く、僕はそれからもロール練習というよりも沈脱鍛錬といったほうがいい練習を続ける。しかしその間違えがなんなのか?というのが分からない限り、絶対あがらないのは頭では分かる。それでもモチベーションが下がらないのは不思議なものだ。勝てない戦いに挑むということは必ずしも無駄ではないと、虚しい言い訳を思いつきながら続ける。ある程度やったあと、今度は昼食休憩に入る。出撃した浜までもどって弁当広げる。食事後すぐに浜に戻って練習することに。

 しかしここであることに気づいた。僕のデジカメが無い!置き忘れたのかな?と思って、出撃の浜に戻ったが無い!PFDのポケットに入れていたのだが、どやら中途半端にチャックを閉めていたのか、どこかで落ちてしまったらしい。様々な場所を探すが見つからない。大分「ガタ」が来ていたのでそのうち買い換えようと思っていたとはいえ残念だ。こいつでいろんな場所を漕い時、取りまくってブログにアップしてきたんだなと思うと、「もったいない」というより「物悲しい」という想いが沸いてきた。

 「ウチノ海を管轄する海神様、デジカメを捧げたのだから、まぐれで一回くらいあげさせてください」 という思いも虚しくあがらないロール。
 

 こんなものを手に入れてしまいました。超軽量コットLUXURYLITE「ウルトラライトコット」です。
 
 収納サイズ 40×12.7φcm  
 使用サイズ 188(L) × 61(W) × 12.5(H)㎝  
 重量 1350g

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 フォールディングカヤック乗りの魂を揺さぶる「バラバラ分解可能」でコンパクトになるコットです。組み立て時間3分くらいでデイツーリングでも夏のキャンプツーリング等にも使用できそうです。

 
 僕は大概寝不足で漕ぐことが多いので、たまに島に上陸して寝転がったりしてます。コットとタープあれば、快適な屋外ホテルと化すと以前から思っていました。こいつを使ってあまりにも眠いときは、本当に眠ってしまおうとおもったりしてます。寝過ごすと最悪ナイトパドリングとなりますが。

 問題は結構値が張ります。まあフレームがテントで使っている物なのでしょう。このコット、以前から気になっていたのですが、やっと買う決心が付いた理由はSWに慶良間に行く予定が、飛行機のチケットが取れなかったので交通費が浮いた為でした。

 夏場は暑くてキャンプには行かないのですが、来年はこれとタープで快適な夏キャンプツーリングをしてみたいものです。

 「カサラノライダー」、それはファルト最難艇「カサラノ」を自由自在に乗りこなし、中長期のキャンプソロツーリングに行ける実力を備えた者のことである。と僕は勝手に思っております。実は、プロはともかくアマチュアの方ではそんないないかとと思われます。そのためにはやはり「ロール」をいい加減やらないとね。ということでロール練習を開始することにしました。水温が高い夏から始めればよいものの、なんとか重い腰を上げたのが9月。さてその様子を書いてみます。

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 9月6日、場所は香枦園浜、カサラノを持って行き、砂まみれになりながら組み立て、12時前に組みあがる。組み立て中、奄美出身のおじいちゃんに話しかけてもらったが、こういう形のカヤックは初めてみたとのことだ。シーカヤックマラソンについてはご存知だった。

 今日は実はグリーンランドパドルを持ってきている。重量が少し重いので、最近海では使っていなかった。カサラノで使用するのは初めてだ。グリーンランドタイプのカヤックにはグリーンランドパドルでしょ、というこだわりも持ってはいなかった。

 漕いで5秒で分かったこと、それはカサラノに非常に合うということだ。僕の持っているメインパドル3本(アリュートパドルのインチューン、ATのエクセプションEベント、タイワープ悪魔のパドル)よりしっくり来るのはびっくりだ。この長いブレード部とウッドの浮力が頼もしい。一時安定性の低いカサラノに安定をもたらせてくれる、かつ漕いだ感触が妙にいいのは何故なんだ?まさに侍と日本刀の関係の如く。うっかりロール練習やめてツーリングに行きそうになったぞ。

 カサラノであまりやらない内傾ターンをやったりロープレイスをしたりした後、早速ロールを。とりあえずマスクをつけてひっくり返る。意外とひっくり返った状態は不快ではない。スイーブロールを2回。びくともしません!これは今何回やってもだめだ。パドルの向きや軌跡が全然だめ。分かりやすい C to C に変更。これも2回ほど、ウーンおかしい。これも駄目。とりあえずパドルフローとつけてやってみる。やはり上がる。まあこれは誰でも上がる。そしてヒップフリック?の確認と頭が早く上がらないように調整し、フロートをはずす。そしてやってみると、もう少しで上がりそうになるが、途中で上がりきらずにドボン。

 こんな調子で途中別の練習をはさんだり、パドルフロート最乗艇や横乗り最乗艇の練習したり。浜には心配そうな家族連れが。おぼれているのではなく「沈脱」しているのです!

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2時間程たってから休憩。海上で行われている、ディンギーのレースを見ながら、頭の中でいろいろ考える。そしてまたパドルフロートを付けて何度が上がってみる。そして再度挑戦、今度はもっと腕を高く水面に出し、パドルの角度を考えてやってみる。惜しい!もう少し。

 と結局12時から15時30分くらいまで休憩挟んで練習するも、上がることなし。しかしなんとなく上がりそうな方法が分かってきたような気がする。その点を踏まえて?また次の日曜日に練習だ。あと意外だったのは、練習がそれなりに楽しいことだ。まあ近所の須磨海岸から完全に海の家が撤収されたら、平日もたまに練習に行ってみるとするか。

 カサラノライダーへの道は長く険しいのである。そもそも荒れた海でソロでこいでいる時、それも不意の沈で上がらないと意味があまりないので。さてさてどうモチベーションを持ちつづけるか?それが一番の問題だ。とりあえず曲りなりにでも上がるようにならないと。

 ということでロール挑戦は百戦百敗(実際は20数回くらい挑戦)。しかし家に戻ってからDVD見たり、ネットの動画を見たりでいろいろ研究したのでスイーブロールのやり方、パドルの軌跡、最初のセット等を一応理解しました。やはりスイーブで挑戦してみることにします。次のロール練習楽しみだ。C to Cも駄目だった理由がわかったので、これもそのうちやってみようかと。

 9月6日日曜日、以前から行こうと思っていた、日生~小豆島、海況横断入門編ルートを行くつもりで早朝に起き、5時38分の電車に間に合うように、家を出る。こいつを逃すと、時間的に難しいルートだ。

 駅に到着すると朝っぱらからアナウンスが響き渡る。もしかして・・・。人身事故だ。しかし場所は尼崎。今日は岡山方面だから大丈夫だろう。と駅の電光掲示板?を見ると次の電車は6時台!駅員さんに聞いてみると姫路方面も電車はストップ。復旧がいつになるかは不明とのこと。

 終わった。カヤック帰りに人身事故による遅延は何度かあったが、早朝からこんなことになるのは初めてだ。何故か前日、仕事終わった後、姫路のホテルに行って泊まった方がよさそうな気持ちになった(午前0時台の電車で行くことができる)。今からするとあれが予感だったのか?

 というわけで、仕方ないのでツーリングはやめて、遅ればせながらロールの練習をすることにした。シーショアではなくて、カサラノ。装備を入れ替え、カサラノをパッキング、目指すは香枦園の浜。

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  だいぶ前に手に入れていました、「SOTO レギュレーターストーブ」です。
結構所有している人もいるのではないかと思いますが、普通のガスボンベが使える、燃料のコストパフォーマンスに優れ、かつコンビにでも補給できる優れもの。火力もなかなか強い。ボンベ内の圧力が低下しても高出力を実現との売り文句。燃料が少なくなっても最後までしっかり炎を上げ続けるという「漢」(おとこ)のストーブです。なんか炎が優しいです。ただ今、中途半端に残っているガスボンベの燃料を使い尽くすために、家で活躍中!

 そしてそのスタイルは「タランチュラ」の如く妙にかっこいいです。キャンプツーリングはこれで、デイツーリングにはジェットボイルをという使い方になりそうです。こいつはいい。そして時にはトランギアで。トランギアアルコールバーナーはサブバーナーとして持っていくことも多いですが。

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 トランギアのアルコールバーナーとの炎の共演も激写。ついでにジェットボイルとトランギアアルコールバーナーの三者揃い踏み。実はもうひとつキャプテンスタッグのガスストーブも所有。めんどくさそうな、灯油やホワイトガソリン使用のストーブにはどうも興味が向きません。海抜0~数メートルのキャンプ。ガスストーブでいいかなと。

 フェザークラフト FRT  艇長411cm  幅69cm  重量19kg

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 フェザークラフト社が日本向けに開発したリバーカヤック。マキノの凪いだ湖面で10分ほど乗った感想を書いてみる。

 ロッカーがしっかりついていて、回転性は高め、やはりリバー艇だ。しかし思っていたほど回転しなかったので、そのあたりを所有者のFさんに聞いてみたところ、「荷物満載ですから」と。忘れていた、Fさんはキャンプツーリングされていたのだ。空荷なら相当回転性がいいように思われる。そして直進性はそれなり、パドリングするたびにシーカヤックに比べて振られるのはやはりリバー仕様。ラダーが付いているので、海や湖での保進性はそちらでといったところだろう。あと舳がそっていないので、波が大きいとと突っ込んでしまうという点からも、明らかに川向けに開発された艇であることがわかる。

 幅が広め、コクピットが大きめなのでかなりゆったりしており居住性はよい。そして安定性も抜群。そこそこ荒れても安心して乗っていられるのはいい。長時間乗っていても楽だろう。艇長にしては荷物も多く積める。このあたりは旅(キャンプツーリング)を意識しているフェザークラフトらしい。

 特筆すべきはそのフレームワーク。キールとガンネルのアルミフレームがK2と同じく、ダブルとなっている。コクピットから見てみるとK2と類似しており、このため相当の強剛性及び強度が生まれる。リジット艇乗りがのっても違和感がないくらい。

 しかし何故ダブルフレームにしたのだろう?非常にこれは気になった。ファルトにとって重量は大きな問題である。リジットなら車に積んでいくので、ファルトほど影響は無いだろうが、なんといっても担いでいけるファルトだから、ダブルにしてしまうと重量がいやが上でも上がる。それも外国人にくらべて非力な日本人向けに開発されているのだ。シングルフレームを採用すれば恐らく3kgくらいは軽くなりそうだ。時代の違いもあるが、カフナやウィスパーよりも重い。そこまでしてダブルフレームを採用した理由をいつか知りたいものだ。もしかすると回転性とフレームが生み出す剛性が、川では抜群の操作性を生み出すのかもしれない。

 もしくはその当時の国産ファルトにくらべ頑丈なファルトを日本向けにつくったのかもしれない。それによって差別化をはかったのかも。またいつかダグ社長に聞いてみたいものだ。

 8月30日は琵琶湖にフェザークラフトユーザーが集まることになり、寄らせてもらうことに。ということでもちろん出撃艇は五号艇カサラノ。近江今津からのんびり漕いでマキノあたりで合流という計画を立てました。集まってから一緒に漕ぎ出すよりもこの方がファルトらしいといえなくもない?様な気がします。それはともかく書いてみます。

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 近江今津でJRを下車、竹生島行定期船乗り場まで行き、そこで組み立てを開始。観光客の方々と話しつつ組み立てていき、結局10時30分少し前に出撃となった。とりあえず漕ぎ出したものの、ペダルの調整をいい加減にしていたので、一旦上陸して修正、その後また漕ぎ出すものの、ジェットスキーが走りまくっているので、それを避けたりヤナを避けたり、暑いのでクールダウンの為上陸したりで、結局マキノ到着は丁度正午頃となった。

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マキノに丁度着いたころ、向こうからファルト2艇が見えた。毎度おなじみのKさんと同行者のFさんであった。しかしKさんのウィスパー、

 スキンが赤くなっている!黄色じゃなかったんですか?

 そしてFさんの艇をじっくり見てみる。あまり見たことの無いフェザークラフト艇だ。Kライトにしては形が違うけど、昔のタイプかもしれないと思い聞いてみると、なんと「FRT」であった。実物は初めてお目にかかる。フェザークラフトが日本向けに開発した川用ファルトボートである。すでに10年以上たっている艇だが、うそのように綺麗だ。オークションで手に入れられたとの事だが、もしそのオークションを知っていればもしかすると僕もついつい・・・。

  因みにお二人は前日から琵琶湖でキャンプしていたのだ。僕をいれて3人とも電車で来ている。琵琶湖は電車でカヤックに適したフィールドなのですよ。

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 その後上陸して昼食、食事が終わったあと、Fさんにお願いして「FRT]に乗せてもらう。後日印インプレッションを書いてみるのでここでは割愛。その後、Kさんが興味を持っていた悪魔のパドル、タイワープをお貸しする。タイワープのパドルを使うKさんを見て、いかに目立つパドルかが良く分かった。というより目立ちすぎだ。

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 その後とりあえず海津方面に出撃することに。相変わらずKさんは漕ぐのが速い。どんどん進んでいくKさんの後を追いつつ漕いで行く。途中で風がやや強くなってきたのでパドルブレードの小さな、アクアバウンド「シークルード」に交換。タイワープに比べて、スピードや回転数が落ちるもののブレードが小さいので風の影響が少ない。パドルの交換をしている間にKさんを見失ってしまった。Fさんも自由に漕がれている。なんとなくファルト乗りらしい状態なので妙に嬉しくなってしまったぞ。

 そのときなぜか急に眠くなってきたので、寝転がって見る。うっかり寝込んでしまっても大丈夫なように、携帯のアラームを設定。そしてKさんに自分の位置を伝える為、メールを送らないといけないな、と思っているうちに、本当に眠ってしまった。20分後に目が覚める。快適な睡眠だ。妙に気持ちよい時間であった。すぐにメールを送ると、遠くからカヤックがよって来る。Kさんだ。Fさんも近くにいる。Kさんもウィスパーに乗りつつうとうとしていたら、風で相当流されてしまったとの事だ。

 とりあえずマキノ方面に戻ることにする。マキノまで追い風気味の中漕いで行くと、沖合いからツアーご一行が。大瀬さん所の津ツアーだ。最近は相当カヤックに興味を持つ人が増えてきたのか、相当忙しそうだ。そのなかから多くの人がフェザークラフトユーザーになってくれたらいいな。

 そのままとりあえず近江今津に行くことになったのだが、途中山にかかる雲を見て、結局マキノに引き返すことに。雨が降ってもマキノなら天井のある場所があるから大丈夫なのだ。

 マキノに到着後、ゆっくり撤収作業。周りは若い男女の青春絵巻が展開。それに対し我ら男3人、この楽を追及する時代、デジタルの時代にアナログチックな手漕ぎ舟でそれも公共交通機関利用。青春絵巻に対し、ちょいとうらやましいと思ってしまった自分が悲しいぞ。

 マキノの駅の改札にて輪行の女性を発見。小柄ながらたいしたものだ、女性の力では相当重いだろうに。しかし最近自転車を電車に持ち込む方を良く見かける。前にも書いたけど自転車の雑誌はかなり種類が多い。それに比べて・・・もう言うまい。ファルト雑誌は正直あきらめているので、せめてブログが増えてくれないかなと思ったりしている。まあブログは開始することよりも、継続することが難しいのだが。

 電車の中ではファルト談義。家についてザックを降ろし、シャワーを浴びてほっとする。車で行った場合と違い、電車行は家に着くまでがツーリングであるのが毎度の事ながら良く実感できるのだ。

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