ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 9月26日はS君と琵琶湖に出撃してきました。出撃艇は今年初出撃、六号艇K2Expedition
 本当に久々の出撃、丁度一年くらいぶりでしょうか。これにて今年、所有艇全艇出撃となりました。当初は近江今津から竹生島経由で何処かへ、場合によっては横断して長浜も考えていましたが、当方の体調不良かつS君も疲れ気味ということでとりあえず湖西の蓬莱から出撃、何処かであがるというルート変更に。とりあえず書いてみます。

 朝から頭痛だ。しかし今日はS君との約束があり、ついでに電車でK2・・・・過酷である、これは。しかしフジタカヌーの大容量ザックに縦フレーム等をいれ、船体布やFRPコーミング等をエルズミア480のザックにいれて電車行をしてみたが、非常に行きやすい。K2の標準バッグよりはるかに移動がし易く、体調悪くてもなんとかなった。が私の体が結構やばい状態に。茨木駅辺りで気分がより悪くなってきて、こいつは漕ぐの無理じゃないかと弱気になる。

 とりあえず京都に到着、S君と合流。体調不良の件を話すとS君も結構疲れ気味だ。仕事が相当ハードらしい。というわけで話し合いの結果、行き先を蓬莱に変更及び現地到着後とりあえず「寝転がる」ことに。

 蓬莱の浜まではS君の力を借りずに実験的に一人でK2を運んでみたが、ほんと随分と以前とは違う。体調不良でこれだ。体調万全であれば・・・・。ちょいとうれしいぞ。

 蓬莱の浜に到着後、早速草地の上に寝転がる。頭は木陰で足は日向。涼しい風と青い空、鳥や虫の声が癒しとなり、あまりにも気持ちが良いので1時間ほどのんびりだ。時間は腐るほどある。ファルト界の最終兵器が折角目覚めたのに、男たちは目覚めないまま・・・今年は僕自身後半は駄目であり、S君ももう一つ行けていないとのことだ。テニスのクルム伊達公子は39歳と364日でシャラポワを破り、キング「カズ」は43歳にしてJ2でゴールを決めている。
まだまだ老けるのは早いのだが、体がついてこないのが辛いところだ。

 
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 10時30分頃までのんびり過ごしたお陰で、体調は大分ましになった。そろそろ組み立てるとするか。とりあえずS君の助けを受けつつ組み立てていく。そして船体布を広げるとS君が「でかい!」と。まあほんとでかいよK2は。アルフェックのエルズミア570と比べて長さで20cm弱、幅は2cm程の差なのに、随分違うように見えるのはK2の迫力ゆえなのか?不思議である。

 昨日、屋上で久々に組み立てたのもあり、気温も高くなく結構スムーズに組み上げることが出来た。K2の一応の難関であったリブフレーム取り付けがやけにスムーズにクリアーできたのは嬉しい。まあ慣れてきたのだ。こうなると暑い季節に「リジットがうらやましい」などとほざいてしまったことを少し後悔。やはりファルトでしょ。

 最後にシートやペダルの調整をしてから、出撃。すでに12時頃。まあ時間は十分ある。とりあえず折角のK2行だ、沖に出ようということになり、対岸に向けて漕いでいく。本日は非常に穏やか。こんなにベタなぎの状況でK2を漕ぐのは初めてだ。S君は当初、吊り下げ式シートに違和感があったようだが、時間が経つにつれて慣れてきて、最後あたりはK2の広さに贅沢気分?を味わっているようであった。彼は足が長いので、小さなタンデムでは相当窮屈なのだ。

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  それはともかく30分程漕いでると、そのまま対岸まで渡りたくなってきた。しかし対岸のバス亭の場所など調べても居ないし、K2バスに乗せるのもしんどそうだしということで、横断はやめだ。とりあえず沖から湖岸の町並みや比良山系を眺めながら小休止。いやほんといい景色だ。山腹の緑の中に赤みがかった木の彩がなかなか良い。

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 小休止後はとりあえず腹が減ってきたので、店がある可能性のありそうな浜まで漕いで行き、そこで上陸偵察することに。浜では屋根の下でバーベキューをやっている。うまそうな臭いがますます食欲をそそる。

 偵察にあたりを歩いていると、なんと以前勤めていて不動産業者関連のリゾートマンションを発見!ううむ懐かしい。退社してから10年以上、すでに連絡をとるとしても年賀状くらい・・まあ年月の過ぎるのは早いものだな、ほんと。結局見つけたのはサイクリングロードと静かな町並み・・・すごすごと引き返し再出発、今度は比良駅近くの浜目指して漕いでいく。以前カサラノでロール練習した後、駅前に行ったらおでんとたこ焼きを売っている店を見つけたので、そこでおでんでも買って食べようとおもったのだ。が途中でレストランを発見、S君に携帯で連絡しここで食事を取ることに。

 決して安いというわけではないが、ココナツオイルの香りがするなかなかこじゃれた店で、お姉さんの笑顔がまぶしかった店であった。目の前の浜でイベントをやっていたのもあるのか、えらい盛況であった。そこでエネルギーを充填、出撃だ。すでにこの時点で出発より3時間、のんびりしたツーリングになっている。K2でリハビリツーリング、まあ楽しかったらよいのである。後編へ。
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 八号艇 トランパー 艇長 4.1m 幅 72.0cm 重量 16kg弱?

 デッキ色 オリーブ ボトム色 イエロー

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 すでに製造中止になっているリバースチール製「日本初」アルミフレーム艇。その当時発売されていたウッドフレーム艇に比べて、サイズの割りに軽く、そして積載量多く、また独特のアルミフレーム構造は結構衝撃だったのではないかと思われる。それゆえ相当数売れたとか。ちなみに当方所有艇はノーマルタイプではなく「ヘビーデューティ」タイプである。いまどきのファルトと違ってまともなテンション掛けがなかったり、フレームの接合が独特であったり、標準のシートがただの座布団だったりとなかなか「アク」の強い艇である。

 購入顛末

 カヤックコウノトリの河野さんと「加古川」をご一緒させていただいた時に「出物がある」とお聞きした。さすがにすでに7艇所有していた私であるが。トランパーそれも珍しい「ヘビーデューティ」タイプである。とりあえず見てみてあまり「癖の無い組立」なら友人に話をふる事も考えたが、実際物を見て組み立ててみて、それは止めた。いろいろ「癖」があるのだ。というわけで僕の「最後」の艇になったのだ。まあ最後は「面白そうな」艇だし値段も問題なかったしということで。

 性能等

 直進性よりも回転性重視でまさに川向けである。エアチューブSS-1と同じく小さめではあるが、安定性はこちらがずいぶん上。そうそう沈しないだろう。艇の形状によるものか。スピードは遅め。幅が72cmというのもあるが、直進性があまり高くないのと形状によるものだろう。

 積載量等

 シングル艇としては抜群の積載量を誇る。キャンプツーリングも余裕をこなすハイボリューム艇。デッキが高く荷物も積み込みやすい。ただその分風の影響も受けやすいので、ますます海向きではない。因みにハッチはついていないが、後ろはジッパー開閉なので問題なく積み込める。

 独自性


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 スプレースカートが船体布についている。これはトランパーの「チャームポイント」として結構有名とか。あとフレームの接合でワイヤーとゴムを兼用。そしてまるで「土管」みたいなストリンガーパイプ。やけに多い「船体布やパーツ」とフレームのベルト止め、ついでにシートや足置き等の取り付けが意外と煩雑(これが組立時間が意外とかかる理由の一つ)といろいろ特徴があったりする。日本初のアルミフレーム艇故の「試行錯誤」が伺える。ついでにシートはただの吊り下げ式座布団で背もたれは無く、直接フレームが背中にあたる・・・・製作者よ初のアルミフレームカヤックとはいえもう少し考えてくれ・・。別のシートを流用した方が良いのは言うまでも無い。ついでにフットペダルも無し。

 テンション掛け

 船体布にフレームを入れた後、ジッパーを閉める、そのたフレームと船体布のベルトを結構な数を閉める、それだけ。故にテンションは弱い(スピードが出ない原因の一つだろう)。それから船体布のジッパー閉めはかなりきつく、ジッパー破損の原因となる。船体布がしっかり濡れて伸びれば閉めるのは問題なくなる。
 
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 いやまあラダーワイヤー等の取り外しをしただけなんですが・・・。
 カサラノ「ラダー」との決別です、といっても前からブログでラダーを外すかどうかについて書いていましたが。もともとそんなに使用していなかったのと、ラダーなければ組立が楽になり、重量も減らせるので取ってしまいました。

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 改めて組み立ててみて、あっけなくカサラノが組みあがったのでびっくりです(連休中に広島の某所に行きましたが、風邪と頭痛でちょい浮きだけで終わりました・・今年は前半は良かったのですが、後半は駄目ですね)。

 因みにラダーの穴は「ティアエイド」にて防ぎました。ほんとこいつは使えます。

 組立も楽になり、1PのGパも手に入れましたし、カサラノの出撃が少し気楽になりました。

 後は技術向上と様々な場所をカサラノで漕いで経験を積むだけです。いろんな場所に出かけるのはともかく、僕にとっての難題はやはりロール等の技術・・・・・。まあやはりまだまだ先は長そうです。
 分かってはいたはずのウッドパドル浮力

 分かっていたはずだったのですが・・・・2PのGパ持っていたのに・・。パドルを横に出して、ある程度力をいれて艇を倒してみるも、まるでパドルフロートがついているような復元力。なんという安心感。これなら漕がない休憩時も安心して居る事が出来ます。この浮力を利用すれば、平パよりもロールが簡単そうですね。

 最近「エア無し」カサラノに乗る方が増えているような。丁度いいのでマキノに戻る時にエアをぬいて乗ってみることに。ウッドパドルの安心感で比較的安心して乗ることができました。いままで岸の目の前で海水浴客の行動範囲程度を漕いでいただけなのに、少しはまともに漕げました。こけそうになったら横に出せばなんとかなる安心感、これは素晴らしい。

 

 スカーリング等


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 を大瀬さんに実演してもらったのですが、スカーリングから上げる技、あれは使えそうです。というよりもロールだけでなくあれを覚えれば「沈」も友達・・・・そんなわけは無いですね。スカーリングはロール以上に分かっていなかったのですが、とりあえずやっと意味?が分かりました。いやまあただまともに覚える気がなかっただけですけど。ほんと今年は須磨あたりで平日練習しないと。ロールにスカーリング、その他の操作・・いろいろ難題山積です。

 
 一艇目かニ艇目以降か

 カサラノについてちょいと話が出ました。大瀬さんもカサラノを購入するユーザーの方に「ツーリングが出来るようになるには時間かかりますよ」といった事を伝えるとか。まあもちろんしっかり技術を身につけている方にではなく、初めての艇がカサラノだったり、安定性の高い艇にしか乗ったことが無い方にではありますが。ついでに言っておくと「湾内漕ぎや限定された場所」を漕げるようになるのは時間がかからないのですが、単独行で難所ではなく通常の場所を問題なく漕げるという意味に僕は解釈しています。

 というわけでカサラノを一艇目に選んだ人は、相当気合と覚悟がいります。それからカヤッキングを楽しみかついろんな場所を漕げるようになるのは時間がかかるということになります。

 一艇目に安定性の高いカヤックを手に入れた人は、いろんな場所を漕げるようになっているでしょうから、とりあえずカヤックの楽しみはすでに享受しているかと思います。その上でカサラノを手に入れるということなので、きつそうな場所は一艇目で、大丈夫そうな場所はカサラノで行けばいいということなので、僕はどちらかといえば2艇目以降にカサラノを手に入れる方がいいかと思っていました。ただこれだとついつい安定性の高いカヤックに甘えてしまって、カサラノを乗りこなす為の時間がよりかかってしまうという欠点があります。そう考えると気合をいれて技術を学ぶ「やる気」のある人は一艇目からカサラノというのもいいかもしれません。まあ結局はひとそれぞれということですね。

 まあ僕はカサラノはぼちぼちでいいのでのんびり行きますが。スピードは兎だが、上達は亀というのがカサラノという艇かと思っています。
 

 他にもいろいろありましたが、今回はこの辺りで。
 以前からお願いしていた1PのGパドルが出来上がったので、グランストリームに行ってきました。出撃艇は四号艇カサラノ。マキノから海津なのでツーリング記録は大幅に割愛(何度も来ているので書くのがめんどくさいのです)して、その他パドルや大瀬さんにお聞きした話などを2回に分けて書きます。

 漕行記


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 今日はのんびりしすぎて到着は11時を回っている。のんびり準備、湖水につかったりして気がつけば12時半。ラダーをもってきていないので、組立はいつもよりは楽であった。今日のツーリングでラダーをとってしまうかどうか決定する予定だ。

 準備完了後、穏やかな湖面を海津に向けて漕いでいく。エアをしっかり入れた状態のカサラノについては「相当慣れた」と最近感じる。ちょくちょくリーンしながら漕いだ効果が出ているようだ。まあ一応プレイスの練習もしていたし(プレイスは実戦ではたして使えるかどうか分からないが)。じっくり漕ぎつつラダーはもうよさそうだという気持ちになる。

 海津の小学校近くの浜まできてからしばし湖水浴。目の前にはリジットカヤックやダッキー(恐らくスターンズレイカータンデム)、セーリングカヌー(アクアミューズ製?)が浮いている。家族連れで楽しそうだ。のんびりしてから大瀬さんに連絡、グランストリームにパドルを取りに行く。そこで受け取り後、大瀬さんとともに海津の浜まで戻り試す。その後様々な話を聞かせていたいて、気がつけばすでに15時半。いい時間になったので、別れを告げマキノに戻る。戻る途中でエア無しのカサラノに久々に乗ってみて漕いでみる。意外といけるのでそのままマキノのテラスまで戻り撤収。有意義な一日は終わりをつげる・・・。と投げやりな?漕行記はこの辺にして、パドルや大瀬さんとの話、その他についてこれから書いていきます。まずはパドルから

 
 1PGパドルを試し選ぶ

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 このパドルはフェザークラフトユーザーが作成されたもので、大瀬さんが窓口になってオーダーを聞いています。なんと、お願いしていた長さやタイプのものと別のもの、計2本作ったということで、どちらでも選んでよいということでした。最初は見た目も持った軽さ等も「お願いしていた」パドルが良いと感じましが、まあとりあえず漕いで見ないと分からないということで海津の浜近くでこぐ事に。

 お願いしていた方は(写真撮り忘れ)、予想通りの軽さや漕ぎ味で見た目も良いもの。そして2本目はパドルの先が平べったく(今まで見てきたGパは先が丸くなっているものばかりだった)、長さも少し長く(230cm)、重量も少し重いもの。しっかり水をキャッチする感覚が結構気に入りました。距離を漕ぐなら1本目なのですが、こっちの漕ぎ味も捨てがたい・・・悩みに悩んだ末、2本目を選ぶことに。当初お願いしていた方と違うものを手に入れるとは、まあこれも縁というところでしょうか。

 この新1PGパドルはカサラノに凄く合ってます。今まで何種類かの2Pパドルを使って漕ぎましたが、それらよりもしっくりきます。ついにカサラノのメインパドルとも言うべきパドルを手に入れたといったところです。しかし230cmなので電車で行くのはちと骨折りです。まあそれについてはまた後日。それからそしてウッドフレームの浮力の凄さを改めて実感(ウッドパドルは今まで何度も使っているのに何故か改めてわかりました)。まあこれについてはまた次回に書いてみます。
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 新艇というわけではないのですが、新「仕様」のアルピナ2が誕生?しました。
 アルピナ2-430はソロで漕ぐ人も多く、シートを一つに、それからショックコードをオプションにし、リペアシートを小さめにしてコストを下げ、価格を下げたというわけです。参考画像を載せました。 もちろんサイズはアルピナ2-430と同じです。一応念のため書いておきますが。

 なる程というのが僕の第一印象です。特にシートは必要なら後から買い足すなり、他の物を利用したり出来ます。リペアシートも標準でついてくるサイズや枚数ほど必要というわけでもありません。最初に購入し、出撃回数も最多の壱号艇シーショア分がまだまだ残っています。最近「ティアエイド」を利用していることを考慮しても小さめでも問題ないかと。ただ個人的には面倒くさがりなので、ショックコードだけは、僕なら最初からつけてもらいそうですが。

 後注意点は船体布がSTDという点。EXタイプに比べて強度は落ちます。遠征を繰り返したり、使いまくる人等はEXタイプがいいと思いますが、普通の使い方ならSTDでも問題ないかと思います。川での使用ではより慎重にしなければいけないとは思いますが。ファルトの船体布は少々強かろうが、使っているといつか「穴」が開きます。まさに宿命というところ。最初はショックでも直ぐになれます。そして補修も簡単です。のであまり気にしないのが吉です。

 値段は定価メーカー価格177450円を159700円(カヤックコウノトリ価格)。

 
一艇としても大容量ソロ艇としても、とりあえず家族が乗ってくれそうに無いので、最初はソロで、家族口説いてからはシート購入してタンデムでといった方にお勧めです。詳しくはカヤックコウノトリの河野店長までお問い合わせください。ついでにアルピナ2のインプレなら当ブログでももちろん?書いてますのでそちらも参考までに。


 

 さてといい加減8月29日にS君と行った、和歌山は有田川河口にある女ノ浦海水浴場から出撃した漕行記を書きます。暑さも少しは和らいでいるような気がしますが、クーラーバテは相当きつく、なかなか万全な調子で漕ぐことは出来てません。慢性的な寝不足も合わさって、漕げる状態ではありません。困ったものです。車酔いしやすく、エアコンに弱い僕はどうも現代向きではないような・・・。それはともかく、書いてみます。出撃艇は久々の壱号艇シーショア。S君はもちろん480スペリオ。

 和歌山までJRで、そこからS君に拾ってもらい女ノ浦海水浴場へ。車内では今話題の「100歳を大幅に超えた幻の生存者」の話。 壱岐では200歳の方が居るとか!一度お会いして江戸時代の話を聞かせていただきたいものである。

 程なくして海水浴場に到着。この時期にしては人が少ない。相変わらず暑いが、風が吹いているのでましだ。組立適地がないので、砂浜でくみたてる。なるべく砂がつかないように、船体布やシーソックの上でフレームを組立ていく。海に入ってクールダウンした上、風があるので楽に組み立てることが出来た。ただツーリングは気をつけないといけないだろう。この風だ。

 組立途中にS君が「ああ、忘れた」と。シーショア試乗会に変更かと思ったら、シートだったので、アウトドア座布団を貸して、それとザックを使い簡易シートに仕立て上げ、事なきを得る。

 
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 出撃は結局昼前。とりあえず2つとなりの浜まで漕いでいく。そこに上陸、海水浴という夏場のパターン。しかしこの辺り、水温がこの時期にしては低い。何故だろう?結局帰りの電車で分かったのだが、ここは河口。川の水が流れ込んでいるから、というのが僕の結論。合ってるかな?
 
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 そこで浮くこと30分近く、上がった後は昼食だ。のんびりのんびりこれでよい、夏は。昼食後は、とりあえず河口を北に向けて横切り、上陸できる浜まで漕いでいく。風が強く兎もちょっと飛び、追い波にまわされるようになりつつも、あっという間に目的地到着。

 独特の岩が海からせり上がっている場所。ここは以前にも上陸した。風は更に強くなってくる。沖合いは結構とんでいる。調子にのって沖合いの島に行かなくてよかった、というよりそんな気力ありません・・。

 帰れなくなるといけないので、早めに再出撃、とりあえず出撃場所と、先ほどの昼食場所の間にある浜に向けて漕いでいく。

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 プチサーフゾーンを慎重に越え、強い向かい風の中漕いで行く。波はそうでもなく、スピードは出ないものの、どうということの無い状況。S君は海らしくていいなと喜んでいる、出撃前に「最悪、川を遡って逃げるよ」と伝えていたが、その必要も無い。ただ沖に出ると波が上がるので、そんなに出ないように漕いでいく。浜に到着少し前から吹き降ろしの風でより進みにくくなるものの、問題なく到着。いい運動になった。

 ここでも海水浴、20分位か。浮いているといつの間にか、風で沖に流される。強は風が強め、しかしこの時期にしてはおかげさまで涼しく、結果的には良かった。

 
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 結局そこから出撃場所に戻り撤収。結局ツーリングなのか海水浴なのか分からない「夏場」のツーリングとなったが、まあこの季節これくらいが 丁度いいかもしれない。S君も相当たまっていたストレスが解消したとの事だ。やはり海は良いものだ。
 
 さてと、暑い日が続き、カヤックも漕ぎに行っているのか、浮きに行っているのか分からない日が続いています。ブログも書く気がなかなか起こらず、11日前のツーリング記録も書いていない状態。


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 それはともかく、ずっと後回しにしていたメンテを、意を決してやることに(といっても先週の土曜日ですが)。屋上にてタープを張って。屋上は風が抜けるので、タープ張って、打ち水、そして頭から水を浴びればいけるんじゃないかと思っていましたが、涼しかったのは最初の数分。気がつけば風は熱風。そもそも地面がコンクリートで暑いの何の。結局はシーショアの「ティアエイド」張替えと、アルピナ2-430のボトムタッチアップだけで終了。まさに「やってらんねえよ」といった状況でした。まあ本来なら、フレームにCRCをスプレーした後に読書でもしようかと思っていましたが、とてもやる気にならない暑さでした。

 この分だと次の連休も暑さで厳しそうです。軟弱者たる私、必殺のホテル泊カヤックツーリングでもしようかと。キャンプは10月に入ってからになりそうです。
 
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 ラダーとは厳しい海況時にこそ「頼りになる武器」である。
 
 ラダーとは「体力気力の消耗を相当防ぐことができることにより、航海時の安全装備と言えるもの」である。
 
 そしてラダーとは「シーカヤッカー達のエゴに振り回される悲しき英雄」である。
 

 今回はエゴに振り回される「ラダー」に哀れを催し、悲憤慷慨して書くのではもちろんなく、なんとなく書きたいので書くのである。まあ僕のブログは大体そうだ・・・・。

 ある人曰く、「ラダーは下手が使うもの」とのことだが、完全に大間違えである。そもそも漕ぐのに厳しい場所(遠距離海況横断や気象条件のきつい場所)において、大概の人はラダーを使っているのを見れば分かること。 そういう方々を「下手」とか「未熟」とか口が避けても言えないだろう?技術至上主義者の陥る罠というところか。

 さてと前置きはこの辺にして、何故かもめる「ラダー」について書いてみることにする。
 そのまえに生物学的?に言うと、オス(男)の存在目的は、子孫を残す為の精子供給(カヤックのブログで何を書いているんだ、私は)、外敵から家族や集団を守る役割の2つが重要な役割である。まあ人間はそれに子育ても加わったり、金を稼いだりというのが加わるのだが。

 まあその外敵から守る役割というのが、恐らく男たちのもつ「他人より強くありたい、優れていたい」という欲望に現れるのだろう。そこでラダーである。以前にもちょっと書いたのだが、ラダーでもめる場合は「ラダー肯定派」が「ラダー不使用派」に噛み付くという構図が大体である。逆はあまり無い。そしてラダーは本来のカヤックにもともと装備されていたパーツではなく、比較的近代に作られたパーツである。というわけで、カヤック本来の操船技術とは関係が無い。そして使えば正直かなり楽である。

 とここまで書いたら分かるとは思うが、要するにラダー肯定派がラダー不使用派に「ラダー使うなんて技術が未熟なんだな」と思われていると「被害妄想」的に思っている、もしくはラダーを使用することによって「楽している」と思われていると思っている、その辺りが「キレル」原因かと思えるのだ。

 そう男は他人より自分が上でありたいという本能のようなものを多かれ少なかれもっている。それが悪い方向に出ていると「ラダー」に関しては思う。カヤック関係の本やブログを見ていてもラダーに関する記事は「なんとなく後ろめたさ」のような感じを行間から受けたりする事がちょくちょくあるのだ。

 かく言う私もラダーはあまり使わないが(K2は例外)、ここぞという時は遠慮なく(そもそも遠慮する必要は無いのだが)使用している。まあこんなくだらん事で揉めてる時間があれば漕ぎに行けばいいのにと思ったりするのだ。

 最後に、カヤックを初めてそんなに経ってない初心者の方にアドバイスを。貴方がカヤックのどこかのグループに属していて、リーダー格の方やベテランの方とラダーの話をしないほうが良い。うっかり「ラダー使ってるとうまくならないんですか」なんて言ってはいけない。もしその方が使いまくっていたら「えらいことに」なりますぞ。再度書くがラダー使用、不使用はそのシーカヤッカーの実力とは関係ないのである。いやでも下手に言っちゃいけないのである。気がつけば「単独行」者になってしまう可能性無きにしも非ずである。

 悲しき英雄「ラダー」彼女(彼)の苦難はまだまだ続きそうである。ついでに言うとなんで英雄かと言うと、別に理由など無いのである。ただなんとなく「悲しき英雄」なのだ、私の心の中では。次の悲しき英雄は「シーソック」、またいつか書こうかと思っている。
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