ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
 先週になりますが、10月19日の平日に奈良は秋篠川という薬師寺の横を流れる川に行ってきました。こういう「ツアーでは行かない川」に僕が行く場合、かなり高い確立であの方のお誘いであったりします。それはカヤックコウノトリの「河野さん」・・・言わずもがなと言うところでしょうか。おかげさまでアーバンパドラーではない僕も、都会でのツーリングもそんなに違和感無く行けるようになりました。出撃艇は河野さん所有のタンデムダッキー。それはともかく書いてみます。

 薬師瑠璃光如来膝下の秋篠川へのアプローチには、近鉄「大和西大寺」から。阪神電車と近鉄が乗り入れしたお陰で、随分こちら側に来るのが楽になった。その内近鉄特急が「阪神三宮駅」辺りまで乗り入れるとか。そうなれば伊勢近辺まで比較的楽に日帰りで行けることになるので非常に期待できそうだ。

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 さて駅近くで河野さんと落ち合い、出撃場所まで歩いていく。秋篠川を橋上から見ると、緑が意外と多く薬になる景色(薬師如来は薬の仏様でもある)ではあるが、水質はとても薬になる景色とはいえそうに無いといったことろか。道間違えもあり現地到着は予想より遅れる。秋篠川到着後は時間も押してきているので、とっとと空気を入れて出撃する。

 
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 水面から見た景色は結構良い。水質も思っていたより気にならない、というよりより水質の悪い場所を何度もこいでいるのでどうということもない、と言うのが真相だ。両岸の遊歩道から物珍しげに見ている地元の方々。この川でカヤックを漕いでいるのを見たことは殆ど無いだろうなあ。実は数日前までイベントで船を浮かべるというのがあり、水かさが増えているのだ。数日後にはいつもどおりの水量になるので恐らく「漕げなく」なるとは河野さんの談。

           
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 のんびりと漕いでいくと、段差のある堰堤が見える。そこで上陸。2人で担いで堰堤の下流まで行き、そこから再度降ろして出撃。軽量ダッキーかつタンデムなので楽勝である。再出撃中に高校生とその教師の方が興味津々に見ているのに気づいた。河野さんと先生の話の中で「海まで行くよ」ってな話がでて(もちろん今日中に海に行くというわけでなく、河野さんがいつか海までつなげるという意味)、驚いていたなあ。さて先生はともかく、ハイスクールボーイ達は、この川でカヤックを漕ぐ奴らをどう見たのだろうか?

 
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 堰堤下流から漕ぎ再開。惜しむらくはこの川、風景はいいものの街中の川らしく堰堤が多い。10km程堰堤が無く、カヤックを降りなくてもいい水量があるなら、たまに漕ぎに来るのだが・・・。

 漕ぎ出してまもなく、ゴール地点の薬師寺横に到着。歩道らしき場所の横で撤収。河野さんは開店時間ぎりぎりなので、店に戻られる。僕は時間があるので、薬師寺の向かい側に寺を見てそれから、カヤックコウノトリに向かい例の「スプーンパドル」をお借りする。

 河野さんは急流からシーカヤックだけでなく、沼や池までカバーするルナティック(狂気のオールラウンドカヤッカーと言うところか。それゆえ都会の一般カヤッカーに見向きもされない川や池、沼やその他を探すのは河野さんの得意とするところ。おかげさまで僕も「ファルト乗り」としてはオールラウンドパドラーとなりつつある。要するにファルトで行けない「急流」以外の場所には抵抗無く行けるようになってきたということだ。八艇のファルトを活躍させることを考えれば、これは非常いい傾向であり、そして休みに限りがある僕にとって、平日漕ぎが出来るのは非常にありがたいことだ。また次もよろしくお願いします。今年中に僕ももしかすると忍者の川にでも行ってこようかと思ってます。
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 太と書いて「ふとん」とよむ、なんとなくユーモラスのある名前の島。実は企業所有の島で、研修などが行われるとか。と言うわけで上陸は遠慮しておくことに。鞍掛島を回り込むと、島の属島もしくは岩場があり、その向こう側に太島が見える。太島までは直ぐ、陸地近くまで来て小休止。ここも結構独特の形状をした島で、2つの陸の間に平地があるといった地形。鞍掛しまより整地されている為か、キャンプはし易くなっている。

 さてその次はいよいよゴール地点である男鹿島だ。ちょっと風が強くなってきた。潮の流れも少しあるのか、海面もざわめきが強くなっているが、正直ラダーを使用する必要性は無い。しかし折角持ってきたので、使ってみることに。操船は足に任せて、あとはもう景色を楽しみつつゴールに向かうだけだ。

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 男鹿島と直ぐ近くの宇和島との間、宇和島寄りに漕いで行き、途中から一気に男鹿島に進路を変え漕いで行く。この辺になると瀬戸内らしい雰囲気が出てきて、船舶数も多くなる。島の間を抜けて後は楯崎を回り込めば、ゴールの砂浜が見えてきた。ここに来るのは相当久しぶりだ。

 
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 砂浜のすぐ側に定期船発着所があり、その近くの浜に上陸する。上陸後、とりあえず自販機を探しに行くが、見つからず。さて時間はまだまだ余裕だが(丁度2時くらいだった)、どうするか。家島本島や坊勢島なら十分行ける、というよりそのどちらか男島しか定期船が出ていない。

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 結局リハビリ漕ぎ出し、今日はのんびりしようという事になり予定通りそのまま撤収することに。適地が無かったので、桟橋の邪魔にならない場所を使わせてもらい、分解パッキング。その後は島内散策。北のほうに道沿いに歩いていると、なんと動物園ならぬ「鹿園」があった。そういえば「男鹿島」だものなあ(因みに「たんがしま」と呼ぶ)。そのまま楯崎(淡賀楯崎)まで歩いていくと、石碑が建っていた。ここは家島十景とのことだ。確かにここからの景色はなかなかだ。佐和島がよいインパクトを与えている。そしてここからも上陸でき、草地や東屋もあるので、今度かここから出撃撤収しようかとも思う。

 それから定期船がくるまでうろうろし、4時9分の船で姫路港へ向かう。しかし今日は釣り客が多い。まあ家島は釣りの名所だからなあ。そういえば今年はカヤックフィッシングをまだしていない。あれにはまれば、姫路港まで車で来て、アルピナ2-430で釣りまくるのだが。

 船上でぼうっとしていて、ふと振り返ると夕陽に照らされた「男鹿島」「太島」「鞍掛島」「上島」が並んでいるのが目に入る。神々しいまでの雰囲気に見とれてしまった。まるでそこに道が出来たような、まさに「街道」ならぬ「海道」が忽然と現れたような、僕の目にはそうようにも見えたのである。「家島本海道」・・もちろんそんなものは無いが、思い浮かんだのはそれだ。ああしまった・・家島本島まで行くべきだった。一応目的地まではいけたので、普段ならそれで満足するが、珍しく航海してしまった。それほどこの景色が美しかったのである(シャッターチャンスも逃してしまった)。

 それはともかく、久々に真面目に海を漕いで、体はそこそこの距離漕ぎは問題ないことを再確認。涼しくなったし、これからはもう少し海派らしく距離漕ぎも仕様かと思い直した次第だ・・・・が、まともな連休は正月まで無しということで今年はちょい漕ぎ連発になりそうだ。仕方ないなあ、休みはどうにもならぬのだよ。
 10月17日は久々に「まとも」に海を漕いできました。出撃艇は壱号艇「シーショア」。今回は前置きは短めで早速書いてみます。

 最近海をまともに漕いでいなかったので、そろそろ20km程度は漕ごうかと思い場所を選定。以前から行こうと思っていた家島諸島中、東側に並ぶ島々を辿って「男鹿島」まで行くことにした。家島諸島は僕にとって「準メインゲレンデ」とも言うべき場所ではあったのだが、この辺りは非常に行きにくい場所だったので、いままで放置していたのだ。加古川をくだりそのまま一番東よりの上島へ渡り、それから西進していくことに。このルートだと嫌でも漕がざるを得ない。途中で止めようにも、男鹿島まで行かない限り、定期船は出ていないのだ。リハビリ的な漕ぎには丁度良い。たるんだ心に活を入れるにも丁度よいというところだが、まあシーショアで天候さえ良ければ活を入れるほどでもないか。

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 それはともかく山陽「高砂駅」下車、加古川は直ぐそこ、河原ならぬコンクリの上で組立、出撃。とりあえず川を下る。河口まで1.6km程なので直ぐに海に出る。今日は風がゆるいにもかかわらず、海はざわめいている。がどうということも無い小波だ。沖合いには上島がしっかり見えている。とりあえず休憩無でひたすら漕いで上島まで行くことに。

 
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 久々のそれなりに距離のある島渡りなので、最初の10分ほどはやや緊張したが、あとは余裕のツーリング。景色はあまり変わらないが、何故か今日は楽しい。たまりにたまったストレスが解けていく。しかし寝不足や疲れがたまっているにもかかわらず、今日は妙に快調だ。久々の海に体が喜んでいるような感じがする。

 
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 河口から1時間30分程で上島に到着。シマダスによると「神島」とも呼ばれていて、かつては宗教団体が訪れていたとか(戦前)。やっとこれたので結構感慨深いものがある。因みに島には釣り人が2人程居た。島に近づいた時に「えらい大きなテントがあるな、釣り人のテントかな?」と思って見ていたが、なんと灯台に続く階段であった・・・そりゃ大きすぎるわな。上島には15分ほど滞在してから、隣の鞍掛島に向かう。

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 島を回り込むと、くらかけ島が見えてきた。独特の形をしたなかなかインパクトのある島だ。隣の鞍掛島へ向かう途中、徐々に風が出てきた。が波は知れている。さすがにあまり代わり映えのない景色が続いたので飽きてきたものの、途中からまた何故か楽しくなってきた。しかし折角ラダー持ってきたのに、全然使う機会が無い。パドルでの進路調整とたまのリーンで問題ないくらいの状況だ。

 
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島に近づけばよりその独特の形がはっきりしてきた。どうやら相当数のテントが晴れそうな地形だぞ。到着後、10分ほど休憩。ここにも釣り人上陸中。独特の地形で、懐の深い島というところか。ただかなり大きな石の浜なので、マットは厚みのある奴じゃないと、テント泊はしんどいかもしれない。

 さてとまだまだ体力的には余裕だ(当たり前か!)。最近本当に漕いでないので、万一この程度で疲れ果てたらどうしようかと思っていたが、この調子なら「男鹿島」までは十分体力を残せたままで到着できそうである。次は太島へ向かおう。
 
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 パドラーにはパドル、そして武士には刀と世間では言う・・・・。パドルを刀に例えるなら、夜の闇に浮かび上が妖しげなこのパドルは差し詰め
 
 「妖刀」と言うべきか

 
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 スプーンパドルではあるものの、ブレードが競技選手ですらしっかり漕ぐことが出来るかどうかあやしい程の大きさから言えばこのパドルは差し詰め

 「剛刀」と言うべきか

 
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 フェザーでもアンフェザーでも漕げ、そしてドロップリング付きという点から、このパドルは「ツーリング」用に作られたと思われる。競技選手でも引ききることが出来るかどうかあやしいにもかかわらずツーリング用とは・・・つまり役に立つかどうかわからないと言うこと。この点から考えてこのパドルは差し詰め

 「駄刀」と言うべきか

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 しかしもししっかり引くことが出来れば、恐るべき威力を発揮しそうである。製作者の挑戦心と蛮勇に敬意を表するとすれば、もしかしたらこの パドルは差し詰め

 「名刀」と言うべきかもしれない。

 実際風呂の中で試してみた(風呂ではまともに引けないので参考程度)ら、パドルがぶれてまともに引けない・・・・ううむやはりこのパドルは差し詰め

 「迷刀」というべきか・・・・・。

 カヤックコウノトリの河野さんの元にとあるところから届いた試作パドル。そもそもこのまま発売されるかあやしいものだが(もしかするとブレードサイズを小さくして発売されるかもしれない、因みにアルミシャフトにポリのブレードで強度抜群、重さも結構ある)。さてそれはともかく一
度試してみても面白そうであると思い借りてきた次第である。

 さて近日中に七号艇エルズミア480を須磨にでも持っていって試して見ようかと思っている。レポートこうご期待・・・いや期待しないでください。

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  流れの早い熊野川、どんどん先に進んでいく二艇。瀬が多く楽しみつつ漕いで行くと、ついつい現在地を見失いがちになるが、今回は強い味方をつれてきている。そう「デッキコンパス」だ(まあでも前編で載せたアルピナの画像にも写っているので気づいた方も多いとはおもうが)。僕も地図を持ってきているのだが、確認はS君任せて僕はもっぱら方位報告係りと化す。

 「ただ今北に向かっております」 「今西に向きました」

 僕の報告とS君の地図確認で、一旦場所を見失っても直ぐに確認できる。熊野川のこの辺りは川が蛇行しているので、漕ぎに専念しているとついつい現在地を見失いがちであるが、デッキコンパスのお陰で何の問題も無かった。まあ普通のコンパスでも確認できるが、やはりデッキコンパスは楽だ。今回のMVPはこいつに決まりである。

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 勢いよく川をくだりカーブを曲がると「瀞大橋」が見えてきた。予想より随分早く到着だ。そこそこの数の人たち が各々休日を楽しんでいる。

 
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 そこを越えて進んでいく。相変わらず瀬が多く、そしてジェット船も次々に来る。もしかすると連休で臨時便増発?ジェット船よ、ちょいと邪魔です・・・て我らの方が邪魔だわな。どうもすいませんと心の中で土下座する。

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 段々開けてくるものの、まだまだ雄大な「木津川」と言った風情。なかなかいけますな。気がつけば蛇行を繰り返す川も、ついに最後の急カーブを曲がり終え、あとはゴールまで比較的直線的なルートだ。その曲がり角に大きな岩を発見。なかなかの迫力。まあこのあたりが最後の瀬とおもいきや、ゴールまでも何度か瀬があった。これは水勢が強いためだっただろうか。

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 このまま行ってしまうと12時30分頃に到着してしまうので、途中の河原で休憩することに。しかしよくもここまで楽しめて下れたものだ、とそんな話をした後に昼寝。結局30分程過ごして出撃。後はほんの少しである。

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 少し漕げば熊野川との合流地点??実はここまでの川の正式名称は「北山川」が正しいようだ。ここで西からきた熊野川と合流、河口までは熊野川となるようである。下ってきた川と熊野川の色が違い、合流地点は2色の水が混ざりなかなか面白い光景だ。そして水も勢いを更に増して、カヤックを飛ぶように運んでいく。

 
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 最後の余韻を楽しむように、あまり漕がずに進めていく。が流れが速く、気がつけばキャンプ地の河原、ゴールに到着だ。結局最後の最後まで楽しいままのツーリングで終えることが出来た。これは本当に稀有の事である。到着時間は1時過ぎ。予定より1時間早く到着。時間が余っているので、のんびり船体布を乾かしつつ撤収作業に入る。興奮が冷めやらない僕はS君に

 「ファルトの時代が来たんじゃないか?そう思わんか?」

 
と言うとS君は

 「体力と根性がいるかな」

 
と・・・なんと言うことを言うのだS君よ。まあ今回は車2台で回送するので、ファルトの必要性は無いというのもあるが、そしてちょくちょく書いてあることなのだが、組立分解の手間は慣れである。確かにリジットに比べて根性と体力は少しいるというのは否めない要素ではあるけどね。

 撤収後はスタート地点に車を取りに行き、その後解散。結局渋滞を避けかつ休憩を取ったので、帰宅は午前様となったが、それにしても充実したツーリングであった。川のツーリングは僕にとって「気晴らし」「気分転換」という想いが強かったのだが、熊野川をこいで見て考えを改める事になった。川のツーリングも相当真剣?に楽しめるものだと。これにて紀州四天王川が内、日高川と熊野川は制覇。後は日置川と古座川を残すのみである。さてそんなに遠くない時期に行ってみたいものだ。

 というわけで熊野川を無事下ってきました。ほんとに最後まで楽しめました。水勢がいつもより強かったのも良かったのかもしれません。ただ正直カヤックを初めて間もない方にとっては少し危険であった、それくらいの水勢でしたが。川のツーリングを見直せたというのも大きな収穫でした。さてさて釧路川行はいつになるのだろうか、楽しみです。その前に日置・古座の両川と仁淀川辺りには行ってそうです。
 10月10、11日の連休は熊野川へ480スペリオ乗りのS君と行ってきました。熊野川は、日本の名だたる川を漕いだ方から「僕にとっては日本一の川」と聞いていたので、以前から行ってみたかったのですが、やっと念願叶い行くことに。僕にとっては日本で2番目に行きたい川でした。因みに一番は釧路川です。それはともかく、出撃艇は参号艇アルピナ2-430。もちろんS君は480スペリオと「フジタカヌーコンビ」となりました。それでは書いてみます。

 9日、新宮地方は大雨洪水警報。すわ中止かと思われたが、同日夜には雨が止み水位下はさがりはじめる。まあ大丈夫だろうし、最悪駄目な場合は熊野観光に切り替えるということで、出撃することに。

  
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 10日早朝、車で阪神高速湾岸線経由阪和自動車道を終点まで行き、降りた後は下道、休憩を含めて約4時間40分で道の駅「ほんぐう」に到着。ここでS君と待ち合わせていたのだ。因みに本日は移動日及び観光日。そこから熊野本宮観光、資料館を見に行き、その後は熊野川の河原でのんびり過ごす。3時頃に今日のキャンプ地である役場前の河原に移動、テントを張る前に熊野川温泉「さつき」に行く。因みにここは入浴施設だけでなく宿泊施設もある)に行き、帰ってきた後はキャンプ準備。

 
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 車を使用するキャンプは久々である。豊富な食材や様々な道具を持ち込め、そして使わない荷物も置いて置けるので、非常に楽だ。調子に乗って食材を買いすぎたので、無理やり食べるもののウインナーが結構残ってしまった。朝食はウインナーに決定だな。
 
 そして食事後は満点の星空を眺める。S君にとってこんなに多くの星が瞬く空を眺めるのは初めての経験との事だ。僕にとっても久々である。石垣島やネパールではもっと多くの星が瞬いていたなあ、なんて星を見ながら懐かしむ。その後は8時にお開き?テントに入る。気がつけば眠っていた。深夜12時過ぎに起きてからは、朝までしっかり眠ることが出来ず、結局やや寝不足のまま本番突入となった。 それはそうと最近とんがりテントに興味を持ってきたのだが、使い勝手はどんなものだろうか?

           
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 6時頃には起き、食事(ウィンナーとキムチのみ)後車を一台置いておき(この河原がゴール地点である)、瀞峡までS君の車で行く。途中朝霧で包まれた神秘的な熊野川を車内から見て、嫌が上でも期待が高まる。

 瀞峡(田戸)到着後、急な階段をザックかついで降りていくと、地元の方が観光客相手の店や写真撮影場所の準備などをしていた。そのまえで組立出撃準備をし、9時半にいよいよツーリングスタート。

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 すでに階段の上から瀞峡の景色は眺めていたのではあるが、カヤック目線の景色はまた全然違う。そしてカーブを曲がっていくと、そこにはいままでネット等で何度も見たことのある「下瀞」の景色が広がる。まさに写真ではお伝えできない凄い景色。期待以上どころではない。僕もS君も頭が可笑しくなったかのように奇声を上げ続ける

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 「ヒャッホー」「ウオー」・・・・・モヒカン野郎供の気持ちが良く分かったどころか、なんとなく火炎放射器で「汚物を消毒」したくなってしまったものだ。

  がしかし当初の興奮がおさまった後は、下瀞の景色が凄かっただけに、後は段々駄目になるのかなと思い、逆に少し残念な気持ちで逆にテンションが落ちてしまった。がこれが間違いだったのが直ぐに分かることになるのである。

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 それはともかく後ろから大きな音が近づいてくる。ジェット船だ。川幅が広いので避けるのは余裕だが、瀬で出会うと厄介ではあるなあ。まあしかししょっちゅう通るものでもないだろう、と思いあまり気にしないことにする。 下瀞を越えて景色は落ち着いたものの、それはそれでなかなかワイルドな景色で結構あきない。そして前日の大雨のせいか、水量や水勢強く、ガイドブックには乗っていない場所にそれなりの瀬が出来ている。キャンプ場のある玉置口前の瀬は1級の瀬なのであるが、今日はパワーアップ、2級前後になっていた。そういうのもあり、楽しくて楽しくてテンションが上がりっぱなしだ。
 
 ふう・・・ついつい次ぎに書くのが苦手な「漕行記」だったので、のびのびになっていました。というわけでいい加減に10日以上前のツーリングについて書きます。

 10月3日はT君の新艇(壱号艇)「スンコシ」(ダッキー)初出撃で、共に宇治川に行ってきました。当方出撃艇は五号艇パフィンスポーツ。ダッキーが相方なら、組立分解が楽なこいつに限ります。当日は天候もあまりよくなく、その他いろいろありまして、T君には試練気味のツーリングとなりました。前置きはこの辺にして、書いてみます。

 神戸駅ホームにて待ち合わせ。自艇による電車行はT君にとって初めて。そのためサポートする為に時間を合わせたのだ。ベンチに座っているT君、何かが足りない・・・・カートが無い!ダッキーとはいえ、ザックならぬバッグ、距離を移動するのはしんどい。おまけに装備用のザックとパドルケース。しょっぱなにしては大変である。まあ僕もいるから何とでもなるが。

     
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 電車内ではザック等のポジションを説明したり、その他いろいろカヤックのことを主に話し、乗り換えを数度、宇治川には9時20分くらいに到着。駅から少し下流に行った河原にて組立開始。T君に遅れること3分ほどで僕も組立完了、10時丁度位に出撃。

 最初にストリームインの説明をして漕ぎ出すが、一度目は失敗。T君が本流ではなく、右側の流れに入っていきそうになったので、一旦川の岸ぎりぎりを上流に向けて漕いでもらい、再度ストリームイン。今度は成功だ。
     
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 今日の宇治川、いつもよりやや流速強く、水量も多い。T君に橋脚にぶつからないよう、前もって避けることの出来るルートを取る様に伝える。その他隠れ岩やパドリングの訂正などをレクチャーしながら下っていく。時々橋脚等に突っ込みそうになるT君を叱咤激励しつつ漕いで行くと、段々上手くなってきた。

 それはともかく宇治川は最初は流れが強く、観月橋を過ぎて少し行った場所から流れは弱くなるものの、景色が一気に良くなる。水質意外はなかなかどうして良い川だと思うのだ。というわけでついつい何度も来ている次第である。まあ近場かつ宇治から八幡まで2時間くらいで漕げるという手軽さが、大きな要因であるのは言うまでも無いが。

 
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  一度だけ上陸しただけで、後は殆ど休まずに(というよりも漕がないでも結構進むので、ところどころ手を休めているゆえ休憩の必要性が低いのだ)漕いでいく。段々T君のパドリングもスムーズになってきたところで、早くもゴールの八幡に到着、御幸橋下流直ぐの左手に階段があるので、そこにつけて上陸だ。僕がとりあえず先に上陸、そのあとT君が結構スムーズにストリームアウトを成功させ、上陸。がその時事故が・・・・T君なして・・・。

 まあ最後にちょいとあったが無事初出撃は完了だ、と言いたいところだが、撤収中に雨が降ってきた。夕方から降る予定が、天候悪化が早まったようだ。ここから駅までそこそこ歩かないといけない。カートの無いT君は大変だ。というわけで装備ザックとパドルケースを僕が持って行くことに。パフィンスポーツを選択したのは正解である。

 何とか駅にたどり着いたものの、今度はスンコシのザックから結構な水が出ている。というわけでダッキー版防水対策を車内で敢行。これについてはまた書くとしよう。

 最初にしてはなかなかしんどかったであろうT君の初出撃。まあしかし最初にいろいろ経験していれば後は楽になるので、逆に良かったのではないかと思うのだ。これに懲りずにこれからも出撃して欲しいものだ。
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  この間の日曜日、友達のT君と川に行ってきました。T君の壱号艇「ドドコシ」(ダッキー)のデビューでした。というわけでその時に出撃した、パフィンスポーツを干してました。因みに画像は月曜日の「景色」です。

 ステンレスの物干しをホームセンターに探しに行ったら、それよりも先に目に付いたのが、工事現場でよく見るポール。一本200円也。とりあえずこれを2本買って物干し代わりにしてK2の船体布を干そうとしたら、一発で曲がってしまいました。まあよりによってK2の船体布はまずかったなあ・・。ただシーソックやPFDその他なら問題ないので、使えることは使えそうです。

 屋上ではたまにタープを張って過ごしていたのですが、アウトドアフィールドでならともかく、都会の屋上ならロゴスなんかの「簡単タープ」などが良さそうです。足がついて、広げるだけでタープになる奴ですね。

 ついでに以前はビニールプール?プールでも買って、雨の日に広げて、それから足りない分を水継ぎ足し、そこにパフィンスポーツでも浮かべようかと思ったことも。漕げる範囲が狭すぎるので、ちょっと間抜けですが。冬場は危険なため、ドライスーツを着用(笑)。真面目なカヤック乗りの私、水深30cm程度でもPFDは着用します・・・。もちろん没企画です。

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 ドサクサ紛れ?に愛犬達とサンガリア「ひやしあめ」のショットを。ひやしあめは車酔いに効果があります。お試しあれ。

 それはそうと今度の連休は初の川キャンツーリングに行ってきます。日本一の川と言う人もいるくらいの有名どころ、期待大です。久々のキャンプツーリングなので、準備がえらい楽しいです。因みに出撃艇は参号艇アルピナ2-430。この艇の購入目的には「川のキャンプツーリング」に行くというのがあったのですが、やっと今になって目的の一つを果たせそうです。川でのキャンプは初めて、楽しみです。

 
 映画かドラマの題名でこんな感じのがありましたね、そういえば。
 それはともかく、この前グランストリームお願いしていた1PのGパドルを取りに行った後、そのまま電車で持って帰ってみました。電車派である私、一本のパドルをとりに行くだけの為に車を出すのは面倒なのです。その辺の話を書いてみます。因みに当方のGパは230cmです。ちょいと雰囲気出す為に、敬語はやめます。そしてマニュアル風に書いてみます。参考までに写真を(マキノ駅ホーム)。
       
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 ザックに対してその長さが分かるかと思います。まあしかし実際やる人は少ないでしょうから、参考にならないでしょうが。ちょっとした実験的なものとして捕らえていただければいいかと思います、多分。

 
 屋外カート行(湖岸からマキノ駅)

 従来のカート行と変わらず。ただパドルが長いので前を向いても、先っぽは見えず。時々先を確認して、前方の高い場所にある障害物を確認。前もって回避体制?をとっていたほうがよい。(ちなみに2Pパドルケースに下半分を入れた状態で、ザックの横に縛り付けてのカート行)

 
 駅出入り口よりホームまで

 天井に当たるのでザックとパドルを離し、パドルを左手に持つ。カヤックザック、荷物用ザック、パドルの3つに気を付けて歩くのは、やや気を使う。近くを人が通る場合、要注意。それにしても夏場なので汗がだらだら出る。普段以上に気をつけなくてはいけないことが増えたのも一つの要因かもしれない。

 
 ホームから電車内

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 パドルを斜めにして乗り込む。ぶつけないように気をつける。そして車内では真っ直ぐ立てることは出来ないので、カヤックザックの横に置き、ザックで支える。それだけではパドルが倒れるので、パドルケースの紐やベルト等で3重止め。これで電車が急停車しても大丈夫だろう。この辺はしっかりしておく必要がある。230cmのパドルは凶器になる故に。

 
 山科駅にて下車

 その前の駅から大勢の大学生が乗り込んできた。ザックやパドルを置いている場所に固まられた。それも男女混合グループ。きつい言い方をするも、日本でもっとも気を使ってくれないグループといっても過言ではない。というわけでザックを1Pパドルをもって強引に降りる準備をしたものの、なんとグループ自体も山科駅にて下車。助かった。途中で大勢が乗って来た場合、1Pパドルを持って降りるのは結構きびしい。斜めに立てかけたものを車外に出す場合(人が多い場合であるが)、簡単ではないのだ。というわけで「新快速」に乗るのは避けたほうが良い。ただ瀬戸内方面の新快速なら大丈夫な場合が多いけど(神戸から瀬戸内方面はあまり混まない)。 因みにいつもどおり快速で山科から神戸へ

 
 神戸駅から家まで

 暑い日であったのもあるが、まあやはりだるい。面倒くさいのでパドルケースをザックにつけずに、ザックをおしつつ、左手にパドルを持ってのカート行。ザックにつければましだったはずだが・・・。つけたり外したりというのはやはり面倒くさい。

 
 結論

 甘くない。でも慣れるだろう。しかしバスに乗る場合は素直に2Pにするべきだ。ついでに言うと1Pの場合、タクシーにも乗れないだろう。車で行く場合と、電車や船で行く場合、慣れと気合で行こうと思えば行ける、結論としてはこんなところだろう。まあほんとカサラノにあっているので、日生や琵琶湖を漕ぐ場合、車で行く場合はもって行こうと思う。

 まあこんなところです。普通に電車でカヤックに行くには、やはり2P以上のパドルを、バスに乗るにはザックに収まるパドルで行くのが楽ですね、言わずもがなですが。
 エネルギー充填した後、ツーリング再開。さて近江舞子か北小松かと悩んでいたが、時間的なものも考えると近江舞子ということに。それはそうと今日はジェットスキーが夏場以上に多く、その間を縫ってツーリングしている感じがする。そして湖岸各所でイベント、相当賑やかな環境下で漕いでいる。

 
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 とりあえずこのあたりかなというところで上陸、駅への道を探すが、全く違った。遠くにJRの高架が見えるだけ。とっととK2に戻り再出撃。地図を再確認、大体の位置関係は分かった。出撃後直ぐ、「鼻」を回ろうとするところ、渋いおっちゃんの歌声、野外コンサートというところか。湖面から聞く歌もまたよろし。

 鼻を回るとある程度建物が密集している町並みが見えた。まあ大体あの辺りだろうと見当を付けて漕いでいく。このあたりで少し風波が出てきた。琵琶湖荒れの前触れか。しかし直ぐに大人しくなる。

 K2に乗りながらS君は「ほんとゆったりしている」「かなリしっかりつくってるなあ」と結構K2を気に入った様子だ。まあたしかにこのファルトは本当にしっかり作っている。それゆえに極地遠征に耐えうるのだろう。
 
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 そして程なく浜に到着。リハビリツーリングはこれにて仕舞。到着前に湖上から駅の位置は確認していたが、とりあえず一応駅まで歩いてみるとほんとにすぐであった。

 2人でテキパキ分解撤収している最中に、琵琶湖は荒れ始めた。先ほどのやつは、やはり前触れであったようだ。久々に急変を目の当たりにして、やはりここは琵琶湖だと実感。
        
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 結局駅のホームまでS君に手伝ってもらい、後は家まで僕がK2を持って帰るという形になったが、フジタの大容量ザックとエルズミアのザック 、そして高性能カートの組み合わせによって楽ではないものの、前2回より随分楽にK2での電車行が出来たのは収穫であった。日生辺りならまあ問題なく電車でも持っていけるだろう。しかしデイツーリングの最小装備で2つのザックがパンパンになっているのを見ると、ヒマラヤ遠征どころかオリンピック山(火星にあり、約25000m)遠征隊の一員になった気分だ。もしくは現代版「重装歩兵」。超長距離携帯式対艦ミサイルでも ザックの中に入っていれば、尖閣諸島の中国船に向けてぶっ放してしまいそうである。しかしあの船長なめてるなあ、英雄気取りとは。はよ自衛隊配備してくれ、尖閣諸島に。民主党はほんと駄目ですなあ・・・。

 それはともかく、やっとK2の出撃を果たせた。相方が必ず必要な艇かつ使う場所等の考慮(僕にはアルピナ2-430という軽量タンデムがあるので)で制限があるものの後2回ほどは今年中に出かけたいものである。

 とまあこれにて所有艇全艇出撃完了となりました。もっているファルトは眠らさずに出撃させるというのを常々考えています。という理由でこれ 以上艇は増やさない方針です。 というよりもさすがに十分すぎますし、置き場所に困ります、たとえ折畳めるといえども。

 それはそうとやはり電車行者は多くなっていると、ネットを見たり聞いたりしながら感じています。経験、やる気、カート選び、ザック選び、途 中まで車で行くなりすれば電車行はどうとでもなる、そして行きっぱなしのツーリングをすればファルトがますます好きになる・・ほんと電車行はお勧めです。まあいつも書いていることですが。