ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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  Klondike(クロンダイク)

  艇長 5.35m 幅 77.5cm 重量 34.25kg 


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 フェザークラフトのシットインタイプ(通常のファルト)で唯一オープンカヤックタンデム艇。
 スピード、直進性、安定性、ラダーの効き良し、最大積載量261kgと遠征艇としても十二分の高性能艇。

 当方所有のK2が例えば「オニの金棒」だとすると、クロンダイクは「大太刀」といったところか!?

 どっしりとしているK2に比べて動きが軽快な気がする。気がすると書いたのは、K2の場合大概「スターン」側に座るが、今回は「バウ」側に座ったのでその違いがあるためだ。ただ艇のデータからして恐らくあっているとは思うが。

 シートは秀逸。腰や尻が痛くなりにくい。フェザークラフトの吊り下げシートは気に入っている。バックレストに空気を入れれるのはよいものである。ここは他のメーカーも取り入れて欲しいと思う。

 オープンカヤックは防水性においてクローズドタイプに劣るのは当たり前であるが、クロンダイクのスプレースカバーは防水性高く、スプレースカートを掛けるコーミングもしっかり掛かり、これまた防水性高めなのか、波がちょくちょくかかったのにも関わらず、船体内に水は殆ど入っていなかった。なかなか見事だ。

 組み立てはフェザークラフト艇中、一番時間がかかるが、何かコツのようなものがあるのかもしれない。それが分かれば、デイツーリグでも苦にならずにいけるかもしれない。

 カレントも出たことだし、こうなれば4m半ばのタンデム艇も・・・ちょっと期待したいところだ。
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 インプレ予定でしたが、流れ的に先にツーリング記録を書くとします。


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 組みあがったイエローデッキのクロンダイクを浜辺に持って行き、いよいよ出撃だ。出撃寸前まで太陽が照っていたのに、出撃すぐに雲に隠れてしまった・・・もうちょっと踏ん張ってくれよと。

 それはともかく、水面を滑り出すクロンダイク。速い、いい感じである。するする進んでとりあえず牛窓は前島を時計と反対周りに回る事に。この時間帯、逆潮で向かい風・・ついでにいうと大潮だ。ダブルエンジンで立ち向かう。本土と島の間が開いているところは問題ないのだが、牛窓諸島の最強潮流場所である「牛窓瀬戸」は流石に漕いでも漕いでもなかなか進まない。いや「潮流」だけなら問題なかったのかもしれないが、風がそこそこ吹いているので、プチ「ルームランナー状態」である。

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 まあそこを何とかいなして進んでいき、前島の西側を回りこんでいく。風は横からに変わり徐々に岸に流されていく。浅瀬の岩場に気をつけながら回りこんで、島の南側に行くと、今度は南西よりだ。漕ぐしんどさは軽減されたが、南西よりの風により育った大き目のうねり、潮、浅瀬のミックスで「クロンダイク」の実力が分かる状況が整っている・・・いやほんと最近荒れた海が多いなあ。            

 がまあ当方はタンデムのバウ側なので気楽なものだが、スターンのTSさんはラダー操作や判断なので結構大変では無かっただろうか。風が吹いて私のパドルからの水しぶきが、TSさんの眼鏡に直撃。TSさんの「しぶきがかかってるんですが」という言葉にも「しーかやっくですねえ」と返すことくらいしか出来ない状況であった。

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 その海を問題なくこなしていくクロンダイクである。中ほど過ぎたあたりだっただろうか、一番荒れ気味のところを漕ぎぬけると、波も落ち穏やかになった。そこから少し行ったところで上陸休憩に入る。

 まあしかし試乗会では乗る機会もあるかもしれないが、まさかツーリングで乗れるとは、結構感無量であるな。

 20分ほど過ごしてから、再度出撃だ。島の東側は、風裏で潮も大したこと無いので、このツーリング一番の穏やかさを保っている。こういう海が漕ぎたいんだけどなあ!



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 そこから真っ直ぐ出艇地に向って本土とのあいだを漕いでいく。風は相変わらず落ちないので(というよりも夕方から強くなる予想)だったので、少し強くなっていたかもしれない。気がつけば随分反対方向に流されていた。とりあえず本土近くまで漕いでから、向かい風のなかを漕いでいく。途中で雪が降ってきた。寒い日であったが、真面目に漕がなければいけない時間が長かったので、丁度よい具合だ。撮影に関しては、とりあえずフラッシュ強制発光したが、やっぱり雪は上手い具合には写ってくれなかった。まあ外付けストロボではなく、カメラについているストロボならこんなものだろう?と書いたがまともにストロボ使ったこと無いので、良く分からない。

 意外にも時間がかかったが、本土近くの対岸まで来て、後は出艇地である「牛窓海水浴場」まで戻り、今回のツーリングは終了。

 クロンダイク、乗る機会は恐らく無いだろうと思っていたが、まさかTSさんが手に入れられていたと聞いたときは、本当にびっくりした。なかなかどうして、気がつけば私と大差ないファルト所有数ではないか!うっかり私も新艇といきたいところだが、安月給なのに写真に費やし、それから将来の為にちょっとお金が入用になり、それから折畳み自転車の「プロンプトン」も欲しいしと、まあ無理でありますな。

 それはともかく、いつか「クロンダイク&K2」の最強タンデムランデブーツーリングをお願いしたいものである。

 さてと次はインプレッションでも

 
 この間の日曜日に牛窓に行ってきました。やっと初漕ぎ・・。テレマークスタイルのTSさんと御一緒というより、いつの間にやら所有されていた、フェザークラフトの「クロンダイク」に乗せていただきました。ここ最近荒れ気味の海ばかりでしたが、この日も荒れ気味・・しかしそういうときこそクローンダイクの本領発揮で結果オーライだったかと、いや決して結果オーライとは行きませんでした。何を言っているか分からない方もいらっしゃると思いますので、それは本文にて説明するとします。それでは書いてみます。


 ファルト力の低下故に見破れなかった「クロンダイク」の所有


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 ファルト力とは何ぞや・・・まあファルト熱といってもいいかも知れないが(余計わからないかな)、まあその低下故の失策ともいえる出来事であった。どうもTSさんのブログを拝見していると、「何かかおかしい」と感じ続けていたのだ。何かが足りない、そう載せている写真がどこが違和感があったのだ。がまあ単に気のせいだろうと流していた。

 あるときのブログで「ウィスパーは組み立てやすいが、ほかは難しい」とこのようなことが書いてあった(いや手間がかかるだったかなあ?)ので、私の頭の中に「?」が浮かんだのだ。そうタンデム艇のフジタカヌー「ノア470」は簡単なはずなんだけど・・・・。昨日今日始めたばかりの方ならともかく、TSさんは出撃回数多数でベテランである。難しいというのは「おかしい」のだ。遅くとも30分もあれば十分に、恐らく20分程度で組みあがるはずである。苦労する箇所も僕の記憶ではないはずだ。

 その時点で「もしかすると新艇手に入れたのかな」なんて思って、TSさんに「何か買ったんですか」とコメントしてみると、ついに観念されたのか「お認め」になられたという次第である。

 体調崩す2年前なら、ファルトの知識を本やネット、カヤック仲間から「根こそぎ」搾り取る「ヘルハウンド(地獄の猟犬)」的な私であったが、いまや「野良猟犬」程度に成り下がってしまったのを実感した次第である・・でも少しずつ戻ってきてるんだけどね。

 去年の太平洋側を漕いだ時に、TSさんの口から「クロンダイク手に入れました」と聞き、あの「クローンダイクか」と正直びっくりしたのだ。クローンダイク、それはフェザークラフト艇中恐らく持っている人が最も少ないのではないのか?と思える艇である。詳しくは後日書くが、性能は素晴らしいの一言だった。その理由は・・・。


 クローンダイクとK2


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 両艇ともフェザークラフトが誇る遠征タンデム艇である。サイズも値段もK2が上である。となると日本人的な使い方からすると、クローンダイクがK2よりも売れていないということはあまり考えにくいわけであるが、実際K2を所有される方が多いかと思う。グランストリームで今までお会いしたり、連絡取り合ったことのあるかたで私を除いて4人はK2を所有されている。がクローンダイクはTSさんお一人だ。

 そう、その理由、組み立てに時間がかかるのだ。因みにK2は以前も書いたが、というよりカテゴリー所有艇に書いてあるが「意外と組むのが楽」である。なら何故クロンダイクはとなるのだが、それは「あまりにもしっかり作りすぎている故」といったところだ。

 TSさんの組立を拝見しつつ、時々手伝いつつ眺めていた。パーツ点数が多く、かなり精密である。パーツが多ければ時間がかかるのは当たり前だが、テンションもかなりきつめなのが理由のひとつかと。恐らく5.35m×77.5cmというサイズ故に剛性を保つにはきつめでなければいけないのであろうか?K2のように「ヒンジエクステンションシステム」(拝み倒し式テンション掛け、言わずもがなクレッパーが生み出した原初にして最高のテンション掛け、既に60年以上の歴史あり)であれば楽に掛けれるのだが。まあK2方式となると、キールとガンネルのフレームがダブルフレームとなり、形状及び重量が増すのだが。

 という理由ゆえに、なかなかデイツーリング使用は、組みあがっている艇を車で運んでくるという使い方でないと、ちとしんどいかなというのがその感想だ。が2泊以上の遠征であればまあそんなに問題はなさそうだ。

 というわけで日本人的な使い方では、K2所有者がクロンダイク所有者より多いのが理由かなと思う。

 がまあ出来上がってしまえば、凄くいい艇であるのも事実。ううむ、惜しいなあ。いや遠征特化艇と考えれば十分活躍しそうではあるので、割り切ればいいのかもしれない。

 次は簡単なインプレを書くとします。
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