ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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  六号艇「K2Expedition」 艇長5.87m 幅84cm 重量39.5kg
  
  デッキ色 ティール  ボトム色 ブラック

   

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 カナダのフェザークラフト製大型タンデム艇。国内外の遠征や冒険に使用される、安定性、積載量、居住性、スピードに優れる最強のダブルカヤック。「この艇を所有することは人生への投資である」「後は世界各地のフィールドへ旅立つチケットを手に入れるだけ」・・しびれるではないか。ちなみに当方所有のK2はキールの生地が一枚多めに張ってる特別仕様。そのため重量が0.5kg上がるものの丈夫になっている。かなり迫力のある艇である。他のファルトには無い独特の風格がある。

 購入顛末

 サザンワークスのHPを見ているとK2が中古で売り出されていた。タイ旅行が駄目になったので、その資金を流用?すれば値段は届くが、電車派の私、K2の重量は電車向きではない、しかし気になる。その日久々に中学の同級生から電話。飲みに行ってテンション上がって、それから帰宅。またHPを拝見、そして問い合わせ。先に乗艇予約入れていた方が購入見送りのため私が手に入れることに。まさかK2を手に入れることになろうとは。その辺の詳しい顛末は「パズルの最後のピースをはめる時」 前編 後編 参照。

 性能等

 直進性良く、ロッカーもそこそこついているので結構回転性も良い。スターン側に乗ってリーンを掛けずにスイーブしてみるとそこそこ曲がる。安定性は絶大で大きめの波を真横から受けても、何の問題も無くいなす。安心感信頼感は最大級。シーショアの3段上を行く安心感といったところ。まずは沈しないだろう。スピードは漕ぎ始めはともかく一旦巡航速度に達すると結構速い。まさに外洋航海をこなす遠征艇としての性能は十二分であると思われる。K2にとって少々の波風は細波の如くだ。乗れば分かる最強のカヤック。

 積載量

 大積載量を誇る。スターン側コクピットから後部スペースすべて、バウ側コクピットから前部の大部分。バウ・スターンコクピット間の大分部に荷物が積める。コクピットが大きいのでその周りにもある程度は、また吊り下げシート故にシートの下にもと荷物の収納場所に事欠かない。ただハッチの下にはデッキバーが通っているので、そこからいれるには荷物をある程度コンパクトにしないといけない。

 

 フレーム

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  アルミフレームと高密度ポリエチレンを採用。特徴は所有艇「カサラノ」参照。他の同社艇と違い、キールフレームの大部分とガンネルフレームはダブルフレームとなっており、強度と剛性が強化されている。テンション掛けもヒンジエクステンション方式を採用。これは拝み倒し方式と同等のテンション掛け方法である。非常に楽でしっかりテンションもかかる。

 2、3、4、5番のリブフレームは金属パーツが補強としてネジ止めされている。このごつさが魅力的だ。

  船体布  デッキ ポリテック   ボトム ヘビーハイパロン

  デッキの素材ポリテックは防水素材。以前のコーデュラーナイロンは防水コーティングが劣化すると水が持ってきていたので、それを改良したのだろう。しかしこのK2、溶着ではなくデッキの所々が縫い目があるため、目止めする必要がある。

 ボトム素材のヘビーハイパロンはファルトの素材としては最強クラスでかなり丈夫。このK2はもともと試乗艇としてキールに特別一枚厚めに張ってある為かなり耐久性が高い。K2のキールはダブルのフレームの為、カバーされる範囲が広くなりその分貫通する可能性が少なくなる。頼もしい限りだ。

 K2を電車でもって行った感想

 他の所有艇ならいざ知らず、断トツの重量とサイズを誇るK2を電車で行ってみた。2つのザックに装備を分けて持っていってみた。個人装備込みでおそらく60kg前後の重量となるので、階段等の上り下りはザックをひとつづつ担いだほうが良いだろう。幸い当方はエレベーターのある駅だったので問題ななかったが。フレームを入れた重量のある方のザックをカートに乗せて行ったが、しっかりとカートとザックを縛り付ける必要性を感じた。帰りは、いい加減にしていたので2度ほど倒してしまった。これぐらいの重量になると移動も慎重にするべきだろう。やはり一人で電車に乗せて行くには気合がいる。遠くに送る場合や友人に手伝ってもらう場合はともかく、一人で運ぶなら素直に車で行くのがいいかもしれない。といいつつ今後も電車でもって行くこともあると思うが。

 3回目の電車行の時、フジタカヌーの大容量ザックとアルフェックのエルズミア480用ザックを使ってみたが、大分ましになることが判明。縦のフレーム等を大容量ザックに、コーミングや船体布をエルズミア480のザックに入れる。そうすればK2での電車行もいやになるほどではない。

 K2故の問題点 

 完全なるタンデム艇(2人で漕ぐ必要があるという意味)であるので、必ず誰かを誘う必要がある。可愛らしい女性を乗せてのんびりツーリングするも良し、屈強な男性を乗せて海峡横断に挑むもよし。

 バウ or スターン

 タンデム艇において、バウかスターンのどちらで漕ぐのが好きか?それは人それぞれだ。僕はバウがどちらかといえば好きである。なんといっても景色がゆっくり見えるし、操作しなくていいので楽だ。しかしこのK2のスターンに乗ってみて少し考えが変わった。というよりもK2でスターンに乗り込み操船しつつツーリングを行うのが楽しいのかもしれない。大型のタンデムでスターンに乗ると、船長気分がより強くなり、終わった後の達成感のようなものがより強く感じられるからかもしれない。

 K2の載っている本

 堀田貴之氏著 山と渓谷社出版 「海を歩く」  IMGP0207_20090926171410.jpg 

 冊丸ごと北海道一周K2ツーリング記録。そしてそれだけでなく、装備やその他についてのためになる情報もあり読み応えあり。K2の長期ツーリングにおける実力が良く分かるお勧めの本。

 

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 コメント
この記事へのコメント
なんと!!
今晩は。
GWにマキノでお会いした
黄色のカサラノです。
ついにK2ですか!
おめでとうございます。

本当に、このフネは財産ですよね!

ちなみに私のK2は、
デッキの張替え&
ビルトインコーミング化のため
大瀬さんのところに
ドック入り中です。

次は…
セールリグ装着と
行きたいところです。e-440
2008/12/28(日) 23:03 | URL | 黄色のカサラノ #-[ 編集]
最終兵器を手に入れてしまいました
黄色のカサラノさん、その節は有難うございました。K2、自分自身でもびっくりしています。縁がありました。
有難うございます。組み立ててみて本当にすごいファルトだなと思いました。これならかなりのところまで行けるのではないかと。

 たしかに財産かと。ほんとロマンのある艇です。それが折りたためますから!

 黄色のカサラノさんのブログを拝見させていただいて、船体布交換について存じていましたが、デッキとビルトインコーミングを交換されるのですね。

 まだ僕のデッキは縫い目と一部念のためリペアクロス張れば十分使えますので、当分はこれでいきますが、駄目になればカーボン色に変えようかと。もちろんビルトインコーミングにも。ボトムは状態がかなりいいのでこれはかえる必要はなさそうです。

 セーリングついに・・・。僕は当分は漕ぎの予定ですが、セーリングも少し興味あります。この艇はほんと夢がありますね。

 
2008/12/29(月) 01:09 | URL | てっさん #-[ 編集]
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