ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 さてと今回のテーマはえらい「ごっつい」ですが、まあその期待しないでください。そもそもこのブログに期待してはいけません。
 
 その前にまず強引に出撃するのと撤収するのではどちらが難しいか。それは撤収です。出撃の場合、とりあえず艇を降ろせれば、後はPFDを着けてから水に飛び込み、それからカヤックに乗り込むという「荒業」が使えます。しかし場所によっては危険だし、心臓麻痺の可能性もある、そして「僕の美意識」に反する(笑)のであんまりやりたくはありませんし、お勧めしません。

 ということで本題。ファルトボートについて、ユーザーには「折りたためる」ということは強く意識されますが、「フレームをバラバラに分解できる」ということは認識されているのですが、あまり意識はされていないように思われます。この僕もそうです。せいぜい最初にファルトを分解したときくらいでしょう。ファルトの経験があればあるほどだんだんと意識はされなくなるかと思います。ある意味「慣れ」です。

 そして「折りたためる」=「フレームをバラバラに分解できる」大体こんなふうに認識されているかと思います。  しかし正しいのは「折りたためる」≒「フレームをバラバラに分解できる」なのです。

                    IMGP0686.jpg

 この間、大崎下島で強引に上陸撤収しました。狭い階段からなんとか艇を上げ、上がった場所は平地であるものの、そこと歩道の間にゆるい足場のもろい土の地面、柵(ガード)がありました。例えば、こぎ疲れて力が入らない状態、もしくは非力な女性がどうしてもその場所から上がらないといけない場合を想定してみます。

 水上から階段に上げるのは、まあなんとか艇をロープで固定して荷物を出せるだけ出した後、コクピット前後のリブに手をかけて引き上げれば問題は無いかと思います。バウでもスターンでもボトムを水につけておき(水の浮力を利用する)、最後にやや持ち上げる感じでいけばそんなに力はいらないと思います。問題はそこから。階段を水が入って重くなったファルトをどう持って上がるか。

 まずは艇が水に落ちないようにロープでどこかと結び付けます。そしてついこのときに「フレームをバラバラに分解できる」というファルトの特徴が生かされるのです。そうです、そこで分解して「軽く」すればいいのです。階段でもなんとか分解できます。といってももちろん全部じゃなくて、とりあえずシートやデッキフレームやフロアシート、サイプレイスバー、分解できるとこまでやって軽くしていき、自分のそのときの「膂力」で持ち上がるまで軽くしてやればよいのです。これでなんとかなるでしょう。まさにファルト撤収術の極意(最終手段)。

                    IMGP0246_20091203101041.jpg

 そして壁や柵を乗り越える場合も、パーツ一つ一つは軽いので問題なし。全部ザックに収めた状態では重いので、パーツの一部を入れて乗り越え、一旦そこで中身を全部出し、再度もとの場所へ。残りの荷物をザックに入れて乗り越え、パッキングを完了させる。棒状の柵なんかの場合は、その隙間からパーツをどんどん歩道側に出していけば大丈夫、船体布や大きいパーツで通らないものだけザックにいれて担いで乗り越えればそれで大丈夫です。

 まあ自分で書いてて「これは極意なのか?」そしてやはり「使えんなあ」と思うことしきり。まずは使う場所が非常に限定されており、恐らく多くのファルト乗りが一生使うことは無いだろうということ、そもそもラダーやシートくらいは外してから艇を担いで持って上がった事はありますがバラバラにしてから上げたことはないです。其処まで追い込まれた?ことはありません。

 それから非力な女性はこんなツーリングは間違ってもしません!

 あとロープを2本うまく使えば楽に上げる方法もありそう(研究中)

 「フレームをバラバラに分解できる」という基本的な事柄が「ファルト撤収術」の極意(最終手段)に通じると言えないことも無いので、それを今回テーマにしましたがやはり使えんなあ。でもそのうちやる機会があれば一度やってみるのもよさそうだと正直思っていたりします。ファルトの魅力はやはりその「自由さ」。人によれば「自由の翼」と表現される方もいますが、僕にとっては「やりたい放題」といったところ。様々な技を覚えれば覚えるほどその自由さは増します。まあしかし万人にお勧めできるわけではないですが。まさに自己責任の世界だし、やはり上がりやすい場所で上がる方がいいのに決まってますから。

 最後に、こんなどうでもいいことを考えさせてくれる「ファルトボート」というのはやはり他のカヤックにはない奥深さがあるものだとしみじみ思うのです。

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この記事へのコメント
ん~、そんなこともできるのか?

今まで考えたことも無かった。

いつも無理やり担いで力ずくですから。(笑)
2009/12/03(木) 19:35 | URL | サスケ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
サスケさん、まあその使えませんが(笑)。
最後の最後に使う技かと思います。
大概もっとましな上陸場所が見つかるものです。
2009/12/04(金) 14:22 | URL | てっさん #-[ 編集]
最近 忙しくあまり見てなかったらなんと笑えるテーマですね… こんなツアーするのはあなたぐらいですよ! 私は飛び込み出艇は経験あり。分解運搬撤収はあるといえばありますね…でもまとめて担いだ方が担ぎやすいかな。 カヌーの為ではないですが昔写真撮影してた時、野鳥撮影の為望遠レンズ流し撮りにするためウエイトトレーニングから始めました。いまでもそのお陰で体重ぐらいはあげれます。まあまたマニアックなファルトツアー行きましょう(笑)
2009/12/09(水) 22:04 | URL | 鸛 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
 鸛さん、すでに飛び込み出撃はされてましたか。まあ最悪出撃はそれが出来ますのでそんなに悩まないのですが、撤収は工夫が必要ですね。
分解運搬もまだやっていません。まあなるべくしないで行ける場所を見つけるべきなのでしょうが。

 しかし体重くらいの重量を上げれるのはさすがですね。とても無理ですし、まず左肩が外れます。

 いよいよですね新店オープン。13日はよろしくお願いします。マニアックツアーももちろんよろしくお願いします。

2009/12/10(木) 16:50 | URL | てっさん #-[ 編集]
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