ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます

 1月17日は広島都市部の川を漕いできました。一番の目的は「原爆ドーム」を水上から眺めるで、後は出せそうな場所を何箇所が探す、及び時間があれば近くの島を巡るといったところでした。出撃艇は久々の参号艇アルピナ2-430。しかし出撃前にアクシデントが・・・・。3時間半ほどしか漕いでませんが、結構充実したツーリング。それでは書いてみます。

 朝4時半分起きが、寝坊で5時半頃に。昨日は準備を終える前に寝てしまったので、そそくさと準備に取り掛かる。阪神大震災が起こった1月17日5時46分に黙祷をしようと思っていたら、気がつけば50分になっていた。仕方ないので暫し黙祷し、それから再度準備再開。完了後、そそくさと家を出て駅に向かう。

 姫路まで在来線で、そこから新幹線で広島へ。ほんと姫路から広島まで1時間程度ってのはまさにワープだ。これから広島県あたりの瀬戸内を開拓していこうと思っているので、何度もこの手を使う予定である。新幹線やっぱり楽だなあ。気分はまるで富豪である。って富豪が電車でカヤックなんてするわけないか。富豪ならクルーザーで綺麗なお姉さんと豪華な食事・・・それはそれでちと羨ましい。

 予定より1時間程遅れて広島到着、駅近くの大橋のたもとで準備開始。結構目立つところなので、多くの人に話しかけてもらう。地元の人との話の中で、以前カップルでファルト持って来た人が同じ場所で組み立てていたらしい。

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 話しつつのんびり組み立てていると、不具合が発覚。なんとリブとガンネルフレーム接続部分のCの字パーツが外れていて無い。それからチャインのCの字パーツが組み立て時に割れてしまった・・・・・。

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 とりあえず補修テープでぐるぐる巻きに。なんとかこれで行けるでしょ。ファルトにはやはり補修テープは必要だ。さてフレームを船体布に入れてテンションかけてジッパーをしめようとすると、閉まらない!なんと固着してるではないか。思いっきり力を入れたら壊れそうなので、気をつけつつ引っ張るが駄目だ・・・・。さてどうするか。

 とりあえず組み立ててみて、エア入れてから考えることに。組み上げ完了後、船体布を外側に引っ張ってみると、全く広がる気配なし。構造上及びテンションのかかる方向を考慮すれば恐らく、荒れた海に突っ込まない限りは大丈夫そうだ。一応テープを張ってみる。

 このアクシデントで、改めてファルトの安全性を身をもって体験した。組み立て時にしっかり不具合がわかり、不具合がでても即出撃不可になるのではなく、その状況により応急処置で済む場合もある。そしてそれらを総合的に勘案して行くかどうか、行くとしてもどの程度にしておくか、自己責任において自分で判断する、言うなれば「ファルトボートのシーマンシップ」というべきか(無茶苦茶)。 ちなみに帰宅後、お湯につけたら治った。シーショアを今度ドック入りさせるが、アルピナ2よお前もか!とならずに済んでよかった。ジッパーはたまにCRCをスプレーしないといけないなあ。
 

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 アクシデント等もあり出撃は11時頃となった。艇を担いで階段を慎重に下り出撃。地元の方々に見送られ一路原爆ドームへ向かう為、猿猴川をさかのぼる。駅前の橋をくぐってすぐ右手は遊覧船乗り場、左手にはなんと出撃可能な階段を発見!川をさかのぼるにつれて分かったことは、川のところどころに階段がついていること。広島の都市部河川はファルト天国か!!
 
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 のんびり景色を見ながら漕いで行くが、引き潮の時間なので進みが悪いものの、景色はまずまずなのでそれなりに楽しみながら行く。橋を幾つも潜って進んでいくと、左手に大きな団地や学校を見えてきた。それを過ぎたら、太田川と合流、ここから下流に向けて漕いでいけるので楽だ。もちろん引き潮の時間というのもあるが。

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 ひたすら漕いでいくと、川の合流地点に緑の瓦屋根「本願寺別院」が見えてくる。分かりやすい目印、向かって左側の川をくだり、いよいよ原爆ドームまで間近となる。本願寺を過ぎたら左手には公園が。散策するもの、サイクリングするもの、家族で遊んだり、ベンチに座って読書したりと、余暇を様々に過ごす人々。そして橋の向こう側についに見えてきた「原爆ドーム」。

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 橋を越えると対岸からじっくり原爆ドームを眺める。やはり凄い存在感と言うべきか、まさにアメリカによる蛮行の証明と言うべきか。大東亜戦争において、日本上陸作戦時に少しでも被害を減らす為に落としたというのがアメリカの「言い訳」であるが、すでに降伏交渉に入っていたという事実からして、それはありえない。真の理由はやはり原爆の威力を試す為だろう・・。まあこの件についてはこの辺にしておこう。当ブログはカヤックのブログであるし。

 それはともかくもっとじっくり眺めたかったのだが、ここは遊覧船が多くのんびりしていられはしない。のんびり眺めるのなら、どこかで艇を上げて陸上観光したほうが良いかもしれない。それはともかく、遊覧船の乗組員?と少し話をさせてもらってから、漕行再開。とりあえず下流に向かって漕いでいく。

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 コメント
この記事へのコメント
広島、やっぱり行ったんですね?

原爆ドームはかなり昔ですが出張のついでに見ました。

今日は偶然にも、仕事中にサボって真珠湾攻撃のサイトを真剣に読んじゃいましたヨ。(笑)

2010/01/20(水) 20:30 | URL | サスケ #-[ 編集]
追記
忘れました。

エルズミアもまったく同じアクシデントが考えられます。

でも、やっぱフェザーならこういうトラブルは無いでしょうね?
2010/01/20(水) 20:39 | URL | サスケ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
サスケさん、とりあえず偵察した甲斐はあったというところです。
今度行くときはカサラノで宮島あたりまで漕ぐ予定です。もっと暖かくなってから考えています。

 水上からの原爆ドームはなかなかでしたよ。また機会あれば行ってみようかと思うほどです。

 ジッパー式の弱点ですね。どうしてもジッパー問題が出てきます。その分、分解が楽だったり、船体布内のメンテや水出しが楽という利点もありますが。フェザークラフトやフジタのハイブリッドフレーム艇が採用している、コクピットからフレームを入れるタイプの方が、遠征等では安心かもしれません。
2010/01/21(木) 00:47 | URL | てっさん #-[ 編集]
クレッパーの新艇がうってるよ!

詳しくは カヌーよろず相談 のBlogに出ています。

URLはったらスパムに分類されてアップできなかった!
2010/01/22(金) 13:33 | URL | 鸛 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ついにクレッパー在庫の放出ってところでしょうか。
ウーンさすがに買えない・・・・。
2010/01/22(金) 14:23 | URL | てっさん #-[ 編集]
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