ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます

 ある日折りたためるボートなんて作ったら結構売れるんじゃないか?なんて思いついて会社を作ってしまいました。彼の名はハンス・クレッパーとなってますが、会社名は勿論クレッパーで1907年創立です。彼の思惑通りこのカヤックははやり、ブームになりました。彼のおかげで約100年後の今、ファルトボートの旅ができると言っても過言ではありません。
 
 メッカ巡礼の如くファルト教信者の僕としてはヨーロッパ旅行に何時か行く時、ドイツのミュンヘンにあるクレッパー社の隣、クレッパー博物館を見てこようと思っています。洋書でこの方の伝記が出版されていたはずなので、そのうち購入してみようかとも思っています。


 今でこそ船体の左右に位置するエアチューブですが、これもクレッパーが最初に作りまた。1952年という事です。これにより断然組み立てやすさや船体布の張りが良くなりました。


 日本で最も古いフジタカヌーは1947年創立です。その当時からフジタカヌー研究所を名乗っていたのかはわかりませんが・・。ちょっと今度いろいろ聞いてみます。すでに55年以上の歴史があるのですが、それでもクレッパー社より40年以上も後発です。


 アルミフレーム製のファルトボートを初めて販売したのは、日本にも代理店のあるフェザークラフト社です。アルミは形成しやすいのでよりスタイリッシュなファルトボートを作製できるのと、軽くてコンパクトなので日本でのファルトボートフレームの主流となっています。


 おもいっきり簡単にファルトボートの歴史を書きました。しかしこうしてみると私の所有している「SS-1」が今年で31歳で、御老体といってもいいカヤックだと思っていたのですが、まだまだ若造ですね。
 
 ついでですがファルトボートのバウ、スターンの先端に入れる浮力体が伝統的カヤックに使用されているとは、資料を読むまで思いもしませんでした。ただファルトと違って最初から膨らませるのではなく、航海中に海が荒れてきたら、万一の転覆に備えて膨らまし、沈しても満水状態にならないようにしてました。動物の胃袋だそうです。


次回はバイエルン二色浜店主催による中ノ島ツアーについて書きます。まさかまさかの悲劇が僕を襲います。

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 コメント
この記事へのコメント
なるほど、歴史ですね。でも、洋服屋のおやじさんがというのがミソですね。
シーカヤックなら転覆もするだろうから、そのときに沈没しないようにしているのでしょうが?やっぱりリジットにはかなわないですね。
 えっ、中ノ島で何かあったのですか?でも、無事に帰れたらならよしとしますか・・・(^^)
2006/11/19(日) 20:51 | URL | gori #-[ 編集]
ごりさん、転覆した時に少しでも水の入る量を減らす為と、沈没しない為の浮力として。2つの要素だと(水が入る量を減らすのがメインだと思いますが。)

中ノ島もう少しでアップします。
まあもちろん生きてます。だけど、
なかなか間抜けでしたが、中ノ島ツアーは非常に良かったです。
2006/11/21(火) 03:26 | URL | てっさん #-[ 編集]
洋服屋がはじめとは知りませんでした。ファルトは、リジッドのように形と強度が自由に設計できない分、逆にその制約のなかでの作り手のこだわりのようなものを感じます。まだ語れるレベルではないのですが、組み立てて、漕いで、ばらして、その度ごとに、ファルトボートに感心しています。これからもゆっくり進化するんでしょうね。
2006/11/23(木) 00:16 | URL | ヨコちゃん #-[ 編集]
ヨコちゃんさん、確かにリジットと比べて制約が多いですねファルトは。その分作り手のこだわりが感じられるのは同感です。
 ちなみにブログネタにしようと思っているので、あまりかけませんが、フジタカヌーの他社に抜きん出ていると思われる点は、フレームの質です。ハイブリッドフレームは勿論ですが、アルミフレームでも他社のフレームより折れにくく、耐海水性が高いです。あとはアフターフォローです。多分世界一ではないかと思います。理由は書けませんが、書くとフジタカヌーに迷惑がかかります。そこまでやらんでもということやってます。
2006/11/24(金) 14:08 | URL | てっさん #-[ 編集]
Alpina-1とボイジャー415と悩んで、直感的にフジタカヌーを選びましたが、これも何かの縁。マイナーなのかも知れませんが、なんとなく製作者との距離の近さみたいなもを(勝手に?)感じて決めました。あながち間違いでもなさそうですね。

ファルトねた、楽しみにしています。
2006/11/25(土) 19:02 | URL | ヨコちゃん #-[ 編集]
すいませんこちらにもコメントをいただいていたのですね。フジタカヌーはユーザーとの距離は文句なしに日本一だと思いますよ。
2007/03/07(水) 01:19 | URL | てっさん #-[ 編集]
初めまして、バンダナ親爺です。

一人艇のクレッパーを30年前に購入して、愛妻をゲットした還暦親爺です。色々と思い出が有り、検索した所このサイトに。

改めてクレッパーのすごさと言うか歴史を感じさせていただきました。

一人艇ですが大きいので、臨月の妻と一緒に乗った経験もあります。(少し無謀)

白波の立っている湖で、方向変換だけは気をつかいました。妻は怖いもの知らずで。。。横風とバウ沈が心配でしたので。無事でやれやれで、そんなお腹の赤ちゃんは成人しています。

2011/05/10(火) 19:55 | URL | バンダナ親爺 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
 バンダナ親父さん、コメントありがとうございます。

 クレッパーはやはり凄いですね。100年以上の歴史はだてではないかと思います。

 家族の思い出が詰まった?クレッパーいいものですね。

 そういえばクレッパーは3世代続けて乗れるように頑丈に作られているとか、たいしたものです。
流石はドイツ製といったところでしょうか。

 当ブログ、最近体調不良もありまして、更新減っていますが、そろそろまた増やそうかと思っています。
お暇な時にでも、また覗いてくださいませ。
2011/05/14(土) 02:15 | URL | てっさん #-[ 編集]
No title
私はカヤックの製造会社のことは、何1つもわかりませんが、クレッパー社の創始者は、「ハンス・クレッパー」ではなく、アルフレッド・ホイリッヒから「ファルトボートの製造ライセンス」を買い取った「ヨハン・クレッパー」だと思うのですが、いかがでしょうか。てっさん様のおっしゃっている「ハンス・クレッパー」は、1929年に父親から受け継いだ息子だと思います。確かに、ファルトボートを大量生産してクレッパー社を大きくした貢献者は、ハンス・クリッパーに間違いがないと思いますが。
2011/08/30(火) 16:13 | URL | 初心者 #-[ 編集]
Re: No title
 初心者さんはじめまして。
 おっとそうだったんですか。当方も本を読んでの受け売りだったもので。
 お父さんだったんですね。ありがとうございます、ご指摘いただいて。
2011/09/05(月) 00:12 | URL | てっさん #-[ 編集]
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