ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 水曜日はカヤックコウノトリに行ってきました。ベルリンの壁崩壊以前の「西ドイツ」からやってきた、「平成3年位」を最後にザックに仕舞われ、ほったらかしにされ、咎(とが)無くして無残な姿をさらしている「プーフォ」に引導を渡す為にです。先日に大体の状態(ザックは開閉せず外から見た状態ですが)は聞いていましたが、実際見たらえらい凄かったです。

 百聞は一見に如かず、その画像の数々をお見せいたしましょう。因みにちゃんとメンテしていれば、僕の弐号艇SS-1のように35年程経っていても使えます。このプーフォはそれよりも10歳?以上は若いのに・・・。

  IMGP1153_20100213171335.jpg    IMGP1147.jpg    IMGP1144.jpg 

  IMGP1171_20100213171445.jpg    IMGP1174.jpg    IMGP1146.jpg  

 悲哀を感じるほどの無残さの中に、一筋の光が。それはリブフレーム。ザックの収まり場所が良かったのか、まだ使えそうです。その他のパーツは殆どが腐っていたり、合板がはがれかかっていたり。船体布は紫外線劣化の為か穴開いてました。ザックもぼろぼろ。私がクリスチャンなら「レクイエム」を歌ってあげたい状況です。

                 IMGP1151.jpg

 カタログも載せてみましょう。あまりにもの違いに「生有るものは死に、形あるものは破壊され」という世の中の道理?を現す言葉が浮かんできます。

          IMGP1160.jpg     IMGP1169.jpg

 とりあえず組み立ては不可能だろうというのは一見して分かったのですが、河野さんと一緒に組み立て開始、クレッパーの流れを汲んでいるのは一目瞭然、ただフジタカヌーのSS-1のように簡単には組めません。たとえ「まとも」な状態であっても。組むのに「ゴムハンマー」を使う必要があるとの事です。これにしろ「アリー」にしろ、何故ハンマーを使わないと組めない設計にしてしまったのだろう?不思議に思います。クレッパー自体、ハンマーが必要ないのに。この改悪?不思議です。

 組めないところは紐で結んだりしてむりやり形を作ります。ただ船体布はすでに完全にご臨終でしたので、フレームを組み上げた時点で今回は終了。「電車行」「宅配便利用による遠征」はファルトの専売特許ではありません。ダッキーでも出来ます。まあダッキーは漕げる場所が制限されますが。ファルトに出来てダッキーに出来ないというよりも、やっても面白くないのは組み立てです。普段のツーリング前や後の組立分解は「めんどうだな」と正直ある程度感じますが、漕がないもしくは殆ど漕がないで時間があるときの組立、それも初めてのファルトは結構楽しいものです。その仕組みやパーツのつながり、その他諸々。まさにファルトは他種のカヤックに比べて楽しみ方の幅が広いとこの時再度実感しました。どうでもいいですが、妙に三角コーミング部の赤い線がかっこいい。

          IMGP1178.jpg     IMGP1166_20100213171446.jpg

 記念というよりも形見として、いくつかパーツをいただいてきました。プーフォの魂は我と一緒にありといったところ。まあ僕がうっかり水上事故にあわないようにお守りとして家においておきましょう。スプレースカート、小さすぎて恐らく使えてもアルピナ2-430位だと家に帰って判明。将来的に海峡横断なんかするときに持って行こうと思っていたのに、ちと残念です。

 組立初めてまもなくお客さんが。店先を散らかしているという状態、えらいときにお客さんがと思いました。河野さんの反応で常連さんではないことも分かり、さてこの状況でどう思ったかななんて思いました。するとお客さんが僕の本名を呼ぶではないですが!「誰だったかな」と記憶をめぐらすものの、名前と顔が一致しません。初めて会うはずなのに・・。となんとHさんと言って、僕の自宅の近くにお住まいの「カサラノライダー」の方だったのでびっくりでした。メールでは何度かやり取りしたことはあるのですが、まさかここでお会いするとは。カヤックコウノトリでカサラノの話に花が咲くのは結構珍しい・・・。その内日生ででもご一緒してください。まあしかしマイナーな趣味のブログを書いていると、正体がばれてしまうので、下手なことはできませんね。でも僕はやりますけどね。

 組立終了後も、カヤックコウノトリに集まるユーザーの方が何名か見えられて、口々に「ひでえ」とか「ぼろぼろやね」とか。まあこれを見て「まだ漕げるよね」とさすがにいう方はいませんでした(あたりまえか)。

 そして気が付けば1時、ほんの少し心残りが無いでもないですが帰宅することに。かなり楽しめた一日でした。河野さんありがとうございます。ずうずうしいですが、次はエルズミア570の組立もお願いします。

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 コメント
この記事へのコメント
ん~、まさに、ワクワクドキドキの組み立てでしたね。

こういう楽しみはファルトにしかないですからね~!

2010/02/13(土) 21:39 | URL | サスケ #-[ 編集]
感謝
最後を見届けてもらいありがとうございました。私は自分で漕いだことがあるだけに感無量でした。
エルズミアいつでもいってください。 m(u_u)m
2010/02/13(土) 21:39 | URL | 鸛 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
サスケさん、どれだけ壊さないで、どこまで組み立てられるかと思いつつ組み立てました。
なかなかどうして面白かったです。
 しかしもったいないです。ちゃんと保存していれば、乗れるのになあ。
2010/02/13(土) 23:03 | URL | てっさん #-[ 編集]
Re: 感謝
鸛 さん、この間はありがとうございました。プーフォも安らかに眠ってくれるかと思います。
エルズミア、またその内お願いいたします。
2010/02/13(土) 23:05 | URL | てっさん #-[ 編集]
先日はお取り込み中のところを失礼しました。ブログで拝見していたのですぐに気がついたものの「ブログ読者のマナーってどんなんかな?」と思いつつ、つい声をかけてしまいました。

朽ちていくモノへの哀感は趣味の世界にはつきものですね。手入れされずに放られているモノや、投機や収集目的の所蔵品には尚更です。モノによっては「そんなんやったら俺にくれ」という気持ちさえ起こります。私のカサラノをそうしないように精進しなければ……。今はまだカサラノ「オーナー」ですが、出世魚のごとく「ユーザー」⇒「ライダー」と成長したいと思うピッチピチの40歳です。これからもよろしくお願いします。
2010/02/14(日) 20:43 | URL | ヒグチ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
ヒグチさん、この間はありがとうございました。
ほんとに偶然でしたね。
相当数のファルトボートが押入れに仕舞われて眠っているのでしょうね。もったいない。
せめてオークションや売りに出ればと思います。

カサラノはやっと今年初漕ぎ行ってきました。
また近々よろしくお願いします。
2010/02/15(月) 13:58 | URL | てっさん #-[ 編集]
冗談のような話ですが14日に来た人がプーフォー持ってました。
もう何年も使ってないがつかえるはずとのこと。チャインがひょっとしたら折れてたかもしれないそうです。
もしきたらPart2やりますか!
2010/02/17(水) 17:07 | URL | 鸛 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
鸛さん、滅び行くプーフォが最後の力で同族を呼び寄せた、大げさに言うとまさにそんな感じですね。チャインの折れ位ならなんとでもなりそうですね。
それはそうと3月6日よろしくお願いします。
2010/02/18(木) 14:41 | URL | てっさん #-[ 編集]
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