ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます

 2月14日は日生の布浜から出撃して、島巡りをしてきました。同行者は毎度のTSさん。出撃艇は四号艇カサラ。TSさんはカフナ。カサラノは去年の11月にグランストリームでペダルを「ピポットペダル」にかえてから初漕ぎです。その試し漕ぎをかねてました。生憎の天気、その他いろいろ苦戦しました。まあしかしメインゲレンデとは言うものの日生は久しぶりでした。それはともかく、書いてみます。

 TSさんにいつもどおりの明石駅近くで拾ってもらう。車内ではファルト談議。TSさんは昨日明石海峡近くの海で漕いだとこことだ。大潮だったのでなかなか進まないで苦戦したとの事。さすがは明石海峡というべきか。

         
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 日生の布浜という場所から出撃することに。静かなのんびりとした集落だ。以前TSさんがここから出したとの事で、僕はここからは初めてだ。到着後、早速組立開始。バウスターンのパーツを組み上げ、バウ側にペダルを入れてから、コクピットに挿入、テンションがけ。カサラノ、3ヶ月ほったらかしかつ冬場ということで、船体布が縮んでいてテンションがけに苦戦。それからペダルの調整等で、結構時間がかかる。出撃時間は装うより30分近く遅れたかな。まあ何分はじめてなので致し方なし。

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 階段から艇を下ろし出撃。布浜からとりあえず長島方面へ行く事に。ペダルの位置が悪いので、ある程度漕いでから上陸調整。少し増しになるものの、右が手前過ぎてあとあと攣りそうになる。しかししっかり踏ん張れるのはいいことだ。久々のカサラノはやはり楽しいが、ペダルの位置調整がもう一つなのでやや不安定。 

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 天気は曇りなので、正直やる気はあまり出ない。それはともかく、久々のドライスーツは以前より楽になった。首のガスケットを広めに切ったのと、足首がソックスタイプになったからなのが大きい。まあしかしドライスーツはカサラノ専用といったところなので、他の艇では琵琶湖を漕ぐときくらいしか使わないだろう。

 本土から長島に渡り、手影島への水路を通り抜けようとしたが、工事船が浮かび操業中。非常に危ないので、進路を変えて西側「虫明瀬戸を目指す。大潮の逆潮なのでスピードが落ちる。瀬戸の中央は相当きついと思いきや、問題なくクリアー。その少し向こう側では潮流により艇が回されるが、其処はカサラノラダー使用しなくてもリーンで余裕の進路補正。

 
漕ぎつつTSさんと談笑。やはりカサラノは綺麗だとのこと。ダグラスシンプソン氏が「もっとも美しいカヤック」を作った結果は伊達ではないということか。未だにこれ以上の美しいカヤックを僕自身見たことが無い。しかし「綺麗なバラには棘がある」との言葉の通り、カサラノは甘くないのも事実。カサラノライダーへの道はまだまだ遠く険しいのだ。

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 瀬戸を越えて、島を回りこむと目の前には小豆島。そのまま回り込んで、東を目指す。このあたりから足が攣り始める。景色を眺めつつも、足が気になって早く上陸調整したいと思い出す。ややピッチを上げてカサラノを漕ぐ。

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  結局、手影島に上陸して昼食休憩。そのときにペダル及びラダーケーブル調整を行う。ジェットボイルで湯を沸かし、暖かい飲み物を飲むと少し生き返る。30分ほど経っただろうか、再度出撃。ペダル位置はベストではないものの、大体の場所が分かってきた。安定感も増す。やる気もやや出てきた。漕いでいると薄日も射し始める。手影島から長島の端までの間は景色が良い。景色を眺めつつ、大潮なのに相変わらず穏やかな(ところどころ潮目もあるが)海を漕いでいく。端を回りこんでから、今後のルートを検討、ここから鴻島と曽島の間を通って出撃場所に戻ることに。

 鴻島に渡ってからラダーを試してみる。旧式ペダルよりもずいぶんラダー操作が機敏になり、左に曲げてから急に右に曲げたのでカサラノがずっこけそうになってあせった。新ペダル、取り付けは旧式より時間がかかるが、いいではないか。だがやはりカサラノはラダーを入れると普通のファルトに変わってしまうので、ある程度試してかラダーを上げる。上げた状態の方がカサラノは大分楽しいのだ。でもお守りとして、キャンプツーリグ時や疲れているときなんかはあれば便利なのでやはり毎回持っていくが。

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 そこから曽島との間の瀬戸を抜ける。大潮だが穏やかなものだ。曽島に近づき、島沿いに進み、後は布浜まで戻るだけ。曽島との間は潮流がそこそこ流れている。艇が左に左に回される。がそこはやはりかさらのリーンをしっかり掛けて漕いでいけば何の問題も無。まもなく布浜に到着。慎重に下りて、二人で手分けして艇を上げる。

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  のんびり乾かしつつ撤収。TSさんのカフナに水がそこそこ入っている。はたしてどこかと探ってみると、ピンホールが空いていた。少し前に座礁したときの穴だろうとのこと。まあ原因が分かってよかった。

 それから少したって、地元のおばさんが見えられたのでTSさんが話しかける。おばさん曰く、以前より大分人が減って老人が多いとのこと。「もう限界集落だよ」という言葉とは裏腹に、明るいおばさんの声が救いか。なかなか静かで穏やかな集落、人も良い。というより瀬戸内ではほんといやな思いをしたことが無い。どっかとはやはり民度が違うのか?

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  撤収場所側に工場らしき建物が。おばさんに聞くとここは牡蠣をガラからとって出荷できる状態にする為の場所だったらしい。この辺で一番に出来たとの事だが、今はすでに操業停止状態。諸行無常ということか。寂しげな建物だが妙に引かれるのは僕の人生「光の道」というよりもどちらかといえば「暗闇の道」を歩んで来たからだろうか?ついつい何枚も写真と撮ってしまう。

 暗くなる前に撤収完了、駅まで送っていただく間はもちろんファルト談議だ。カフナとウィスパーの違いについてはまあネット上である程度出ているので割愛。ただ一つだけ。追い波に対してはウィスパーが強いとのこと。あのスターンが反っているのが関係しているのだろうか?こういった艇の違いについて聞くのは楽しいものだ。

 明石駅でおろしてもらい、そこから電車だ。あえて普通電車でのんびりかえる。それはそうと今年の小さな目標の一つは「シーショア頼み」改善だ。なるべくシーショア以外のカヤックに乗る。中でもカサラノに。さてどうなることやらだ。
 
 ということでやっとこさ「カサラノ新ペダル」を試すことが出来ました。具合はなかなか良いです。まだベストポジションは捜し当てていませんが。旧式との比較についてもその内書いてみます。。そのあたりはまた書いてみます。まあしかし最初は天気がもう一つ、やる気が無あまり出なかったものの、終わっていればなかなか楽しいツーリングでした。たまにはメインゲレンデに戻ってくるもいいものです。メインゲレンデといいながら最近来ていませんでしたしね。

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 コメント
この記事へのコメント
ありがとうございました
日曜日はありがとうございました。
ぱっとしない天気でしたが、今年の日生初漕ぎもできて、それなりに楽しめました。

今年はカサラノの登場回数も増えそうですね。ブログでの報告、楽しみにしております。
2010/02/17(水) 19:57 | URL | ts #zmMd9Ld2[ 編集]
こちらこそありがとうございました。
TSさん、こちらこそありがとうございました。
今年はカサラノ年、なんとかカサラノライダー2級目指します。
最初はあれでしたが、最後あたりはなかなか楽しめた日生です。
またよろしくお願いします。
2010/02/18(木) 14:42 | URL | てっさん #-[ 編集]
ペダル、いい感じですよね。

私はマジックでマーキングしちゃいましたよ。

今週末もキャンプ道具持って出撃予定です。

目指せ、1時間切り!
2010/02/19(金) 00:03 | URL | サスケ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
サスケさん、ペダルなかなかです。もう少し簡単に取り付けできるように工夫しようと思っています。

マーキング、次回の出撃時にやろうかと思っています。

 一時間切りはもう少しですね!
2010/02/19(金) 23:18 | URL | てっさん #-[ 編集]
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