ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
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 1ヶ月半ぶりのカサラノは,最初は少し怖かったが、直ぐ乗り慣れた。穏やかな湾内であるから当たり前だ。湾内はそこそこ船が行きかっているので、纏まって横断する。


       IMGP0038.jpg  IMGP1082.jpg

  湾外に出ると日本海のうねりがやってきて、波高は1mから1.5m。最初は怖いなあと思っていたものの、漕いでいれば大丈夫であった。カサラノは以前にも述べたが、グラッときても結構粘るのだ。しかし今後の進路の説明や後続を待つ時に止まる必要があり、その時は怖い。漕いでいればパドルが水を掻いているので、それが支えになって安定しているが、とまっている時は常にプレイスの準備をして沈に備えていた。上手くプレイスできなければ水の中である。


 目的地まで行く途中に沖から来るうねりと、それが断崖に打ち寄せて戻ってきた波で水中から湧き上がるような三角波を形成。それにさらに沖合からうねりがくる。その場所を漕ぐときはカヤックが前後左右に揺られてこれまた怖い思いをした。


 時々大瀬さんから「大丈夫ですか?」という問いかけを受けて「大丈夫です」と返していたが、内心は結構つらかった。僕の心に浮かんだ思い「カサラノよ1時間だけシーショアに変わってくれんかの」。


 1人ではカサラノに乗ってこの状況の海にはまだでないだろう。女性4人の前では、日本男児たるこの私、引かぬ屈せぬ省みぬ?の精神で行くしかない。といいたいところだが本当の理由はきつい状況で漕ぐいいチャンスだったので、最悪沈するかもしれないが、行って見ようと思ったのが一番の原因。大瀬さんはじめベテランぞろいのメンバーとの集団カヤック行。恐れる事はないのである。
 
 そうこうするうちに目的地に到着。しかしうねりによって浜がつぶれていたので、水上で休憩。 KさんのKライトと筏を組ませてもらい休憩。


 しかし何故グリーンランド地方のイヌイット達はこのタイプのカヤックを作ったのであろうか?狩に使用するカヤックなら、もっとボリュームのある安定性の高いカヤックが有利であると思うのだ。狩った獲物も沢山つめるし、安定性あるほうが沈しなくて安全だ。沈しても起き上がりやすいのはいいが、たとえロールをマスターしたところで、100%どんな状況でも起き上がることは出来るとは限らない。そもそも安定している方が、事故は少なく後継者の教育にも有利であると思うのだが・・・・。


 もしかするとある日、イヌイットの変わり者が「もっと速くて自由に動かせるカヤック作ってみようかな」なんて思って作り、狩りで使用したら効果的だった(スピードを生かして他の乗り手より早く獲物を狩れたかもしれない)ので、他の者も作ってみてその後改良を重ね、現代に伝わっている最期にはグリーンランドタイプのカヤックができたのかも。さてさて真相はいかに?


 少しの休憩後、出艇地に戻る途中にある浜まで漕ぐ事に。ラダーを入れて漕いでいると、横波で余計ふらふらするので、直ぐに上げる。カサラノの場合横波を受ける状況での場合、風やうねりによって艇の進行方向がそんなにぶれない状況であれば下手にラダーを使用しないほうがいいのかもしれない。


 浜まではそんなに問題なく漕ぎ進めた。ヒヤッとしたのは水を飲むためにパドルを離したときくらいだ。
流石にこの状況では写真を撮る余裕はない。


  ベテランユーザーが先に浜にあがり、後続の上陸サポート、大瀬さんは海上に最後まで残り、万一に備える。すばらしいチームワークだ。1人で漕ぐ事の多い僕にはあまり考えた事がないので、なかなか新鮮な感じをうける。全員無事上陸後、昼食休憩及び自由時間を各自過ごす事に。

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