ファルトボート(フォールディングカヤック)についてあれこれ書いてます
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

壱号艇 500シーショア 艇長 5.00m 幅 63.0cm 重量 18kg

デッキ色  インディゴ  ボトム色 チャコールグレー

   sisyoa7.jpg  00000007_20081108132453.jpg       PB030708.jpg

   sisyoauma.jpg    IMGP1186.jpg     IMGP2227.jpg

   imgp5020.jpg   imgp5052_20100216172127.jpg

 僕の記念すべきファルト壱号艇。ファルトボートの良さ、シーカヤックの楽さを教えてくれた相棒。  我が主力艇で、この艇の本領発揮は海が荒れたとき。「極限まで高められた安定性」とフジタカヌーのカタログに謳うように、その安定感は乗り手に安心と安全を約束し、実際この艇に窮地を何度か救ってもらったことがある。とりあえずこの艇で行っておけば、大丈夫といった気持ちにさせる安心感があり、初めて行く場所や外海はこれで行くことが多い。一言で言うと「突撃艇」。

 購入顛末

 シーショア・480スペリオ(フジタカヌー研究所)、エルズミア530・ボイジャー460(アルフェック)、カフナ(フェザークラフト)の3社5種類を検討。まず色が選べないという理由でエルズミア530が脱落、それから海を漕ぐのにあまり適してない、そもそもシーカヤックでないボイジャーが脱落、後の3艇から選ぶことに。

 結局冬場にフジタカヌー訪問及び試乗をさせていただき、その時点でシーショアか480スペリオの2択となる。積載量が多くコクピットの広いシーショアか、操作性が高くよりシャープな480スペリオで悩んだものの、自分が海を漕いでいるイメージを思い浮かべて、よりシーショアが適していると思いシーショアに決定した。今までで一番悩んだ艇選択であった。

 性能等

 直進性はかなり良く、スピードは普通か。回転性・操作性はハイボリューム艇としては標準かと思うが、技術がしっかりした人曰く相当操作性が良いとの事。安定性はサイドに入っている大型のエアチューブと船形のためか非常に高く、初めて乗る方も安心できる程度。2月琵琶湖デビュー3月に本格的な海デビューした僕も安心して乗れた。荒れた海から何度も無事戻ってくることが出来たのも多くはこの安定性と意外と風に強いからかと思う。

 以前片方のエアチューブが空気漏れしたときに実験で漕いでみたが、意外と漕げることが判明。これに船形も相当安定性に寄与していることがわかりました。でも乗るときはしっかり空気入れる必要がある、まあ当然ではあるが。 

 安定性が非常に高い為、僕のような技術未熟者にとってはリーンするのがややしんどいのだが、技術レベルの高い方には、二次安定性が高く、ロアストリンガーが膝に掛けやすい為、非常にやりやすいとのこと。この艇の性能を本当に引き出す為には、技術を磨く必要があるということか。

 

 積載量

 ハイボリューム艇故、荷物は結構積め、デイツーリングなら余裕の積載量で、中長期ツーリングに対応している。ただ前後のハッチがスモールサイズなので小さな荷物の出し入れえとフレームの位置調整用といったところ。

 フレームについて

 上で書いたようにGグラスファイバーと耐水マリン合板のハイブリッド。見た目も美くくつよい。そして強い。

 Gグラスファイバー

 耐久性及び耐衝撃性はファルトのフレームとしては最強。そして錆びず膨張せずと欠点らしい欠点が無いフレーム。原価がアルミフレームの4倍以上というのが唯一の欠点と言われている。いろいろな素材を合わせて作っていて、種類は20を越えるとか越えないとか。下の画像はこのフレームを踏んでいるところ。このように踏んでも折れない高強度、弾性を誇る。

       

         IMGP0261.jpg     IMGP0119_20090128163533.jpg

                    

  耐水マリン合板

 耐久性に優れ相当頑丈なフレーム。リブフレームとして採用されている。木である故に浮力もあり、少しは積載可能重量アップに寄与していると思う。現在日本で普通に手に入れることができる(製造中にされているファルトは除く)唯一のウッドフレーム採用がフジタのハイブリッドフレーム艇。天然素材はやはり見た目が良く、心が和む。

         IMGP0265_20081110105848.jpg      IMGP0280_20081110105910.jpg    

  

 乗り続けてみて思ったこと

 正直、普通のツーリングにおいて、5mもの長さのファルトはオーバースペック気味であると個人的には思う。長ければ重くなるのだ。しかし荒れたときや、中長期遠征等ではこれが生きてくる。普段のツーリングでは保険的な要素というべきか。荒れてこそこの艇の本領発揮できるというのは、上に書いたとおりである。まあ頼もしい艇だ。 

 ハードパドラー曰く

 河野店長から聞いた話だが、技量・経験・体力抜群の海峡横断も問題なくこなすグリーンランドタイプカヤック乗りの方が、シーショアに乗って絶賛していたとか。一時安定性の低いカヤックを好んで乗る方は、基本的に安定性の高いカヤックを物足りなく感じ、その人個人の評価は下がりがちである。その話を聞いて正直驚いた。その方曰く

      「この艇なら波の中で自分の思い通りに動かせる」

 当方にとってシーショアは「漕いで楽しむ艇というよりも、無事戻ってくる為の艇だ」なんて良く言ったりしているが、なにか隠された実力があるのかも知れない。そういえば荒れた海で乗っているとき、変な言い方だが「僕自身はちょっとびびっているが、シーショアをこいでいるのが妙に楽しい、そして結構操作しやすい」と思ったことが何度かあった。まあこれからもどんどん出撃して、開拓?していこう。 
 
 
 荒れた海での強さの秘密

 Gグラスファイバーポールにどうやら秘密があるようだ。アルミフレームよりもしなるので、波の衝撃吸収、安定性を保つことが出来る。荒れた海では高速艇に追いつけるのは、どうやらこれが理由のようだ。まさに眠れる獅子が目覚めるが如く、ラフな状況こそ、この艇の真骨頂が発揮できるというところ。  

 
 思い出のツーリング

 平成17年の2月頃 琵琶湖岡山遊園地より出撃、近辺をカズさんとツーリング

   何時もの記念撮影     河口      雪の中組み立て

 

スポンサーサイト
 コメント
この記事へのコメント
初心者なんですけど…
僕はカヤックに一度も乗ったことがないんでカヤックのことについて全然分からないんですけどカヤックでキャンプしたりツーリングしたりする そういったOUTDOORなことが大好きです。だから将来カヤックにも乗ってみたいと思っています。
この話しとは関係ないのですがこのシーショアは川下りなんかにも向いているんですか?教えて下さい。
2008/10/23(木) 03:55 | URL | SARU #-[ 編集]
実は
是非一度乗ってください、カヤックに。これで人生が変わったという人、多数ですよ!

この艇は海で使用されることを前提としたシーカヤックなので川向きではありません。当方所有の艇で今販売されているものであれば、アルピナ2-430やパフィンスポーツが向いています。川に向いているタイプというのは、艇の長さがあまり長くなく、回転性がいいやつということになります。
2008/10/24(金) 09:04 | URL | てっさん #-[ 編集]
他にも聞きたいことがあります。
ご説明ありがとうございます。

僕は海も川もカヤックで行きたいんですけど、そういうカヤックはないですか?川といっても下流で流れがともゆっくりな所です。

2008/10/24(金) 11:48 | URL | SARU #-[ 編集]
どちらをメインにするかで
違ってきますSARUさん。すべての面で優れているカヤックは無いのですが、たとえば下流域限定ではシーカヤックで問題ないかとおもいます。スピードが出るので有利でもあります。ただボリュームがあるので川向きの艇にくらべて陸上での移動がしんどくはなりますが、慣れればどうということもないですね。

 ただ川を漕ぐならやはりあるていど回転性のあるカヤックのほうが楽しいです。艇選び、難しいところですが、出来たら試乗されたほうがいいかと思います。
2008/10/25(土) 12:36 | URL | てっさん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
 トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tessanfalt.blog80.fc2.com/tb.php/45-eabd1177
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。